人間の考え方が人生に大きな影響を与える

 

お金に対する考え方は、学校では教えてくれない。

 

親から教えられるので、金持ちは金持ちに、貧乏人は貧乏人に。

 

自分で考え、選択する。頭を使う。

経済的に100%「自分に依存する」

 

貧乏なのは、稼ぐお金の量が少ないからではなく、考え方や行動の仕方が原因である。

お金がどのように動くかを理解し、お金のために働くのではなく、お金を自分のために働かせる。

 

【第一の教え~金持ちはお金のために働かない】

 

*チャンスは来たと思ったらすぐに行ってしまう。

素早く決断すべき時がいつかを知るのはとても大切なことである。

 

大抵の人間はお金と安全な道ばかりを求めているから、チャンスが目に入らない。

1つでもチャンスを見つけることできれば、それからも一生チャンスを見つけることが出来るようになる。

チャンスの見つけ方を学べば、人生最大の罠を見つけることが出来る。

 

*人生が誰よりも優れた先生。

人生から教訓を学ぶことができれば成功

人生に突き回されてただそのままにしていてはいけない。

また突き回す相手を、上司や仕事と間違えてはいけない。

自分自身が問題で、自分のことなら変えられるし、何かを学んでより賢くなる事もできる。

 

*お金を私のために働かす。

中流以下の人間はお金のために働く。

 

金持ちは自分のためにお金を働かせる。雇い主に頼ることなく、自分のお金を自分で管理する立場を手に入れる。

 

*お金についての勉強は一生続く。

 

*お金と恐怖をどう扱うか学べ

恐怖と欲望が仕掛ける人生の罠→中流以下

強くお金によって動かすことのできない確個とした決意→金持ち

どちらを選ぶか

 

感情に対してただ反応する人間ではなく、それを観察して考える人間になる。

感情のコントロール、抑制。

 

大抵の人間は自分の行動や思考を支配しているのが感情(恐怖と欲望)だということに気付いていない。

 

 

*頭を使ってお金を生みだす

人間の一生は「無知」と「啓蒙」の絶え間ない戦い

 

【二~お金の流れの読み方を学ぶ】

引退とは:(予期せぬ大きな変化があった時は別として、)

      仕事をするかしないかは自分たちの自由になり、

      自分たちの持つ富はインフレに負けずに自動的に膨張する。

大事なのはどれだけのお金を稼げるかではなく、どれだけのお金を持ち続ける事ができるかだ。

 

*ファイナンシャル・リテラシー(お金に関する読み書きの能力)が必須。

 

*資産と負債の違いを知る。→収入を生むものが資産。支出を生むものが負債。

金持ちは資産を手に入れ、貧乏人は負債を手に入れ資産だと思い込む。

 

持ち家は資産でも投資でもなく負債。

有価証券への投資など資産を増やす努力を早い時期に始める代わりに、借金をして家を買った場合

1.時間を失う

2.投資に回せる資本が減る

3,教育(投資による経験から)を受ける機会を失う

 

*お金を稼いだ後どうするかを、そのお金をどうやって自分のために働かせるかを知らなければいくらお金を稼いでも無駄。

 

物理的に労働することなしに、入ってくる収入を増やす。

余ったお金を資産につぎ込む再投資のプロセスを軌道に乗せる。

 

【三~自分のビジネスを持つ】

 

*マクドナルド(レイ・ロック)のビジネスは不動産業

立地条件こそがその店を左右する

 

*他人のためのビジネス(職業)と自分のためのビジネスには大きな違いがある。

 

経済的安定のためには自分のビジネスを持つことが必要。

自分のビジネスは収入ではなく、利益を生む「資産」を中心に展開する。

 

本当の資産

1.自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス

2.株

3.債権

4.収入を生む不動産

5.手形、借用証書

6.音楽、書籍などの著作権、特許権

7.その他、収入を生み出すもの

 

