さて、僕は何をはしごしたでしょうか。
印象派のはしごです。
仕事がひと段落した僕は、平日休暇をとって、ゆっくり絵を観賞して過ごすという贅沢な一日を過ごしたのでした。
きっかけは、先月に上野の森美術館で鑑賞してゴッホ展。時間がなく同じ上野で開催されていた「コートールド美術館展」東京都美術館に行けませんでした。
もうすぐ終わってしまう、この展覧会に行けなかったことが心残りで。。
じゃあ、時間を作って行こうと。
休暇をとって行くことにしたんだけど、えい、どうせなら1日かけて、3つの展覧会に行こうと。
最初に行ったのは、「コートールド美術館展」東京都美術館(上野駅)
次に「印象派からその先へ」三菱一号館美術館(東京駅)
最後に「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」横浜美術館開館(みなとみらい駅)
印象派ばかりの鑑賞です。
実に贅沢な一日でした。
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ところで僕は絵画は素人です。
ただ、幼い頃、母によく展覧会に連れていってもらったこともあり、気がついたらトキめきを覚える展覧会に行くことにしています。
どうして絵画鑑賞が好きなのか。
端的に言うと「絵画をじっとみるのがとても好き」それだけなのかなーと思います。
一人でじっと絵画を見ていると、その世界に吸い込まれ、穏やかな気持ちになれます。
画家と対話をしているような。。。
この対話という感覚は、古いお城、古い日本絵画、お寺、仏像を鑑賞しても感じます。
クリエイターが真剣に向き合い、自らの制作衝動を、卓越した技術で表現することに挑んでいる作品には、作者と対話するような気になれるし、普遍性を感じ、感銘を覚えます。
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さて、1日、印象派の絵画ばかり約200点、鑑賞したわけですが、先月鑑賞したゴッホ展を含め、その中で特に「これいいなぁー」と心がときめく絵画がありました。
そうした絵画を画家の生誕年別に並べてみました。
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◯記号についての説明
・数字はその画家の生誕年
・【 】は鑑賞した展覧会名
【コ】コートールド美術館展
【先へ】印象派からその先へ
【12】ルノワールとパリ
に恋した12人の画家たち
【ゴ】ゴッホ展 上野駅
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◯ ときめいた絵画 年代別
ブータン「アブヴィル近くのソンム川」【先へ】1824
モンテッセリ「陶器壺の花」【ゴ】1824
ピサロ「ラファイエット広場、ルーアン」【コ】1830
ピサロ「モンフーコーの冬の池、雪の効果」【先へ】
ピサロ「ポントワーズのユ・シュ」【先へ】
マネ「フォーリー=ベルジェールのバー」1832【コ】
ドガ「舞台上の二人の踊り子」【コ】1832
ホイッスラー「少女と桜」【コ】1834
シスレー「モンビュイソンからユヴシエンヌへの道」【12】1839
シスレー「モレ=シュル=ロワん、朝の光」【先へ】
セザンヌ「ノルマンディーの農場、夏」【コ】1839
ルドン「グランブーケ」1840
モネ「秋の効果、アルジャントゥイユ」【コ】1840
モネ「サン=ジェルマンの森の中で」【先へ】
モネ「テムズ河のチャリング・クロス橋」【先へ】
モネ「睡蓮」【先へ】
モネ「クールブヴォワのセーヌ河岸」【ゴ】
モネ「ロクブリゥヌからみたモンテカルロ、エスキス」【ゴ】
モネ「アルジャントゥイユ」【12】
ルノワール「春、シャトゥー」【コ】1841
ルノワール「ポン=タヴェンの郊外」【コ】
ルノワール「桟敷席」【コ】
ルノワール「ピアノを弾く子供たち」【12】
参考 ゴーギャン 1848
ゴッホ「花瓶の花」【ゴ】 1853
ゴッホ「タンギー爺さんの肖像」【ゴ】
ゴッホ「アニエールのヴォワイエ・ダルジャンソン公園の入口」【ゴ】
ゴッホ「パイプと麦藁帽子の自画像」【ゴ】
ゴッホ「麦畑とポピー」【ゴ】
ゴッホ「サン=レミの療養院の庭」【ゴ】
ゴッホ「糸杉」【ゴ】
ゴッホ「蔦の絡まる幹」【ゴ】
ゴッホ「夕暮れの松の木」【ゴ】
マティス「三姉妹」【12】1869
ルオー「法官たち」【先へ】 1879
ドラン「アルルカンとピエロ」【12】1880
ドラン「座る画家の姪」【12】
参考 ピカソ 1881
ユリトロ「モンマルトルのミュレ通り」【先へ】1883
ユリトロ「パンソンの丘」【12】
ユリトロ「サン=ピエール教会」【12】
ユリトロ「ベルリオーズの家」【12】
ローランサン「ポール・ギヨーム夫人の肖像」【12】1883
シャガール「夢」【先へ】 1887
シャガール「グランド・パレード」【先へ】
キスリング「背中を向けた裸婦」【先へ】1891
スーティン「牛肉と孔子の頭」【12】1893
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自分の嗜好が見えてくるなー。
備忘のため、展覧会別も残しておきます。
○コートールド展
ホイッスラー「少女と桜」
セザンヌ「ノルマンディーの農場、夏」
モネ「秋の効果、アルジャントゥイユ」
ピサロ「ラファイエット広場、ルーアン」
ルノワール「春、シャトゥー」
ルノワール「ポン=タヴェンの郊外」
ルノワール「桟敷席」
ドガ「舞台上の二人の踊り子」
マネ「フォーリー=ベルジェールのバー」
○印象派からその先へ展
ブータン「アブヴィル近くのソンム川」
モネ「サン=ジェルマンの森の中で」
モネ「テムズ河のチャリング・クロス橋」
モネ「睡蓮」
シスレー「モレ=シュル=ロワん、朝の光」
ピサロ「モンフーコーの冬の池、雪の効果」
ピサロ「ポントワーズのユ・シュ」
ルオー「法官たち」
ユリトロ「モンマルトルのミュレ通り」
キスリング「背中を向けた裸婦」
シャガール「夢」
シャガール「グランド・パレード」
○ルノワールとパリに恋した12人の画家たち展
シスレー「モンビュイソンからユヴシエンヌへの道」
モネ「アルジャントゥイユ」
ルノワール「ピアノを弾く子供たち」
マティス「三姉妹」
ドラン「アルルカンとピエロ」
ドラン「座る画家の姪」
ローランサン「ポール・ギヨーム夫人の肖像」
ユリトロ「パンソンの丘」
ユリトロ「サン=ピエール教会」
ユリトロ「ベルリオーズの家」
スーティン「牛肉と孔子の頭」
パリで活躍した画商で、自らコレクターでもあったポール・ギヨームの収集品核とした同美術館のコレクション。複数の画家がギヨームさんをモデルに絵を描いていた。
○ゴッホ展
ゴッホ「花瓶の花」
モンテッセリ「陶器壺の花」
モネ「クールブヴォワのセーヌ河岸」
モネ「ロクブリゥヌからみたモンテカルロ、エスキス」
ゴッホ「タンギー爺さんの肖像」
ゴッホ「アニエールのヴォワイエ・ダルジャンソン公園の入口」
ゴッホ「パイプと麦藁帽子の自画像」
ゴッホ「麦畑とポピー」
ゴッホ「サン=レミの療養院の庭」
ゴッホ「糸杉」
ゴッホ「蔦の絡まる幹」
ゴッホ「夕暮れの松の木」