友人の看護師は総合病院に勤務していて、夜間勤務もこなしてます。
先日、話す機会があったので、何気なく
「夜間勤務は医師や上司の監視も無く、気軽でいいんじゃないか・・」
みたいなことを、軽い気持ちで話題にしたところ、猛反発をくいました。

 

私としては、大手製造メーカーの交代勤務内容はある程度理解しています。
かなり自動化が進んでいる製造メーカーの夜間勤務は、非定常作業はほとんど無く、稼働しているプラント内で、トラブルが起きないよう維持管理することが主な業務です。勿論細かい非定常作業はありますが、それが多忙で重要なプラント監視できないほどの忙しさではありません。よってかなり長時間、プラント監視モニター室でモニターを眺めていることになります。眠い以外は体力的には楽で、比較的暇な時間が多い勤務です。

夜間勤務に対する認識はそんな程度だったので、看護師の夜間勤務もそんなに大変とは思わなかったわけです。

 

彼女が言う看護師の夜間勤務の仕事は、以下のようにかなり厳しい内容でした。

 

・自分が受け持っている患者は20人前後。

 

・手術前後の方や重症の方には夜間でも定期的に、投薬、点滴、人工呼吸器点検、痰の吸引、心電図チェック、血圧脈体温測定、体位交換、おむつ交換、胃婁からの注入など行う必要がある。

 

・手術後時間が経ち、落ち着いている方でも、夜中数回の点滴交換や車いすでのトイレ・洗面所への移送が必要。

 

・高齢者が多い場合は認知症の方の徘徊に対応。

 

・急変や臨終があれば数時間つきっきりとなる(結構、夜間に起きる頻度が高い)。

 

・ナースコールがあったらその都度対応。ナースコールを異常なほど頻繁に押す方もいるが、その都度対応せざるを得ない。

 

・人命がかかっているので、仕事のミスは許されない。

 

・その合間をぬって事務処理、記録、書類作成、翌日の薬・点滴の準備、検査や手術の準備を行う必要がある。

 

話を聞いて、彼女に謝りました。そして、なぜそんなにも過酷なのに続けられるか?と改めて聞いてみました。彼女が言うには
「本当に助けが必要な人の役に立っていることが実感できることに、何物にも代えがたい充実感、喜びを感じる。」とのことでした。

 

看護師さんは尊敬に値する素晴らしい職業だと改めて見直しました。
彼女の周りに後光が射しているように見えました。

プラス思考とマイナス思考、一般にマイナス思考は良くないと言われています。

プラス思考が良いと言って、どんな状況でも無鉄砲に前進する人がいます。

調子が良ければいいのですが、たまに足元をすくわれることもあります。

 

注意深い人はどちらかというと、マイナス思考に近い考え方をします。

現状維持が、先が見えて一番安全に見えるからです。

石橋を叩いて渡る思考というのは、プラスのマイナス思考だと言えます。

石橋を叩いても渡らない人が、マイナスのマイナス思考でしょう。

いつでも自分は失敗するのではないかと思い、前進できないのです。

 

小さな失敗は前進です。

それを克服する努力こそが、プラスになります。

 

マイナス思考を克服するには、マイナスを見つめてばかりいないで、それと反対のことに注意を向けるべきです。

何かを恐れて、マイナスになるのは、逆にプラスは何かも分かっているからです。

 

注意を向けるべきことを、言葉にして、口に出し、イメージを明確にしましょう。

それを習慣にすることによって、マイナス思考は影をひそめ、

注意深く事を進める、芯の太い人間になれるでしょう。

 

近頃、熟成という言葉をよく聞きます。

主として食材に関して使われる言葉のようです。

熟成肉というのがあるそうで、テレビなどの取材で、タレントが熟成肉を食して

「すごくうまいー」と笑顔満載ではしゃいでいたりします。

 

その熟成肉を家庭でも作れる方法があるとかで、WEB等で紹介されているようですが

専門家に言わせると

「家庭で熟成肉を作るのは、ほとんど不可能」とのことです。

これもWEBの記事で見ました。

 

塩漬け、味噌漬けなどで、肉は日持ちして、味も変わりますが、これは熟成とは違います。

熟成とは、肉の中のタンパク質が分解して、うま味のあるアミノ酸に変化することで、

高度で精密な保管環境が必要とのことです。

アミノ酸は化学調味料の成分グルタミン酸などがその一種ですが、うま味を持っています。

外部から酵素などを添加して、納豆のように発酵させることとは違います。

 

家庭用の開閉の多い冷蔵庫で低温保存しても、熟成する前に腐敗します。

少し腐った肉の方が熟成していてうまいなどと、食べてお腹を壊さないように注意して下さい。

というか、市販の肉はその場でさばいたもの以外、買った時点で肉屋さんの店先で少なからず、熟成されています。

肉は購入したら、なるべく早く料理して食べましょう。

すぐ食べられないものは冷凍保存したほうが安全です。

 

魚の刺身でも同じようなことが言われています。

熟成刺身で握るお寿司屋さんなんてあるようです。

 

魚の場合は、自分で釣ってきて、さばいて刺身にできます。

この頃はさばいたすぐの刺身より、冷蔵庫に数日間保管した方がうまいといわれ

我が家でも、妻は釣りたての魚を貰うと、すぐ食べずに熟成させてから食べることが

あります。

「もうそろそろ、あの刺身がおいしくなった頃」とか言って夕食に出してきます。

私はなんだか不安ですが、まだお腹を壊したことはないので、恐る恐る食べています。

 

釣りたての魚を船の上で刺身にしたり、

活け造りの店で泳いでいる鯛を水槽から出して、刺身にして食べ、

「新鮮でしこしこして、最高にうまいー」と言っていたのは、何だったんでしょう?

 

熟成した刺身は味はともかく、歯ごたえはなくて、柔らかいものです。

これからはこの歯ごたえを「熟成していてうまい」というべきか悩んでいます。

 

素人は熟成と発酵と腐敗の区別がつきません。注意しましょう。