特発性間質性肺炎(IPF)が確定する前から睡眠時無呼吸で夜間に息苦しくて目覚めることがありました。
この病気になってからますます頻繁になり寝るのが怖い日も続きました。ひどい日は1時間おきに目覚めることも・・・
主治医に相談すると自宅でできる簡易検査をすすめられ、多少の無呼吸があるがCPAPを着用する必要はない診断でした。
その後も夜間の息苦しさが続くので再度相談しましたら、病院に一泊し検査してみないとわからないが間質性肺炎の影響はあるとの事。
苦しい日々が続くなら夜間だけの酸素吸入をしても良いと言われました。
ある朝、息苦しくて目覚めテレビをつけるとNHKの朝のテレビ体操が・・・やってみよう!ということで半年が経過しました。
テレビ体操は6時25分から10分、その中にラジオ体操が含まれます。子どもの頃からやってきた体操ですが、いやいや奥深い!
手のひらを結んで動かす・回す、広げるときにひねったり、足のかかとを浮かしたり浮かさなかったり、首の動きや腕の振り方まで・・・身体に染みついている体操とはだいぶ違っていました。
細かいところまでマネをするとけっこうな運動量です。最近はテレビ体操をしながら自分独自の腹式呼吸をしています。
それが、素早いヨガをしているような感覚で息が上がるときもあります。午後の短い距離のウォーキングでは鼻から2回吸って口から4回吐きながら歩きます。
これを続けて半年、夜間の息苦しさが少し改善されてきました。最近は寝るのが怖いことはありません。
寒くなってきたので、テレビ体操の時間にサッと起きるのは辛いですがこのまま調子がよければありがたいです。
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