コードスイッチングとは:
2つ以上の、言語体系ないし言語変種の切り替えが行われること。
(Wikipedia参照, 2018年6月11日)
つまり、一回の会話の中で複数の言語が使われるコミュニケーションってことです。
わかりやすく言うと、ルー大柴の「togetherしようぜ!」は完全なるコードスイッチングです。
ルー大柴さんの芸は基本こんな感じのコードスイッチングでできてますよね。
確かにめちゃくちゃ面白いんですが、
ではなぜそれが面白可笑しく感じるのか、
考えたことはありますか?
特に日本では、コードスイッチングに対してネガティブな印象を持つ人が多いと思います。
普通に見た目が日本人の人が、会話に急に英語を混ぜてきたりしたら、
「英語できる自慢?」とか
「発音見せびらかしてるの?」とか
思う人が大半じゃないかなと思います。
私もがっつりそっち派でした。
留学に行くまでは。
アメリカは移民の国ですから、いろんな言語を話す人が混在しています。
おまけに、国のオフィシャルな言語が英語であると決まっているわけではないのがアメリカです。
そんな環境に1年身を起き、英語+他言語のコードスイッチングをたくさん見てきました。
コードスイッチングは、決してバイリンガルであることを見せびらかすためのものではなく、
あくまでその人の言語的な背景に沿った、自然な表現の仕方でした。
もちろん中には自慢しようとする気持ちがあってやっている人もいるのかもしれませんが、国際的に見て、そういう傾向は低いというのが現状です。
日本人がいないど田舎に留学していた私は、アメリカ滞在中、頭の中の言語回路はほぼ100%英語で回っていました。
逆に日本にいたときは、授業などでちょこちょこ英語も使っていましたがほとんどが日本語で済む生活をしていたので、2言語を使用するコードスイッチングの必要性にかられたことはあまりありませんでした。
しかし帰国した今、大学での授業は4/5が英語で行われており、
ゼミも英語での進行、
バイトも英語漬けな生活をしていると、
コードスイッチングしたくなる時が何度かあります。
でも、周りに自慢していると思われたくない!
という理由で、つっかえてもなんでも英語を出すことがないよう気をつけながら話しています。
多分ここから何週間かすれば、もっと日本語が戻ってくるんだろうなと思いますが、
今の時点では、留学生の友達や、英語が流暢な友達と話す時だけ、
コードスイッチングが出てもいいかなと思って、2言語で話すことはあります。
なので、ルー大柴の芸が面白いのは、
コードスイッチングが日本では「異常」であるからこそかな、と思います。
Youtubeに、香港のバラエティ番組のとあるシーンが入っている動画があるのですが、
英語が公用語の一つである香港では、広東語、中国語、そして英語を交えてタレントたちが自由に会話し、それを観ているお客さんたちもそれを理解する言語能力が十分に備わっていて、それでバラエティ番組が普通に成り立っているというものがありました。
それを見て、新時代だなぁ、と感じました。
日本にもそういう自然なバラエティ番組が登場する日はくるのかな?
きっと来ないだろうなぁ。
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