これまでの記事で、アメブロユーザーに向けて

 

・WordPressとは何か?

・WordPressは難しいのか? アメブロを長く使ってきた人でも使えるのか?

 

という疑問に対しての回答を書いてきました。

 

 

 

 

 

今日はさらに詳しく具体的に、アメブロとWordPress、それぞれのメリット・デメリットについて書いてみます。

 

 

 

 アメブロのメリット

●無料で気軽に始められる

 

なんと言っても無料で気軽に始められる、という点が挙げられます。

 

これまでWEB経験がなくても、知識がなくても、誰でも簡単に始められるということが最大のメリットです。

 

その点から、「ビジネスブログを始めるならば、まずはアメブロから」というスタンスの方が多いです。

 

 

●利用者が多い

 

単純に人がたくさんいる、というメリットがあります。

 

アメブロという巨大なショッピングモールにお店を出店しているような感覚なので、ショッピングモール内にいるお客さまが来店してくれる、という可能性が高くなります。

 

 

●コミュニケーションツールが充実している

 

アメブロにはフォロー、いいね、コメント、メッセージといった、ユーザーとのコミュニケーション機能が充実しています。

 

特に前までは読者登録と呼ばれていたフォローシステムは、フォロワーへブログ更新情報を届けることができるといる、画期的なシステムだといえます。

 

SNS的な感覚で使えて、ユーザー同士でコミュニケーションが取り合えることが魅力的です。

 

見込み客がアメブロ内にいるとしたら、その方とそれらのツールを使うことによって距離を近づけることができます。

 

 

 

 アメブロのデメリット

●広告が表示される

 

無料ブログサービスであるがうえに、記事内の随所に広告が表示されます。

 

特にスマホ表示の場合、いたるところに広告が表示され、記事を読むことの妨げになります。

 

広告を外すこともできますが有料になり、月額1,008円が必要になります。

 

 

●削除のリスクがある

 

無料で使えるサービスであるがうえに、なんらかの理由で突然削除されるという恐れがあります。

 

実際にブログまるごと、あるいは記事を削除されたという方はたくさんおり、ビジネスブログを書く場合は注意が必要です。

 

 

●サービスが終了する恐れがある

 

これまた無料ブログであるがうえに、サービスの提供元であるサイバーエージェントがサービス終了させる恐れがあります。

 

ブログは蓄積型メディアと呼ばれますが、もし仮にサービスが終了した場合、これまで書き続けてきた財産とも呼べる記事の全てを失うことになります。

 

現実的には今のところ考えにくいですが、いつそうなってもどうしようもできない、というリスクがあります。

 

 

 

 WordPressのメリット

●独自ドメインで運営できる

 

アメブロの場合、ドメインに「ameblo.jp」というアメブロのドメイン名が付きますが、WordPressであれば「miuratakeshi.com」というように、オリジナルのドメインが使用できます。

 

ユーザーから見た信頼度という点では、この独自ドメインの方が圧倒的に有利になります。

 

 

●機能性に優れている

 

WordPressはブログ機能としてだけでなく、ホームページやネットショップ(ECサイト)としても利用可能です。

 

ホームページを運営しながら、同一サイトでブログ運営もできる、ということですね。

 

ホームページとブログの一体型サイトを構築することで、サイトを訪れたユーザーにより濃い情報を届けることができます。

 

 

●テーマ、プラグインなどの追加機能が充実している

 

WordPressを開設した段階では、用意されたテーマ(テンプレート)を使用しますが、無料・有料問わず多くのテーマが配布されているので、それを利用すればオリジナルデザインの完成度の高いデザインにすることができます。

 

ある程度の専門知識は必要になりますが、デザインの自由度が高いため細かい点までオリジナルにこだわったデザインをにすることができます。

 

また、プラグインと呼ばれる機能拡張プログラムを追加することも大きな特徴です。

 

SEO強化、各種フォームの追加、バックアップ機能、エディタ機能、SNS連携など、多種多様なプラグインが用意されていることから使いやすく、完成度の高いWEBサイトが構築できます。

 

 

●ブログが削除される、ブログを失うリスクがない

 

これは言ってみれば当たり前のことなのですが(笑)、自身で管理運用しますので、ブログ自体が削除されるということはありません。

 

