仕事やプライベートで「牽引(けん引)免許」が必要になった場合の、取得費用と受験方法をお伝えしていきます。  

 

 

牽引(けん引)免許取得の費用と方法

牽引免許の取得にかかる費用は、地域や自動車学校、そして受験方法により違ってきます。 通常は、以下の3通りから選び受験することになるでしょう。

 

  • 運転免許試験場での技能試験(いわゆる一発試験)
  • 公安委員会指定の自動車学校へ入学し通学する
  • 自動車学校が行っている合宿プランへの参加

 

 

試験場での一発試験

費用は最も安く、1回につき約7,000円程度で受験可能です。 【試験手数料2,600円 交付手数料2,050円 併記手数料200円 車両使用料1,450円】  

 

自動車学校に入学し通学

地域や自動車学校の料金設定により違いがありますが、15万~20万円程度が相場です。  

 

合宿プランで取得

合宿プランの場合も、地域や学校の料金設定による違いがありますが、中でも宿泊費による差が一番大きいようです。 費用の安い「相部屋」タイプから、ビジネスホテルの「シングル」を使ったプランまで様々です。 相場は、13万~20万円程度が多いようですね。 

 

 

 

牽引(けん引)免許とは?

牽引(けん引)免許とは、自力で走行することの出来ない「台車」や「トレーラー」など、車両重量750㎏を超える車を牽引する場合に必要な免許のことです。 免許の種類は、大きく分けて以下の3種類。  

 

牽引第一種免許

牽引免許といえば、通常この免許のことを言います。 車両総重量が750㎏を超える貨物トレーラーや台車などを連結して運転する際に必要な”第一種免許”です。  

 

牽引第二種免許

トレーラーバスなど、乗客を乗せて営業運転する場合に必要な”第二種免許”です。 運転免許の中でも最高峰と言われるこの免許を必要とする人は、全国的に見ても少ないと思われますが、私(編集長)の住む福岡では、連節バスを使った路線バスが普通に走っているので、保有者が意外に多いのかもしれません(※本来、連節バスの運行に牽引二種は必要ないですが、社内規定で取得させる事業者が多いようです)  

 

牽引小型トレーラー限定免許

ちょっと聞きなれない名前ですが、俗に「ライトトレーラー免許」と呼ばれているものです。 車両重量750㎏以上で2000㎏(2トン)以下のトレーラーなどを牽引することが出来る限定免許で、例えば、車両重量1000㎏(1トン)のキャンピングトレーラーなどを牽引することが可能です。 ただ、この免許の取得には以下の注意点があり、意外と敷居が高いかもしれません。

  • 受験方法は、運転免許試験場での一発試験のみ(自動車学校での教習はない)
  • 試験車両を自分で用意して持ち込む必要がある(牽引免許保持者に運転してもらう)

 

 

 

牽引(けん引)免許の取得条件

牽引免許の取得条件は、「一種」と「二種」で違いがあります。

牽引一種免許の取得条件

大型免許、中型免許、普通免許、大型特殊免許のうち、どれか1つを持っている必要があります。 その他の条件は以下の通り

年齢 満18歳以上
視力 両眼で0.8以上(片眼0.5以上、眼鏡、コンタクト可)
深視力 3回測定し、その平均誤差が2㎝以下であること
聴力 10㍍の距離で90デシベルの警音器の音が聞こえること(補聴器使用可)
色彩識別 信号機の色(赤、青、黄)の識別ができること

 

 

牽引二種免許の取得条件

大型免許、中型免許、普通免許、大型特殊免許のうち、いずれかを通算3年以上持ち、さらに牽引一種免許又は他の二種免許を持っていること。 その他の条件は以下の通り

年齢 満21歳以上
視力 両眼で0.8以上(片眼0.5以上、眼鏡、コンタクト可)
深視力 3回測定し、その平均誤差が2㎝以下であること
聴力 10㍍の距離で90デシベルの警音器の音が聞こえること(補聴器使用可)
色彩識別 信号機の色(赤、青、黄)の識別ができること

 

 

 

おわりに

牽引免許というのは、単独で持つことは出来ない特殊な免許ですが、大型や普通など、他の免許と組み合わせることで、仕事や趣味の幅が大きく広がる可能性があります。

 

 取得するのは難しいと言われる免許ですが、興味のある人はチャレンジする価値は十分ありそうですね!