メルカリズムは、それとなく相手に意識させないままに、より良い取引にするためのものです。


❖感謝メッセージ❖
寒くなってきました、いかがお過ごしでしょうか。

さて、昨日は、メルカリ事務局さまから個別メッセージにて以下の感謝メッセージをいただきました。ありがとうございます。

一定スパンで規定をクリアしている方に贈られていると思います。

royalty(ロイヤルティ);フランチャイズなどの使用料

loyalty(ロイヤルティ);忠誠心。また、マーケティング用語のブランドロイヤルティにも関連し、特定ブランドを長期に渡り信頼し利用し続けるという意味です。 

Thank youのくだりのloyaltyに示されているように、事務局さまはそれら規定をもって、いわゆる顧客ロイヤルティとし重視している象徴であり、メルカリのブランドロイヤルティ推進の一環と言えます。

また後述しますが、このたびはありがとうございます。

同じく受け取られたかたもいらっしゃると思いますが、受け取る側も嬉しいものですね。

私的には現在の被評価数は500ちょっと、長いことやっていますが、正直たいしたことはないですが、感謝メッセージをいただいたのは初めてですから新しい仕様と思いますが、嬉しいです。

私的には、かつて事務局さまから旧ソウゾウでの委託出品オファーや、旧メルカリチャンネルの開始即時配信オファーをいただいたことはありますが、これらもランクにより選ばれました。

その他にも、私はiPhone使用ですが、iPhoneにおける新機能モニターをいただくこともあります。試してみて感想や意見を送信するというモニターですが、面白いことを考えていると関心いたします。

しかし、何よりユーザー心理に働きかけるこういう気配りがやはり、行動経済学を基調としたメルカリ事務局さまらしく、素晴らしいと思う次第です。

たとえば、商品を購入すること自体は経済学ですが、商品をセレクトするまでの決断は、さまざまな感情が交錯する心理学です。

そのように数値化できない人間の感情によって、行動経済学は時間とお金、さらに人の心理が密接に関わっているからです。

また、顧客ロイヤルティについてになりますが、メルカリでたとえますと、アプリ自体に満足していても、システムや対応サポート体制に不満があったり、出品や購入プロセスにおいて使い方が複雑・面倒だったりすると、幾重に現状維持バイアスが掛かり、それが多いほど顧客は継続的に利用したりしてはくれません。

【それとなく、相手に意識させないままに】


そのため、1回の購買体験や利用経験に基づくCS(Customer Satisfaction;顧客満足度)に対して、

長期に渡り信頼や愛着を持ってくれている状態になっているかを判断する、顧客ロイヤルティ(Customer Loyalty;CL)という概念が生まれ、CLはCSよりも重要視されています。


ロイヤルティが高い顧客は、自ら定期的に利用したり商品を購入するだけでなく、さらにそれを周囲の人々にも勧める傾向にあるため、企業の行う集客やマーケティングに、積極的に協力してくれるアンバサダー的な立ち位置のロイヤルカスタマーとして、その存在が重要視されています。


また、メルカリが紹介キャンペーンに力を入れていることにも関連性があります。


感謝メッセージをいただいた方は少なからずロイヤルティが高いユーザーとも言えるでしょう。


関連しまして、PayPayフリマにも期待しているところではありますがメルカリがあるだけに現状使いにくいと感じざるを得ないばかりか、皮肉にもそれが、私的にはそれだけメルカリにおけるCLが高いことをも裏付けているとも思います。


今回、感謝メッセージに対しお礼の返信を差し上げたところ、そういうつもりではなかったのですが、案の定のご返信を、それも真摯なメッセージをいただき恐縮です。

テンプレではなさそうですが、いやさすがにお世辞とて照れます(笑)返信を逐一くださるという律儀な面がまた、事務局さまならではと思います。
 
これこそが、メルカリに根付いたユーザー伝統のコミュを重視するルーツでもあり、それがユーザーによってまた具現化されているのです。

こちらこそ感動せざるを得ないメッセージをわざわざありがとうございました。


いつもお読みいただきまして、いいねなどありがとうございます。気づきなど、ご参考になれば幸いです。あなたも、メルカリストのかたも、素敵な一日と、より良い取引を創造してくださいね。