突然サービスが終了したり、規約違反などで削除される恐れがないので自由に商用利用が可能です。

 

レンタルサーバー契約を解約しない限りブログは存在し続けるので、記事は書けば書くほど蓄積され、財産になります。

 

 

 

 WordPressのデメリット

 

●運用にコストがかかる(サーバー、ドメインに費用が生じる)

 

アメブロとの一番の大きな違いは運用するにあたってお金がかかる、ということです。

 

アメブロの場合、サイバーエージェントがサーバー、ドメインを用意してくれますが、WordPressではお金を出して自分で用意する必要があります。

 

レンタルサーバー代が月々500円程度~、独自ドメインを取得すると1年間で69円〜(使われやすい.com は1,370円〜 2023年1月16日現在)

 

それぞれ1年間契約するとしたら、初期費用も含めまして、事前に10,000円程度はかかります。

 

この費用が高いか安いかは人によって異なりますが、お金がかかるということには変わりありません。

 

 

●セキュリティ面を自分で管理する必要がある

 

WordPressは、誰でも自由に改良・再配布ができるようにした「オープンソース」というソフトウェアです。

 

そのため、便利なプラグインやテーマを利用することができます。

 

ですが、それは同時にハッキング等の対象にもなりやすいという事でもあります。

 

アメブロと違って、誰もサイトを守ってくれません。

 

「自分のサイトを自分で守る」という意識が必要になります。

 

とはいえ、WordPressは世界中の人が使っているサービスのため対象にされやすいというだけで、特別セキュリティに弱いということではありません。

 

 

●最初のうちはアクセスが集まらない

 

アメブロが大手デパートへ出店している感覚であれば、WordPressは最初のうちは人通りもまばらな過疎地に出店するような感覚です。

 

アメブロの場合はSNS的なコミュニケーション要素が充実していることから、そこをうまく使うことである程度のアクセスを集めることができますが、WordPressでは皆無です。

 

最初のうちは、非常に孤独な作業が続くことになります。

 

 

 

 

アメブロとWordPressは、それぞれ特徴が全く違うため、どちらが良い・悪いというものでもなく。

 

両方のメリット・デメリットを十分に理解して、自分のスキル、職種に合ったものを上手に使いこなすことが大事です。

ブログ初心者であり、自分のサービスを購入してくれるお客さまが全国、アメブロ内にいる人は、まずはアメブロから始めて、集客するためのブログ作りの地盤を築く。

すでに何年もブログを書かれている方であったり、地域限定ビジネスを展開されている人なら、WordPressで検索流入を意識した記事を書き、アメブロはその拡散用として使う。

アメブロとWordPress、どちらを使っていても、ビジネスがうまくいっている人は読者目線のブログ作りをしっかりとしている人である、ということを覚えておきたいですね。

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

「独自ドメインとサブドメインという言葉を耳にするのですが、その違いとはなんですか?」

 

長年アメブロを使い続けているユーザーの方から、そのようなご質問をいただくことが多々あります。

 

そこで今日は、「独自ドメインとサブドメイン」について、まだよくわからない方のためにご説明していきます。

 

 

 

 

独自ドメインとは、URLが「https://○○○.com」の場合の「○○○.com」の部分のことです。

 

URLが「http://www.○○○.com」の場合は、「www」の部分をホスト名と呼び、同じく「○○○.com」の部分が独自ドメインです。

 

 

例・Google https://www.google.co.jp/

  Yahoo  https://www.yahoo.co.jp/  

 

  Facebook  https://www.facebook.com/

 

  アメブロ  https://ameblo.jp/  など

 

 

独自ドメイン以外にも、サブドメインやサブディレクトリという種類があります。

サブドメインとは、独自ドメインを細かく区分けしたドメインのことです。

URL「https://○○○.com」を「http://△△△.○○○.com」というように区分けすると、「△△△」の部分がサブドメインになります。


URL「https://○○○.com/□□□」なら、「□□□」の部分がサブディレクトリになります。


たとえば、無料ホームページスペースを利用する場合で、独自ドメインを設定しないときは、このサブドメインやサブディレクトリが付えられます。

 

Jimdoの無料プランを使われている方でしたら、

https://○○○.jimdofree.com/ の○○○の部分がサブドメイン、という形ですね。

 

 

