将棋ってすごいよね
いや私は二歩が反則ってことぐらいしか知らない将棋初心者なんですけどね。うちの娘現在小学3年生。我が子ながら不思議な性格だし趣味がシブい&私のせいで可愛いの基準が若干オタクよりのだまってりゃ可愛い感じの子。多分。背も低くとってもガリガリだけど足は速いし筋肉ついてて運動神経抜群なのにダンスはなぜか下手。趣味は図鑑と辞書を読むことと将棋。成人男性より多く食べる将来有望なフードファイターになれそうだな~って感じの大食い。1食1kg食べる。なのに太らない。うらやましい。3歳の時に教えてもないのにひらがなが読み書きできるようになり4歳になったらアルファベットとカタカナの読み書きができるようになっていた。「もっと勉強したいんだけど・・・」と言われて、え、もういいんじゃない・・・・?どうせいやでも小学校入ったら勉強させられちゃうしていうか何をしてあげればいいんだかわからないんだけど????とか返しちゃう親としてどうなのっていう私の反応・・・ごめん娘・・・私はあんまり子育てに悩んだことがない。というかいい意味で私は子供に期待をしていない。好きなようにやってくれたらいいな~大人になって困らないように必要最低限の礼儀作法だけ教えておくからあとは自由にしていいよって感じ。子供が失敗して怒る気にならない。だって人生まだ何年目だよ。そりゃなんもわからなくて当然じゃんねいろんなものこぼそうが、たらそうが、家の中ひっくり返されようがいたずらされようが、わがまま言おうが今は8歳だけどたかが8年。なにがわかるっていうんだろう。私は四捨五入したら、30になる平成生まれだけど未だにわからないこともあるし失敗もたくさんしてしまうんだもの。人に言えたことではない・・・w怒って何になるんだろうって結論に達してしまう。だから基本怒ることはない。でもずっと心配していたことがあって娘はいろんなことができるようになるのがほかの子よりちょっと早かったみたいで器用というのかな。すぐになんでもできる代わりにちょっとでも失敗すると、これは無理だからもうやめますっていきなり放り投げてしまう癖があった。なんだったらこれはもう出来る自信がないってだけで触ろうともしないものも。妙に失敗することを恐れている感じがした。でも別に失敗から学ぶことは必ずあるので、そこは投げないで~って感じ。わりとできちゃうからそこまで必死に頑張らないんだよねいつも95点くらいみたいな。いやもうちょっと頑張ったら満点だったのに!おしいのに!ってところでまあもうこのへんでいいじゃんって諦めちゃう的な。伝わりますか・・・?wで、ですね、娘去年あたりから将棋に興味がでてきてやりはじめたんですねでもう既に私ぼろ負けするレベルまでできるようになったんですけど・・・・将棋って自分で負けましたって宣言できちゃうじゃないですか。最初始めたころは別に詰んでるわけでもないけど娘的にあ~、もう無理やろ~みたいな感じになったらすぐ「負けました」っていうんですよ。私はまだ詰ませてないのに言われるのでえ???なんで???って毎回なってて。でも投了されたら終わりなんで・・・で友人に学生時代に将棋の大会?とかに出たって子がいるんで、相談したんですよ。そこでその友達に私と娘のさす将棋見てもらって、いつも通り娘が唐突に投了したときに友達が「それまだ負けてないよ。よく考えてみてごらん。将棋は王様がとられるまで負けてないんだよ、まだ王様を助けられる方法があるよ。」と、アドバイスをしてくれたんですね。私には難しくてわからなかったんだけど・・・w娘は長い間考えて考えて、そこで、なにかに気が付いたみたいでそれから本当にもうどの駒動かしても持ち駒使っても詰んでるってとこに行きつくまでは長時間必死に考えるようになって、詰むまで途中で投げて投了しないし負けた時には悔し泣きをするように。8年間の中で娘の悔し泣きなんて初めて見てびっくりしました。少し前近所で小規模な小学生のみの将棋大会をやるときいて私としか差したことないし、同年代とさせる機会なんてそうそうないし参加してみようよ!