マリオネットは人形によってコントローラーが違うので、

操作する指の動きは微妙に違ってくる

新しいマリオネットの作品を作るたびに

今まで使ったことのない動きで指を酷使するので、

手首が痛くなったり、手がつったりする。

 

今回、十年ぶりくらいにパネルシアターの作品を作った

打楽器をつかいながら変身ポーズを練習していたら

肩は痛いし、声も枯れてきた

しかし、公演してみて一番辛いのは

本番中、ふと我に返ると、とても恥ずかしい

修行が足りんなあ

 

 

 

       リスのスリ

      (りすのすり)

 

 

       意外や意外

     (いがいやいがい)

 

 

     まるでないな 出る間

     (まるでないなでるま)

       サケが袈裟

      (サケがけさ)

 

      ここで棚にナタデココ

     (ここでたなにナタデココ)

    積み木のキツツキの機密

   (つみきのキツツキのきみつ)

 

     丘のシブい武士の顔

    (おかのしぶいぶしのかお)

 

       猿 似るさ

      (さるにるさ)

 

 

 

       椎の実の意志

       しいのみのいし

 

 

      まさか イカサマ?

       まさかいかさま

 

      めまい豆

      めまいまめ

 

      天狗の軍手

      てんぐのぐんて

 

      キリン眼力

      きりんがんりき

 

        崖で怪我

         がけでけが

 

       内科かいな

        ないかかいな

 

 

         薬のリスク

         くすりのりすく

 

若いお母さんが小さな子供にいいます

「見てみて〇〇ちゃんカッパがいるよ。」

子供のほうも操っている私の顔を見ないで

河童の人形を凝視しています

たとえ真実はそうでも

「河童のマリオネットを操っている怪しいおじさんがいる」とは言わない。

 

名水100選と謳われる池のほとりとは言え、

本物の河童が白昼堂々いるわけもなく、

子供だって河童といわれるものを漫画やテレビででしか見たこともなく、

偽りの、かりそめの出会いである事はわかっているのだ。

それでも子供に夢を見せたくて、「あ、かっぱさんだ」と言う

 

ほんの数十秒、もしかしたら一生の間に1度だけの不思議な記憶。

こういうの素敵だと思うんだけどな。

 

かいぶん といっても怪しい文章のことではない

始めから読んだ場合と終わりから読んだ場合とで、文字が同じで、言語としてある程度意味が通る文字列のこと

これにイラストをつけることによって

「なるほど」とか「無理があるよ」といった面白さが増す

・・・と思う

 

 

         狐の寝つき

        きつねのねつき

 

 

 

        こねる猫

        こねるねこ

 

 

        イルカは軽い

         いるかはかるい

 

       素直なお茄子

      すなおな おなす

 

      住まいに 居ます

      すまいにいます

 

        庭に ワニ

        にわにわに

 

 

        メカの亀

        めかのかめ

 

 

        魚の中さ

       さかなのなかさ