いかがでしょうか。 なんとなく、わかっていただけたでしょうか。

 

ホームページを制作するためには、独自ドメインが必要になります。

 

 

アメブロを続けてきて、これからホームページを作ろうとした場合。

 

独自ドメインの取得が必要である、ということを覚えてみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 
 

 

長くアメブロを書き続けてきて、なかなかWordPressに移行できない方はたくさんいます。

 

実際にこれまで、ホームページ無料相談でそのような方からのご相談を多く受けてきました。

 

結論から言いますと、「決してそんなことはありません」ということになります。

 

もちろん、PCスキルそのものやライティングスキルも個人差がありますから、一概には「WordPressは簡単です」とは言い切れませんけれども。

 

 

 CSSやHTMLの知識がないとWordPressでブログを書けない?

 

WordPressを難しいと感じる方は皆さん、CSSやHTMLなどの専門的知識がなければいけない、と思われている方が多いようです。

 

もしあなたがWEBデザイナーになりたい、ホームページ制作業者になりたい、という話であれば当然そのような知識が必要です。

 

でも、アメブロで記事を書くことと同じように、WordPressでブログを書くだけでしたら専門的な知識は必要です。

 

ですが、WordPressを使ってホームページを作ることと、WordPressを使ってブログを書くこととでは大きな差があります。

 

 

つまり、わかりやすく言うと

 

●WordPressを使ってホームページを作る人(ホームページ制作業者) →  知識が必要

 

●WordPressを使ってブログやお知らせを書く人(一般ユーザー) →  知識は不要

 

ということですね。

 

 

 

WordPressのクラシックエディタはアメブロのエディタと酷似していますので、これまでアメブロを書いてきた人であれば比較的スムーズにWordPressを使いこなせます。

 

初めてWordPressを使った長年のアメブロユーザーのお客さまをこれまで何名か拝見してきましたが、皆さん口を揃えて「WordPressは意外と簡単だった」と話されます。

 

そう、実際に使ってみるとそれほど難しくないことが実感できると思います。

 

 

 

 WordPressは難しいという思い込みを捨ててみましょう

 

結論として、これまで無料ブログサービスを使ってきた人がWordPressを使うことは、ブログ記事を書くことに限っては「さほど難しくない」ということがいえます。

 

ただ、当然のことですがただ書くだけ、アップするだけでは意味がないので、常に検索されることを意識して記事を書くことが大事になってきます。

 

アメブロであれば、アメブロコミュティ内に向けて(アメブロ内にいる人に向けて)記事を書く、という部分があるかも知れませんが、WordPressで記事を書く場合は大きく意味合いが変わってきます。

 

特定のコミュニティではなく、もっと幅広い場所からお客さまを迎えるという意識を持って記事を書くことが重要です。

 

 

 

 

難しそう、という思い込みだけで WordPressに踏み込めず、アメブロを使い続けているとしたら実にもったいないです。

アメブロを何年も書いている人であれば、WordPressでブログを書くことは難しくありません。

そのことをよく認識してみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

アメブロを書き続けている人でしたら、一度は「WordPress」と言う言葉を耳にしたことがあると思います。

 

 

「アメブロはもう止めて、WordPressにした方がいいよ」

 

「WordPressは使い方が難しいから、アメブロを続けた方がいいよ」

 

などなど。

 

 

耳にすることはあるけれど、「ところでWordPressって何?」という方のために。

 

また、WordPressのことはなんとなくわかっているようで、実はそれほど詳しく理解していない、という方のために。

 

ここでは、今さら聞けない、WordPressについて書いてみます。

 

 

WordPress(ワードプレス)とは?

 

WordPress(ワードプレス)とは、世界で圧倒的に利用者が多い(シェアNo.1と言われています)、無料で使えるCMS(ホームページ管理システム)です。

 

 

世界的に有名な企業のホームページにも、WordPressで作られたりしています。


用意された、テーマと呼ばれるテンプレートを選び、テキスト入力、画像挿入などをすることで、初心者でも簡単にホームページやブログを作成することができます。

 

 

WordPressの特徴

テーマ(テンプレート)を使うことで、自由に好きなデザインのホームページが作れる

WordPressは、テーマと呼ばれるテンプレートを使用することで、ホームページのデザインを自由に設定、変更することができます。

 

