我が家の仏壇、開眼は御本尊様と御位牌を市外のお寺に持参して法要をお願いしたと以前ブログで書かせて頂きました。
なぜ市外のそのお寺にしたのかという理由の1つが、前から気になっていた所だったからというものでした。
ここ、入ってみたいなーと。
でもお寺さんに今までご縁がなかった私には敷居が高く、なかなか勇気がなくて入れませんでした
なので電話でお願いして開眼供養をして頂けることになった時はとても嬉しかったです
実は私、両祖父母の代で新興宗教に入った宗教3世(私自身はその宗教を全く信じてないので形だけですが)でして、両親はその縁でお見合い結婚(統○教会じゃないですよ〜)したので親戚一同その宗教な為、お葬式も全てそちら方式で、お寺さんに関わることなく生きてきました。
仏教のお葬式を見たのはテレビのサスペンスドラマ位なもの(母が火サス好きなもので)、
お寺に訪れたのは、修学旅行が初めてという位仏縁がなかったです
そんな私が仏教に興味を持つようになったのは漫画の影響でした。
永久保貴一先生の「カルラ舞う」でした。
登場人物の近江くんが光明真言を唱えていました
そこから真言に興味を持ち、初めて買った仏教の入門書がこれです。
近くの本屋さんに置いてたんです。
これ、14歳位の時に買ってます
…渋い中学生だよ
でもこれには光明真言が載ってなかった…。
13仏の説明と真言、般若心経、仏様の拝み方(在家用の)が詳しく載っていました。
13仏のうちのお一人、観音様は変化されるのでその変化された観音様それぞれの真言も載ってました。
お不動様の真言はこの本で初めて知りました。
載っていたのは中呪(慈救呪)でした。
仏教を知らなかった私が開眼供養という言葉を知ったのも永久保貴一先生の漫画のおかげです。
永久保貴一先生はお坊さんシリーズで慈童さんの「霊験修法曼荼羅」と蒼雲さんの「霊幻怪異始末」を描かれています(天台宗のお坊さんです)。
慈童さんシリーズの1巻にある第一話で初めて聖天様のことを知りました。
そして二話で撥遣(はっけん)と開眼(かいげん)について、
三話で越法罪(おっぽうざい)について知りました。そこで印や真言を真似する危険性について描かれていました…。
え、ちょっ、真言…
もっと早く言って下さいよ〜
とあせりました…
今度お話しますがお不動様の真言、めっちゃ唱えてしまってた事があったんです…
とても困ったことが起きていた時にお不動様に助けて頂きたくて…。(それはまた後日書ければブログに載せたいと思っています)
ちなみに越法罪は資格のない者に真言や印を授けることが罪にあたるそうで、自分が困った時に唱える分には大丈夫なんだろうと自己解釈しました。
霊験修法曼荼羅1巻のあとがきで永久保貴一先生の描かれる絵には霊が入りやすいと慈童さんがおっしゃってました。
でも、それ、霊だけでなく生きている人物もだと思いますー
慈童さんとか永久保先生とか…
「あ、永久保先生、北海道に来てる」と漠然と分かった時があって、後で確かに来られていたのが分かりました。
お会いしたことはないのですけれど、気配が一緒なんですよね。
聖天様の絵にもご神気が入られていたそうで、データが重くなってしまうため慈童さんに聖天様の気を少し抜いてもらったとか。
実は…同じ気配が開眼供養して頂いたお寺からも…していたんです。
本堂ではなく、外にある六角形八角形(車で前を通り過ぎた時に一瞬見ただけなのでどちらか分からないですが)のお堂から聖天様の気配が感じられました。
脱線してしまったので話を戻します。
我が家は聖観音様をお祀りすることにしたので観音経を読もうと思い、お経を求め仏具店へ。
なんとなく手に取ったのが
「大字 観音経(般若心経入り、七観音像入り、ひらかな付)」でした。
大きい字でひらかな付いてそうだから読みやすいかもと思い購入しました。
下調べなしで買っちゃいました(^_^;)
ネットでよく調べてから買う方が良かったのかも…と後で気づきましたが、
観音様の七つの絵姿や真言そしてご縁日がそれぞれ書かれていて、一番最後には功徳日というものも書かれていました。
延命十句観音経も入っていて結果オーライでした。
回向文(えこうもん)は題名は書かれてなかったのですがちゃんと本文載ってました。
「願以此功徳 普及於一切 我等与衆生 皆共成仏道」です
宗派によって文が違うみたいですが、真言宗は上記のようですね。
「開運十三仏」の本にも載っていました。
ちなみに「開運十三仏」作者の大栗道榮氏は真言宗の伝燈大阿闍梨で高野山真言宗大僧正だそうです(ウィキペディアによる)。
本の作者説明には全く載ってなかったので、このブログを書くときに調べて凄い方だったんだな、とビックリしました