「私にできること」



ずーっとこの

嫌悪感をいだいていたんだね

ずーっとこの

違和感を感じて苦しんでたんだね

なぜそこを守ろうとして

なぜそこから抜け出せないの



私は、いくじなし?

嘘くさい目をしているよ


英雄気取りで暮らして来た

オトナと同じ目で

いつもと同じ朝の闇


この寒空の下

赤々とくすぶり続けている火種を消して

よく目を凝らすと

スーッと細長い白濁の煙が

揺らめくことなく

どこからともなく

真っ青なソラへと向かっているのが

あなただったら見えるでしょう


朝だって

夜だって

関係ないよ

いつかは

この煙たちが

春の強風にあおられて

想像すらできない自由という僻地にたどり着くでしょう



私は、ただの

傍観者だから

あなたの心には

踏み込んだりしない


見つけて

探して

掴まえて

そして

堪えて


掴んだ腕をそっと

離したら

そのチカラを

燃えたぎるエネルギーを

熱い熱いオモイを


私に返して