今回は山口県萩市について扱います。山口県北部にある全盛期の1955年には人口が10万人近くまでいた市です。ただ、人口は減少気味ですが山口県の北部の重要な都市であることには間違いはいないと思います!

 

【松下村塾】吉田松陰が数多くの弟子を輩出した由緒のあるところですね。ご存じの方が多いと思われます。わずか1年半しか存在しなかった塾なのですが高杉晋作や伊藤博文などの偉人を出した明治維新の根源となった場所です。ちなみに萩が世界遺産になったことで観光客が多いように感じます。

 

 

【萩の城下町】世界遺産になりましたね。江戸時代の街並みです。一般の家のみでなく幕末に関係する人たちに関する歴史のある建造物や昔からある商家などが多く残っています。維新の志士たちの想いも馳せることができるのではないでしょうか?(笑)

 

 

【明神池】海の潮の満ち引きによって水位が変わる汽水湖となっています。また汽水湖なので湖なのですがボラなどの回遊魚がここに生息しているそうです。ここは小さなバイオームなのかもしれないですね。ちなみにここは3つの池がありどれも通年良い景色を見られるパワースポットです。また湖の魚に餌を与えてることもできます!

 

 

1⃣萩市の基本情報

・人口   44151人(2022/03/31 住民基本台帳より)

・面積   698.9㎢

・人口密度 約63.2人 

 

人口密度だけに注目すると北海道並の人口密度な気がしますね。さすがに全盛期と比べると半分くらいに減っていますね(´・ω・`)

 

 

2⃣萩市の人口推移(2025年からは予測

・2000年 61745人

・2005年 57990人 (-6.08%)

・2010年 53747人 (-7.32%)

・2015年 49560人 (-7.79%)

・2020年 45302人 (-8.59%)

・2025年 41113人 (-9.25%)

・2030年 37064人 (-9.85%)

・2035年 33216人 (-10.38%)

・2040年 29527人 (-11.11%)

・2045年 26119人 (-11.54%)

 

◇2000年から2045年までの増減率 (-57.70%)、、、、、(;;)

 

 

3⃣人口についての意見や考察

山口県内では比較的大きい都市の下関市や山口市とは隔絶されていて国公立の大学がないために若い人達がやむおえず外に出ないといけないという状態なのかな?と思いました。またこのことから生産年齢人口の確保にも苦労することになり、その地域自体の産業の斜陽化につながるのかな、、と。。ただ、山口県北部では長門市とともに山陰の日本海側の重要な都市ではあると思います。また人口について触れるなら減少率が10%を超えるあたりから本当に若者たちの割合が低下して、萩ではないところで子育てをするということが考察できそうだなと感じます。先ほどのことと重なるのですが、そうすることで後継者不足に陥り貴重な文化の損失や産業の衰退につながるのかな?と感じます。個人的には地方都市の衰退は寂しいことだと思うので日本政府に早く対策をして結果を出すところまでしてほしいです。

 

 

 

 

参考にどうぞ