ラスベガスと言えばギャンブルなので、今回は少しラスベガス
のギャンブル事情について 書いてみたいと思います。
毎月、300万人以上の人がラスベガスを訪れています。
カジノ収益はマカオに大きく水をあけられているとはいっても、
ラスベガスはまだカジノ、ギャンブルの中心地の一つである
事には変わりはありません。
ラスベガス市内には、ストリップと呼ばれる場所とダウンタウン
があり、この二つがカジノの集中している地域です。
もともとはダウンタウンからラスベガスが始まってますが、今では
全ての中心は完全にストリップへ移行しています。
ラスベガスは、ギャンブルだけではなく、コンベンション、ショー
ビジネスのメッカとして知られていますが、特にショービジネスでは
シルクドソレイユと呼ばれるカナダ発のエンタ集団が活躍してます。
べラジオのオーとかMGMのカーで有名な団体ですね。
とはいってもやはり、ラスベガスと言えばカジノ、ギャンブルです。
カジノには、大きく分けてマシーン系のものとテーブルゲームと呼ばれる
ものがあります。
マシーンにはスロットマシーン、ビデオポーカーなどがあり、テーブル系には
ブラックジャック、ポーカーなどがあります。
さて、カジノホテルは見た目が派手で、内部もかなり凝った装飾にあふれて
います。
相当な金額が、内装などに使われていると容易に想像できます。
どこからこの金が入ってくるかというと、カジノの収益の60%以上は
スロットマシーンから来ます。
どのくらいの割合で負けるかというと、一回にかける金額の50倍の金額を
1時間で失うと言われています。
スロットには、1セントからかけられますが、一回に1ドルずつかけるとすると
1時間で50ドル失う計算になります。
だったらなぜこんなゲームをするのかというと、ごくたまに高額の賞金を
出す人がいて、これをカジノ側は大々的に宣伝します。
これを見た人は、自分にも当たるのではと錯覚を起こすわけです。
最も勝つ確率が高いと言われているブラックジャックですら、カジノが勝つ
確率は客よりも0.5%高いと言われています。
0.5%なんて全然大したことないと思われるかもしれないですが、
これはあくまでベーシックストラテジーというコンピューターシュミレーション
で計算された方法で完璧に賭けた場合です。
普通の人は大体カジノに対して2%の確率で負けていくといわれてます。
100ドルかけるごとに、2ドル取られていくわけですね。
The House always wins
カジノはいつも最後に勝つ、と言われるのはこのためです。
しかし、プロのギャンブラーは結構いて、かれらはギャンブルで生活する手段
を持っています。
ブラックジャックでもカードカウンターと呼ばれる人は、ブラックジャック
で生計をたてています。
しかしこれらの人たちは、相当な時間と労力をかけてギャンブルでお金を
作っています。
負けるときは負けるのです。やはり、一般人には、相当な時間をかけて努力
をする決意がなければ生き残れないない世界だと思われます。