ファインディングニモにでてくる鳥みたいに
努力もしないでほしいものを「ちょうだい、ちょうだい、ちょうだい」って
いってるだけのような人にはなりたくない
金子みすゞの私を縛らないで
の中の「日常性に薄められた牛乳」みたいにもなりたくない
いまでも自分は頑張ってるって
認めた上で「甘えんな」って
喝をいれていたい
上とか下とかないって思いたい
世界には自分より過酷な環境で
生きている子がいる
かわいそうって思いたくない
でももし生まれるまえに選択肢を
与えられるとしたら
いまのままの自分の人生を選ぶんだろうな
まだその程度
でもいま思うのは、「幸せを感じる感性」は、みんな平等に持っているのだと思う
いや環境が厳しいほどその感性は
高いのではないだろうか
自分の中の「普通」があって
その普通は皆バラバラだけど
それを基準に「幸せ」になれるように努力しているんだと思う
だから幸せになれないひとはいないと思う
「当たり前」って言葉はこの世にいらないと思う
だって「当たり前」ってことは
なにひとつないから
そのことをすぐに忘れてしまうけど
なにかを経験したあとで
価値観が180度変わってしまうことが
あると思う
歳をとってもそう思って生きていきたい
