アイヌの伝承にある底なし沼が旭川の神居町忠和にあります。
高さ8メートルにも及ぶ赤い奇岩「立岩」がそびえるこの地はかつて底なし沼が広がっていたとされます。
この底なし沼には2つの伝承があります。
1つ目はイペタム(妖刀)が底なし沼に沈められて封印されたお話。
2つ目はアイヌの男女の悲恋の物語。
ざっくり言うと、昔アイヌ同士の戦いがあって、敵の矢を受けた男が恋仲の女をその矢で射て二人とも底なし沼に沈むというお話。
↓詳しく書かれているのはこちらの方のブログですね。
http://blog.kitakaido.com/?eid=627256#gsc.tab=0
その底なし沼のそばに水神龍王神社という神社があります。
由緒は堤防工事の無事を祈願して神主さんが水神を勧請されたそうですが…
たぶんアイヌ伝承の1つ目、イペタム(妖刀)を封印した底なし沼の水の神にからませてますよね。
近くの川を龍と見立ててというのもありますが。
社屋の中は畳がしかれ流木が飾られていたり昔の写真が飾られていたり。
お社が社屋にINしてるの雪国ならでは…なの?
あえてむかしのお社をそのまま残したのかな?謎…。
底なし沼から出たという刀を祀っている話も聞きましたが…どれなの。
管理はされている感じで綺麗でした。
タマゴを供えないで下さいと張り紙もあって…誰か供えたのね。
腐るわ、迷惑な。
いや、供えたら持ち帰れよ。
ここで水神を勧請してから堤防工事が上手くいったと伝えられているようですが、地元の小学校通ってたけど聞いたことなかったです。
この神社で地域をあげてお祭りをしてるのも見たことがないです。
地域というより個人で管理してるのかなー?
この辺りでお祭りと言えば神居神社祭なんです。
狭いから露店は少ないですが小中学生は楽しみにしてました。
話戻ります。
底なし沼本体は土管みたいなのが立ってるような見た目になっていて味気ないです。
ぱっと見「なんだか陰気臭い所だなぁ」程度ですがよくよく山側を見ると、かなり陰気…。
どうしてこうなった、的な😅
まずどなたかが四国の八十八ヶ所を真似てミニ霊場作ってるんですー💦
きっと作って間もない時はお参りとか手入れとかされてたと思うんですけどー。
でも今はところどころ朽ち果てた石仏が山のあちこちに点在。誰も管理してないんじゃなかろうか。それが不気味さを演出してるんです。
そして山の麓?にはお社があってとても廃れ感出してて関わりたくないなーと思って目をそらしてしまいました。近づいてはいけない、と。
どなたか写真を撮ってネットであげてる勇者が…どうやら祀られてたのはお稲荷さんだったことが判明。やっぱりかー。
あまり長居したくない場所のため早々に退散。
帰りに神居神社の遥拝所前を通った時に
「何を憑けておる」
という呆れた感じの声と同時にデコピンみたいな気軽さで祓いの気が神社のお社から飛んで来て…
楽になりました…ありがとうございますm(_ _)m
自分、鈍くてすぐに気づけませんでした💦
お話続きます。