着物を着て2回倒れたからこそできる・栗東市 しんどくない「着付師 紫紅」のブログ

着物を着て2回倒れたからこそできる・栗東市 しんどくない「着付師 紫紅」のブログ

私は成人式と結婚式の前撮り時に着物を着て気分が悪くなり、倒れてしまいました。
着物は私にとって苦しくてしんどいものでしたが、だからこそ着付師になったのだと思います。2023年5月に乳がんと診断され、8/1左胸全摘手術をしました。

お久しぶりの投稿になりました。


ご心配をおかけしていたら、ごめんなさい汗

ホットフラッシュのような

更年期っぽい症状はでていますが…

元気ですニコニコ


さてさて今日は

不思議なご縁についてです✨


1年前


このblogがきっかけで

ご縁が繋がった方がいます。


考えてみたら、奇跡的な出会いですよね。

あんまり「奇跡」とか、簡単に口に出したりしたくはないんだけど…

そう言いたくなるような

Kさんとの出逢い❤️


普段、blogも読まない彼女が

たまたま私のblogの写真を見て

同じ病院に通院していると

コメントのやり方もわからない中で

初めてメッセージをくれたのがきっかけでした。




そのKさんとランチを食べに行きましたニコニコ🍽️

1年越しに、叶った約束💖


もう1年も経ったのか❗️

と、時の流れの早さにお互い驚いたのでした。


Kさんは、ステージ2で見つかった大腸ガンの手術をする予定でした。

手術前の精密検査をしていく過程で

実はステージ4だとわかり、手術ができない状態で抗がん剤治療をしている最中でした。


私が「手術をしたくない」と思っていた時に

「手術ができる、治療ができる、という選択肢があるのは幸せなこと」だと教えてくれました。


Kさんの言葉で、手術ができる有り難さを知り

手術に踏み切ることができました。


私はなんて浅はかだったんだろう…と

自分の視野の狭さに恥ずかしさを感じました。


彼女との出会いがなかったら

今の私はいないかもしれない

感謝しかありません。


もちろん、体調の悪い時もあるだろうけど

くよくよ考えても仕方がない

これからどうしていこうか❓という

前向きに生きる姿勢を見て

いつも何かしら教えてもらったり

笑いに変えたりしてる姿から

元気をもらえますおねがい


命には限りがあって

常に、自分がいなくなった後のことも

考えている

残された人が困らないように


そして、当たり前は

あたりまえではないんだ と。


私はまだまだ生きるよ


と言い切る

力強い彼女のまなざしを見て


すごく素敵だな と

思ったし

私も元気をもらったのでした。


もうすぐ

手術から1年。


失ったものはあるけれども

いつまでも失ったものに囚われている時間は

もったいない。


これから先、どうするのか?を

考える。


あの時、「いのち」の方を選択したからこそ

今の私がここに存在している


生かされている


当たり前は

あたりまえではない。

ありがとう


また、教えてもらいました


わかっていても

忘れてしまうのが人間。

だけど、忘れたらまた思い出せばいい


何度でも。


左がKさん

元気そうでホッとした

会えてよかった❤️




恥ずかしがり屋のKさん

目が魅力的なのですが、お目めは隠してほしいとのリクエストラブ



ブログにお越しいただき

ありがとうございますドキドキ


病気をきっかけに、自分のため

人に喜ばれる事って何かな〜と
思っていた時に

藤原ひろのぶさんのお話会の主催をしませんか?と、GOOD EARTH事務局の方と合同主催をする機会を得ました❗️


藤原ひろのぶさんは、バングラデシュの

貧困層の子供たちに食事を提供したり

学校を造ったりする活動をされています。


藤原ひろのぶさんInstagram↓



今年の4月に友達がひろのぶさんのお話会の

主催をしていて、藤原ひろのぶさんという人が

どういう人なのかも知らずにお話会に行ったのが

ひろのぶさんを知るキッカケでした。



お話会の主催なんて
したことない笑い泣き


だけど

やってみたい‼️

1人ではなかなか出来ない事でも、合同主催でなら

私にもできるかもしれない爆笑


そう思い、チャレンジしてみることに

しました。


まずは場所探し。

次はスタッフとしてお手伝いしてくれる人を

集めます。


チラシも作成してもらいました。


あとはひたすら

来てくれる人を集めます✨


約1ヶ月間、毎日のように

お声がけ。


会える人には直接会って話す。

なぜ、ひろのぶさんのお話会をするのか?

自分がどうして動くのか?


ひたすら伝え続けました。


私が一番感動したのは

人が動いてくれたこと。


わたしのため

ひろのぶさんのため

自分のために


たくさんの人がシェアしてくれました。


私ひとりではなく

みんなの力で

できたこと。


それが一番

嬉しかったおねがいドキドキ


そして、たくさんの人に

藤原ひろのぶさんという方を

知ってもらうキッカケになり

「他人事」ではなく、「自分事」として

矢印を「自分」に向けて

自分にできる事を、一つ一つ行動に

移していく人が1人でも増えたら嬉しい照れ


来てくださった方から

ひろのぶさんのお話を聞けて良かった。

キッカケを与えてくれて、ありがとうございます。

主催をしてくださり、ありがとうございます。

と、言ってもらえた事も

嬉しかったドキドキ


そして、私自身も

やった事のないチャレンジをした事で

また一つ成長させてもらえました。


ありがとうございます照れドキドキドキドキドキドキ


1人の100歩

より

100人の1歩🚶

来てくれたみんな

スタッフとしてお手伝いしてくれた友達

本当にありがとう💖


来年は、

バングラデシュに行くぞ〜‼️



たくさんのブログの中から、ご縁をいただき

ありがとうございます照れ

乳がんになったことで
これから自分は

どう生きたいのか?

