びーず

小学校高学年の頃、2つ上の兄がバンドにはまり家のラジカセからはよくわからないバンドの音楽が流れるようになりました。
アニメの主題歌やドラマの主題歌くらいしか知らない子供だったので、バンド音楽の良さはよくわからなかったのだが、いっちょまえにこの人達は売れる‼️と兄が言い放ちリピートで聞くようになったのが、びーずです。
見た目も知らず歌の意味もよくわからず、暴君の兄によって私の脳にはびーずが刻まれる事になりました。
本当にびーずは30年以上も走り続ける人たちで、私はただただ追いかけるだけの人で。
人生がこんなにも激動で、平和に生きる事が難しいと知ってもなお情熱を失わず聴いてしまうびーずの音楽。悲しみのどん底に寄り添うのは鬼束ちひろ。どん底に僅かな光をさしこんくれるのがびーずです。
私の心がまだ壊れないでいられるのは音楽がいつも側にいてくれるから。ありがとう。