自分でホームページのデザインを考えなくても、テーマを選んで使用することで、本格的なホームページが作れます。


テーマは無料から有料のものまで幅広く多数あり、作りたいホームページやブログの目的に合わせて選ぶことができます。

 

 

プラグイン機能を使って自由にカスタマイズできる

WordPressは、ユーザーが使いやすいように、基本的な部分構造はシンプルに構成されています。

その代わりに、プラグインを使ってのカスタマイズが可能です、ということです。

プラグインとは、WordPressをカスタマイズするためのプログラムになります。

デフォルトのままでは使いにくい部分を、プラグインを利用してより使いやすくするという目的になります。

例として「バックアップを行うプラグイン」「セキュリティ対策のためのプラグイン」「お問い合わせフォームを設置するためのプラグイン」など、WordPressには実に多くのプラグインの利用が可能です。

そのプラグインを上手く活用することで、WordPressはホームページの制作目的に合った独自のWEBサイトへカスタマイズすることが可能になります。

 

 

独自ドメインで自分だけのホームページが作れる

WordPressに、ムームードメイン、お名前.comなどで取得した独自ドメインを設定すれば、店名や屋号名、個人名などのURLのホームページが作成できます。

 

なお、WordPressを運用するためにはサーバーが必要になります。

 

自前でサーバーを用意しなくても、レンタルサーバーを利用することで運用が可能になります。

 

 

設定方法、不具合の解決方法などの情報はインターネット上に溢れている

WordPressは無料で使えるが故、カスタマーサービスサポートがありません。

 

ですが、先述したように世界中にWordPressユーザー、利用者がいる為、設定や不具合の解決方法がインターネット上に溢れています。

 

設定方法がわからなかったり、何か不具合が起きた時などは検索をすれば、ほとんどのことが解決できます。

 

 

基本的に無料で作ることができる

WordPressはソースが公開されているオープンソースですので、誰でも無料での利用が可能です。


また、WordPressのテーマやプラグインも世界中の利用者、作成者によって、無料で使えるものが多数あります。

テーマは無料でも優れたものが多く、有料では10,000円〜30,000円ほどで提供されています。

 

プラグインに関しては、ほとんどのものが無料で利用可能です(有料のものもあります)

 

 

幅広いビジネスに活用できる

ブログ機能だけでなく、ホームページ機能としてコーポレートサイトやカート機能付きのショッピングサイトなど。

 

ビジネスの目的に合わたホームページを、WordPressで作ることができます。


個人事業者だけでなく、法人企業、大手企業も作成用途に合わせてWordPressが利用されています。

 

 

 

これまでアメブロを使ってきて、 WordPressの利用を考えている方は、まずは「 WordPressとはどういうものか?」ということを理解してみてください。

 

 

 

 

 

 

 
 

 

ホームページ制作を始めて5年以上経過しています。

 

これまで、100を超える個人事業主のホームページを制作してきましたが、その中には

 

「今までアメブロをホームページ代わりに使ってきたが、ここでWordPressでホームページを作った場合、アメブロはもうやめた方が良いですか?」

 

というご質問も多くいただきました。

 

 

 

 

結論から言いますと、「いいえ。やめなくて良いです。これまでどおり続けてください」というお返事をしています。

 

ブログやメルマガを通して、いつまでもアメブロをホームページ代わりに使うことは止めましょう、という発信をしていると。

 

WordPressを始めるのだから、もうアメブロはやめて閉鎖した方がよい、と思ってしまいがちですよね。

 

決してそんなことはありません。

 

もし仮にアメブロのフォロワーが数百人、数千人といた場合。

 

これまで苦労して獲得してきたフォロワーを手放す必要はないですよ、ということですね。

 

 

新たにWordPressでホームページを作るのであれば。

 

アメブロにそのことをしっかりと伝え、アメブロ  →  WordPressという導線を作れば大丈夫です。

 

これまで長く続けてきたアメブロです。

 

終わらせることなく、これからも書き続けてください。

 

 

となると、

 

●アメブロとWordPressをどのように使い分ければ良いのか?

 

●アメブロとWordPressでは書く記事を分けた方が良いのか?

 

という疑問が湧いてきますね。

 

 

このブログでは、今後そのような疑問に一つ一つ答えていきますので、良かったら今後の更新をチェックしてみてください。