を真剣に考えました。


自分が亡くなる時には

愛をたくさんもらったドキドキ

愛溢れる人たちに囲まれて、見送られたい。

生きてる間にたくさん

人に喜ばれる事をしたい。


なぜなら、それは

自分のためだから

私がやりたい❗️と思った事。

そして、人に喜ばれる事を

これからはしていこう❗️と

決めたのでした✨




残りの砂時計⏳は、どのくらいあるのか

誰にもわからない。


私も、自分がまさか

病気になるなんて思ってもいませんでした。


だからこそ

どう生きるのか?

一度きりの

あなたの人生 

一度じっくり

考えてみませんか?


手術後、家に帰ってきてから
気持ちがすごく落ち込んでいました。

入院中は、まだ周りに人がいるので
気が紛れるというか
気丈に振る舞うこともできた。

気丈に振る舞わなくても

全然よかったのにね。

やっぱり周りに心配かけたくなかったのかな汗

家に帰ってからの方が
周りのサポートが必要だと感じた。

家族はいるんだけど

もちろん、サポートはしてくれるんだけど
孤独というか。

これは、同じ思いをした人にしか
わからない。

そう言ってしまえば
身も蓋もないんだけど。

そうとしか
言い表せない感情。

そんな時、ブログに弱音を吐いた。

その時の感情は、その時にしかなくて
包み隠さず、残しておきたかったから。


そのブログを読んで、

すぐに連絡をくれた人がいた。


彼女はこれまでに、元彼と友人を自死で

亡くしている。


「同じことを繰り返したくない」と

連絡をくれたのだ。


私は彼女からの連絡で

辛いのは自分だけじゃないんだ。と

知ることができた。


それと同時に、彼女にまた同じ思いをさせてしまった後悔が込み上げてきた。

とても申し訳ない気持ちになった。


辛くて「死」を選ぶこともあるだろう。

本人はそれでいいかもしれない。


だけど、残された人は

一生、その事を悔やんで残りの人生を

生きていかないといけない。


それを思うと…

私には、できなかった。


私一人だけの問題ではなくて

私に関わってくれた人にも

少なからず影響がある。


手術後に

「生きていてくれて、ありがとう」と

いう言葉を、何人かがかけてくれたけど


その時の私には、その言葉を

まだ受け止めることができなかった。

自分自身が一番

そうは思ってなかったから。


「生きていたくない」と思っていたから。


けれども、手術から3ヶ月経ち

胸を失くしたこと以外は

以前とほとんど変わらない生活を

今は、送れている。


今、思うことは

「ありがとう」

ということ。


命を救ってくれて、ありがとう。

命を繋いでくれて、ありがとう。

私と出会ってくれて、ありがとう。

支えてくれて、ありがとう。

側にいてくれて、ありがとう。

温かく、優しい言葉をありがとう。

抱きしめて、受け止めてくれて

ありがとう。。。


今まで出会った人へ

感謝しかない。


痛みもまだあるし

失ったものも大きいけど


失ったものをいつまでも見ているより

これから先の事を考えたい。


高校からの友人達が買ってくれた御守り


がん封じの塗香

お母さんにも分けてあげて。と友達がわざわざ買ってきてくれました。


入院前に主人と

気比神宮へお詣り⛩️


友達の思いを無駄にせずに、良かった。


そして、今は自分にこう言ってあげられる。


「生きていてくれて、ありがとう」

「辛かったね」

「よく頑張ったね」と。


これからは、同じ思いをする人を

一人でも減らしたい。

そういう活動もしていきたいな。


最後まで、読んでいただき

ありがとうございましたドキドキ

左胸を全摘して、2ヶ月経ちました。

手術直後は、まだ胸の腫れや痛み、

痺れなどがあり…
左胸周辺の感覚は、もう戻らないのかもしれない。と思っていました泣

毎日リハビリをしないと、すぐに腕も

上がりにくくなるし
浮腫みやすくなるし

いったい私の体はどうなっているんだ笑い泣き

自分の身体が自分の身体ではないみたいでした。


2ヶ月経った今は

腕を上げても痛くないし

左脇の感覚も、いつも脇にテニスボールが

挟まっているような感覚や、ブヨブヨした

感覚がありましたが…

だいぶ軽減されています照れ


自分の治そう✨という力を信じて


同じ思いをされた人にも

大丈夫‼️

と言ってあげたい。


今は以前のように、普通に仕事をして

日常の生活を送り

走れるようにもなりました❗️


術後は、脇や胸に服が当たるのも痛くて

お風呂に入ることも、着替えをする事も

苦痛に感じていましたが

今は、普通にできていますおねがい



だから

大丈夫‼️


心の痛みも

時間が優しく

癒してくれると

信じています


一緒に乗り越えていきましょう


最後までお読みいただき、

ありがとうございました照れドキドキドキドキドキドキ


うちの可愛いアイドル❤️

すごいカッコで寝てました(笑)

カメラを向けたら、起きたチュー