2026年が開けて1月10日からの3連休を楽しむつもりだったが、連休初めに、高市総理が通常国会での冒頭解散を検討とのニュースがあった。支持率が高いので、今総選挙すれば自民党が過半数を超えるとの読みで、自身の政策も進めやすいようだ。国会冒頭で恒例の施政方針演説をしないそうだ。一国民として施政方針を見て支持・不支持を決められないから、気分で投票するのかな? 支持率が高い今、総理はその方が有利なのだろう。
以前を思い出すと、自民党はマニフェストに様々な公約を入れて、選挙で勝てば、すごい保守的なのも(別姓反対とか)でも、全ての内容を国民から認められた公約だから進めると主張した。今回もまた、右傾・超保守・根拠薄いが盛り上がる経済政策を入れて、勝てば公約だとして、どんどん進めるのかと思うと、こういう選挙はうんざりだ。これでなんで投票所に行かなきゃならないのか?
偶然にも同じ時期に、映画「ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!」(1999年製作国アメリカ。)を観た。そんな高校生みたいのを観るのかと思われるだろうが、米国での原題は「Election(選挙)」、高校での生徒会長選挙を題材にしたブラック・コメディで、NY批評家協会賞の脚本賞を受賞。大人が全然観られる。冒頭解散のニュースと重ねながら観ることになったが、おもしろかった。映画の中のセリフが胸にしみると言うか。ここからはネタバレあり。主人公は優等生の女子高校生、自分のキャリアのためだけに生徒会長の座を狙っている。教師が彼女に助言する。
「あなたは頭がいい、能力があるが、それだけでは、人を踏みつけて上に登ろうとしても人生はむなしい。」
上昇志向が強いと言う米国でのお話しであるが、今回はそうとも言えなかった。
高市総理の積極財政は中身が不明、かつ各所で夢のような演説を強い言葉で繰り返していると思われる。若い人、特に経済が上がって所得給料を伸ばしたい人には響くのでしょう。私などは経験を少し積んで、この人が根拠のある真実を言っているか、何となくわかる。思い込んで言っているように思う。自分のために上に登ろうとしていると言えないか。
政府にやってもらってどれだけ経済が変わるか?お金をつぎ込むのだから、そりゃ株価は上がるだろう。またバブルっぽくないか? 本当によくなるためには、国は構造改革とか、成長戦略は国が前へ出るのは民だけでは大変で国が出ていくのが望まれるものとか、本当に必要なものへの財政出動、個人が一生懸命働けることとかだと思う。
私は、高市政権のやることの後追いをしていたら、よけいな仕事が増えたし、振り回された。以前の構造改革っぽいのは、脳から振り払われそうになった。だからもう総理の言葉はなるべく耳に入れないようにしている。自分自身の声を聞くことに戻りたい。