午後三時七分開議
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○すもっぴ院長 これより会議を開きます。
 同棲に関する件について調査を進めます。
 本日は、同棲の諸課題についての集中審議を行います。
 本件調査のため、本日、政府参考人として、お手元に配付いたしておりますとおり、内閣官房内閣参事官カブトムシ君外二名の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○すもっぴ院長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
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○すもっぴ院長 質疑の申出がありますので、順次これを許します。おぱんちゅ君。
○おぱんちゅ委員 日本ブサカワ党のおぱんちゅです。
 本日は、同棲に係る諸課題等について伺います。
 まず、きっかけについて伺います。
 今回の同棲のきっかけは何でしょうか。
○カブトムシ政府参考人 お答えいたします。
 経済的な課題解決や時機が理由です。二人で合意して決定した事項になります。
 以上です。
○おぱんちゅ委員 障害者である二人が一緒に暮らすというのは大変なことだと思います。一番大変だなと思われる点は何でしょうか。
○あの子政府参考人 お答えいたします。
 最も大変なことのうち、一つを挙げますと、生計の維持だと思われます。
○おぱんちゅ委員 二人で暮らすということは、単純に考えても、二倍の生活費がかかるわけであります。ましてや、障害のある二人には働き方にも制約があると思います。ちょっと舞い上がって、勢いで検討しているんじゃないですか。どうですか、大臣、お答えください。
○モモンガ国務大臣 慰めろ。いや、済みません。
 二人で話合いやけんかをして出した解であります。これから、努力が必要な点は認めますが、侮辱するような発言はやめていただきたい。
○おぱんちゅ委員 ありがとうございます。
 では、質問を変えます。
 具体的に、生計の維持のためにどのような努力をされるのでしょうか。政府に問います。
○カブトムシ政府参考人 お答えいたします。
 現時点で考えられるものは、禁煙、自炊であります。
○おぱんちゅ委員 大学生じゃないんだから、それだけでうまくいくと思うのは楽観的過ぎますよ。(発言する者あり)
 本当に好きな相手と暮らすということは責任も伴うわけですよ。ただ、楽しいから一緒に暮らしたいではうまくいかない気がします。
 これ以上聞いても無駄な気がするので、次の質問に移らせていただきます。
 ワンルームから1LDKに変わると聞きましたが、一人になりたい時はどうするんですか。お答えください。
○カブトムシ政府参考人 寝室が退避場所になると考えます。
○おぱんちゅ委員 けんかをしても一緒に寝るということでしょうか。
○カブトムシ政府参考人 左様でございます。
○おぱんちゅ委員 ここまで、きっかけ、課題、努力等について聞いてまいりましたが、正直、やはり、未熟だなと感じてしまいます。
 何がよくて、そこまで同棲しようと思うんですか。通い婚や週末婚じゃだめなんですか。総理にお願いします。
     〔院長退席、ピョンチー院長代理着席〕
○猗窩座内閣総理大臣 二人は家族ということに人一倍思い入れがあります。一方は機能不全家族であった辛さから、一方は不幸中の幸いで幸福を感じた感謝から。そして、障害を持っていても幸せになれる証左となりたいと強く思っている。ですから、政府としては未熟なこの二人を引き続き支援してまいる所存であります。
 お尋ねのあった通い婚や週末婚も当然一つの解であります。全く否定するものではありません。
 以上です。
○おぱんちゅ委員 時間が来ましたので、最後に一言申し上げて、質問を終了いたします。
 メリークリスマス!!!(拍手)
○ピョンチー院長代理 これにておぱんちゅ君の質疑は終了いたしました。お疲れさまでございました。
 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
    午後三時五十五分散会