フローリングの床に座っていたら、
旦那がキッチンにある包丁を取り出して
私の前に置いた。

これで、死ね
死ね
死ね

と。


私が黙っていたら今度はその包丁を
フローリングに突き刺して、
また同じことを言っていた。

これで死ね
と。




事後報告で警察に連絡した。
今すぐ避難しなさいと言われた。

わたしは母親だ。
小さい子供が2人いる。

旦那がもしわたしを殺そうとして逮捕されたら、
子供たちは犯罪者の子になるのだ。

それだけは、避けなければならない。

子どもの命を守るのは当然だけど
子どもたちの将来を奪わないのもわたしの役目だ。
わたしがしっかりしなきゃ、
わたしが守るんだ。


ひとつ神様にお願い
あの包丁のシーン、
どうか子どもたちの記憶から消してくださいお願いします。


どんどんエスカレートしているDV。
このままだと、ほんとうに誰かが傷つけられる。
それが、もし子どもたちだったら。


やっぱり逃げなきゃ。
シェルターに入ろう。





子どもたち、
いつも振り回してごめんね。
その度に不安になるよね。
ママはね、あなたたちがだいすきなんだよ。
世界でいーちばんの宝物なんだよ。




いまママがしようとしてることは、
あなた達にとってプラスかマイナスか分からないけど、きっとこれからたくさん傷つく。いろんなことに。


でも、あなた達にはママがいるから。
わたしが絶対的な味方だから。
ママ、もっと強くなるね。
誰から何言われても動じないくらい、強いママになるよ。


だから安心してね。
ママはこれからもずっとあなた達のすぐそばにいるからね。だいすき、愛してる。