ずっと楽しみにしていたNetflix のドラマ「ザ・クラウン」の6がリリースされました。

今回は、故ダイアナ元皇太子妃が亡くなるまでに至る経過と、亡くなった後の影響、王室の対応、故エリザベス2世が、声明を発表するまでのストーリー。


まず、細部までにこだわった質の高い映像表現、俳優の方々の演技に感じ入ります。

特に故ダイアナ元皇太子妃役の女優さんの演技。

美化するだけでなく、表も裏も描写している。


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英国民からも、世界の人々からも愛された故ダイアナ元皇太子妃が、なぜあのようなことになってしまったのか。


様々な人たちの思惑、欲望、野望が絡み合うなか、ドラマは、様々な偶然が重なった、あの理不尽で、避けることのできたはずの悲劇を忠実に描写しています。


故ダイアナ元皇太子妃の亡き後の王室の対応が、世論とかけ離れている様子も描かれています。




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どこまで本当なのか。

王室からクレームはないのかなど、色々気になります。


ただ、誰が何を言おうと、「ザ・クラウン」は歴史に残る名作だと思います。


1から6まで一貫として描かれているのは、一体王室って何?ということ。


税金で贅の限りを尽くし、英国民の感覚からズレていて、スキャンダルを起こしまくる。

結婚を維持できない人達が多い。

同じような過ちを何度も繰り返しているのに、それでも偉そうに振る舞う。

そんな中で、唯一故エリザベス2世は、そのインテグリティを守り尽くすために苦悩し続ける。


ものすごい時間がかかると思いますが、是非、1からの視聴をお勧めします。