今学生から研修医になって、思い出す度に考えることがあります。

心外の先生のICは本当に上手かった。冷たくなく、でも冷静に。医学的知識のない人が非日常の場で理解できるように、わかりやすく正確に。ゆっくりはっきりと。
私はあんなICがあんな場で出来るようになるだろうか。

私はあの時こうはならないと誓ったように、輸液で血圧上がってハイ終わりとしていないだろうか。救急外来で帰宅させた患者さんはみな無事日常に戻っているのだろうか。

最近は罪悪感や悔しさと共にそんなことを考えています。