1番好きな資産を手に入れるべき。好きでないと世話できない。

 

*会社の仕組みや現金の運用の仕方についてよく理解すればするほど、

投資の際の分析能力が高まり、自分の会社を起こすことにつながる。

 

*会社を起こすことは本気でない限り勧めない。(ほぼ倒産)

それより、今の仕事を続けながらその一方で自分のビジネスを持つことを考えるべきだ。

→本当の資産を増やし、維持すること。一度手にしたお金は二度と出ていかないようにする。

 

金持ち:資産を築く→資産から生み出された収入で最後に贅沢品

中流以下:収入→まず贅沢品

 

【四~会社を作って節税する】

 

会社とは法的書類に過ぎない

・有利な税金対策

・訴訟から自分を守る

 

知識のないものが負ける

法律を知らないと高くつく

 

*ファイナンシャル・インテリジェンスP125

1.会計力

2.投資力

3.市場の理解力

4.法律力

 

会社を持っている金持ちは

1.稼ぐ

2.お金を使う

3.税金を払う

 

会社のために働いている人々は

1.稼ぐ

2.税金を払う

3.お金を使う

 

【五~金持ちはお金を作り出す】

 

*過度の「恐怖心」と「自信のなさ」が個人の才能の開花を邪魔する

頭が良い人よりも「度胸のある人」のほうが成功する

 

*お金の専門知識も必要

 

*古い考え方は最大の負債

 

数字を理解し、お金に関して創造的な考え方をして、選択肢をたくさん持つ。

 

・中流以下

有利な取引が目の前にあるのに、お金がない

絶好のチャンスだとわからない

殆どの人が人生最大のチャンスを目の前にしながら見過ごしてしまい、

一年経ち他の人が金持ちになってからチャンスを見過ごしたことに気づく。

 

*お金は実際には存在せず、「これがお金だ」と「みんなが同意」してきめたもの。

 

*投資の対象は、刻一刻と変わっていく。

 

「楽しむこと」

勝ったことが一度もない人の殆どは、勝つことを望む気持ちより、負けることを恐れる気持ちが大きいから勝てない。

人間は間違えることで学ぶ。

勝者は負けを恐れないが、敗者は負けを恐れる。

失敗を避ける人は、成功も避けている。

 

投資家

1.パッケージ化された投資を買う投資家

2.投資を自分で作り出す投資家→大きな損、大きな勝利

 

3つの技術

1.他人が見過ごすチャンスを見つける

2.資金を集める技術

3.頭の良い人を集めて組織する技術

 

最大の財産は、知識。

最大のリスクは、「知らないこと」

投資は買うことではなく、「知っていること」のほうが大きな役割を果たす。

 

【六~お金のためではなく、学ぶために働く】

 

*広く浅く学ぶ

専門家は職業(EorS)のための学習

貧乏父さんにとっては「安定した仕事につくこと」が全て。

金持ち父さんにとっては「学ぶこと」が全てだった。

 

会社を経営するにあたって一番難しいのは従業員を管理することだ。

だから、軍隊で指揮のやり方からリーダーシップを学んだ。

 

失敗するなら30前

まだ立ち直る時間が充分にあるから

 

*学ぶために働く

「いくら稼げるか」ではなく「何を学べるか」で仕事を探しなさい。

将来を見渡しながら、自分はどんな技術を習得したいと思っているかじっくり考えることが大事だ。

 

*長い目でみて学ぶ

いま毎日やっていることの行き着く先はどこですか?

 

*必要な技術を学び教える

最も大事な技術は、セールス、マーケティング、つまり売る能力。

その基本にあるのは他人と意思を疎通させる能力。

人生で成功するのに必要不可欠なのは、書く、話す、交渉する、といったコミュニケーション能力だ。

 

もらうためには与えなければならない。

 

*成功のために必要とされる主な管理スキル

1.キャッシュフローの管理

2.システムの管理

3.人間の管理