と娘に言うと「将棋は男の子しかしないんだよ・・・?男子にまじるのいやだなあ・・・」と返された。え、そ、そうなの・・・?てか男子とか意識するようになったんだwと思いつつまあまあいいじゃんなんでも経験してみるといいよ~と連れてったところまさかの見事に小学校高学年男子しかいない!!!;;ほんとだった~~うわ~~~めっちゃ娘浮いてる~~~なんか隅っこで硬直してる~~~見たことないくらい目が死んでる~~~娘ほんとごめん~~~!!と心の中で叫ぶ私・・・(保護者は声掛け等してはいけないのでめっちゃ遠くで見守ることしかできない)その横ではオセロ大会もしていて、そこは低学年の子もいっぱいいて女の子もいっぱい・・・かたや将棋大会の方は参加人数10人くらいだし娘以外高学年の男子・・・オセロ大会に参加してる子の保護者の数人は娘と同じ学年の人もいて私に「あれ?娘ちゃん将棋の方にでるの?ていうかルールわかるんだ?すごいねえ~」と声をかけられ「あ。はい・・・あはは・・・」と苦笑いしか返せない=_=;情けない・・・で、試合が始まってどんな手を打っていたのかは遠くからなのでわからなかったが娘の試合の長いこと長いこと・・・・相手も娘もひたすら悩んでいるようであ、あれ??=_=と見守っていたんですがしばらくするとまたもママ友に声をかけられ「ねえ。娘ちゃん試合相手、この前大きい大会で優勝した六年生だよ?すごい粘ってるね・・・すごいね・・・!!」と。えええ!?!?とドキドキして待っていたら試合が終わって娘が帰ってきた。「詰むまで、考えた・・・・でも、負けた。」と。暗い顔・・・いやいや、六年生を苦戦させてるだけでめっちゃすごいよ!?!?すごく考えたんだね!!頑張ったね!!!と、頭をなでくりたおしてしまった・・・なんでもすぐに逃げて投げ出す娘が長時間、自分よりも年上の男の子ってだけでびびっていたのに粘り続けていたという成長になんだか泣きそうになった。その後5戦して見事に1勝も娘はできず。でもどの試合も「全く手はぬかなかった。一生懸命考えた。でも負けてしまった。」と。最後の方では涙を目にいっぱい溜めて震えていて思わずだっこしてしまった。そういえば小学校にあがってから、赤ちゃんじゃないんだからもうやめてと言われだっこなんて久々にした。すごく重くなっていた。案の定恥ずかしいからやめてとすぐおろせと言われたが・・・;きっと娘は今までこんなに頑張って負けたことなかったんだろう。帰り道、私は手をつないで、なんて声をかけていいかわからなくていつもの感じだとこれで娘は将棋やめちゃうのかなあとか考えつつ「今日は悔しかったねえ!まさか高学年の男子ばっかりなんてね~!!」と笑って言ってみたら「うん。でも将棋してるときは男の子とかあんまり関係なかったよ。悔しかったから、もっと勉強して次は勝つよ。」と真剣に娘が返してきてなんだかこっちが救われたような気持ちになった。ちょっと前まで自分でトイレすらできなかったのに子どもの成長ってびっくりするほど早いんだなってのときっと娘は将棋に出会えてよかったんだと思う。うまくできるのによく投げ出す娘に、どれだけやっても覚えられないで毎日失敗する私は、よく正反対だねえと言われていて私自身しょっちゅう「結果だけで全部が決まるわけじゃないよ、頑張ってみると面白くなることやできるようになることも沢山あるから、もう少し時々は努力してみなよ~」なんて言っていたんだけど親の言葉ってのはあんまり力がないときもあって将棋があって良かったなあと思ったのでした。まだ小3の娘には普通の将棋の本は読めない漢字が多すぎて困っていたのだが(相手になってくれる同年代女子の将棋できる子もいないらしい)この前全てにふりがながふってある1手詰めの本を発見し思わず買ってしまい昨日プレゼントしたところ夢中になって読んでいて?(なんか問題をといているらしい)本日「おかあさん、この本はいい。すごく勉強になる・・・・ありがとう・・・」と、とても喜んでもらえたのでお母さんは満足です・・・w別に将棋じゃなくてもいいんだけどなにか好きなものが見つかって良かった。