Google翻訳に頼ってはいけない訳
2021年12月10日CEDRIC

Google翻訳に頼ってはいけない訳
英語を学習していてわからない文章が出てきた時、それを簡単に訳してくれるものがあればとっても便利ですよね!特に英語を学習したいけれど身近にネイティブがいない場合、即座に答えが知れたら大満足です。そのような理由から、有名で誰もが知っていると言っても過言ではないのがGoogle翻訳ですね。ただ、今回はあえてそれを使ってはいけないと警鐘を鳴らしましょう!便利なのに使ってはいけない理由とは?それを知ればあなたももう使おうとは思えないはずです。
目次
Google翻訳ではきちんと訳せない
主語の無理矢理感に注意
Google翻訳の珍回答集!
Google翻訳よりアプリ!
まとめ
Google翻訳ではきちんと訳せない
「Google翻訳があるなら英語や語学なんてもう勉強しなくてもいいじゃん」なんて思っている中学生もいそうですが、大人になってから使ってみるとかなり使えないことがわかるでしょう。つまり、Google翻訳ではきちんと訳せないのです。これは翻訳と言っているからには致命的・・・。
けれど、実際に使ってみるとGoogle翻訳はただ文字を訳しているだけにとどまっているので、とってもおかしな訳になってしまうことがわかります。経験がある方ならわかりますよね。まだ中学生くらいならそれが正しいのだろうと思ってしまうのですが、ある程度英語の力が付いてくればそれがいかに変な文章かがわかります。
人間なら、文脈を呼んだり口語を理解することができるのですが、Google翻訳にそのような機能はありません。字だけをチェックするため、例えばアニメの台詞を英語で訳そうと思って日本語から英語、英語からまた日本語と訳すと、「うおおおお!」という気合いの入ったセリフは「魚ーーー!」となったという話も・・・!魚を音読みしてしまったのですね。笑える話ですが、それくらいGoogle翻訳は文字だけを訳すことがわかる例です。
主語の無理矢理感に注意
主語の無理矢理感に注意
日本語の場合、主語がなくても文章はわかりますよね。特に口語だといちいち「私は~」と毎回つけて話す人はいません。つけなくてもわかる言語だからです。しかし、英語は絶対に主語が必要な言語ですよね。だからGoogle翻訳では日本語を英語に訳そうとすると無理矢理主語を作るため、おかしな文章ができあがってしまうのです。
ここは翻訳が機械の場合、日本語と英語の言語の文法的違いに泣かされるところでしょう。ですがやはり人間で、英語という言語がどのようなものかを学んできたらそのようなミスは犯しませんよね。だからめちゃくちゃ英語よりのわかりやすい日本語を入力すればマシな文章が出て来るかもしれませんが、それを知らず普通に入力すると悲惨な文章が出来上がるでしょう。
将来にはもっと性能の良い翻訳機が出て来るから海外に行くことがあっても英語を習う必要なんてないと思っている学生諸君には、人だからこそできる文脈理解や口語的言い回しの理解は、機械には無理であるということを伝えたいですね。

Google翻訳の珍回答集!
Google翻訳の珍回答集!
一見便利なGoogle翻訳ですが、いかにおかしな訳になっているのかを知るために今回は珍回答を集めてみました!日本語を入力し、一度英語に訳した文章をもう一度日本語で訳すというものです。文章というと長くなるので、有名な会社が使っているフレーズを訳してみたというサイトを参考にしています。こちらで紹介するのは一部のみなので、もっと見たいという方はこちらをどうぞ!
こちらはあのティッシュでお馴染みの会社のフレーズですね。
「やさしく触れていいですか?」
これを早速Google翻訳!
google翻訳→あなたがそっと触れるにしてもよろしいですか?
主語は私のはずなのに、あなたになっているのもおかしい・・・。より丁寧な言い回しになっているのに加え、文法もおかしいですね。
ではこちらはどうでしょうか。ちょっとカッコいい言葉ですがどう変わるでしょう。
「自分の夢に、嘘はつけない。」
google翻訳→彼らの夢の中で、私は嘘を入れてはいけません。
「夢」は夜見る夢のように変換されてしまいましたし、やはり無理矢理付けた主語がおかしいですね。嘘を「入れる」という表現もへんてこりん。
どんどんいきましょう!
「きれいなお姉さんは、好きですか?」
google翻訳→美しい姉はあなたが好きですか、ですか?
んー!惜しい?主語と目的語がなぜか入れ替わってしまったので意味が変わってしまいました。そしてかなり質問攻めにしている感じですね。
では車を使ったフレーズはどうでしょうか。
「小さなクルマ 大きな未来」
google翻訳→ビッグ将来の小型車
元のフレーズを見れば理解できますが、「大きな」が何故か英語のままで訳せていませんね。小型車は頑張って訳した感じで意味も伝わりはするものの、やはり日本語のネイティブが感じるフレーズにするには「なんか変」というニュアンスまでは汲み取ることができません。
「名もなき道の向こうへ」
google翻訳→道路の反対側に名無しさん
これは笑えますね!「名もなき」が「名無しさん」に、「道の向こうへ」が「道路の反対側」になってしまっています。とてもカッコいいフレーズなのに、ただ道路の反対側に名無しさんがいたらちょっとホラーチックというかクスっとくるというか・・・。
「そうだ、京都に行こう」
google翻訳→はい、それでは、京都へ行こう
こちらは意外と上手く訳せていますよね。わかりやすいフレーズだったからというのもあるのでしょうか。
「no music no life」
google翻訳→昆虫Cの寿命
???初の英語の翻訳でしたが、これはまったく意味がわからなくなりました。昆虫Cはどこから来たのか・・・。「life」は「寿命」になったのだと推測できますが、簡単な英語であるmusicが見当たりませんね。
まだまだ色々訳してみるといかに人間の脳の方が優秀かを思い知らされるので、ちょっとした息抜きなどにやってみてください。面白いですよ。・・・本当は面白かったらダメなんですが。
Google翻訳よりアプリ!
Google翻訳よりアプリ!
Google翻訳が使えないならどうやってわからない文章を理解したらいいのだろうと思った方、今の時代はアプリですよ!海外で同じく英語や日本語、それ以外の言語を学習している人達が集まるアプリがあり、そこでSNSのようにわからないところを質問しあえる場があるんです。お互いに教え合えばランゲージエクスチェンジになり、win-winな関係を気付けますよね。
アプリ内で通話ができたり、発音を送ることもできるのでとっても便利!時差があるので国外に住んでいる方とやりとりするには返信に少し時間がかかるかもしれませんが、自分が作った文章を採点してくれたりもするので、ネイティブに実際に聞けるというメリットは大きいと思います。英会話レッスンと違ってお金もかかりませんし、頑張っている人達が自分以外にいるとわかると仲間意識も出てきてモチベーションアップに繋がります。
まとめ
Google翻訳について書きましたが、実は皆さんGoogle翻訳がめちゃくちゃな訳をすることはご存知だったのでは?しかし、それでも身近に英語を見てくれる人がいないからとついつい使ってしまっていたかもしれません。しかし、短いフレーズでもとんちんかんな訳になることがわかった今では、使ってはいけないことがわかりましたよね。まだまだネットより人間の脳の方がよっぽど高性能なんです。聞くならやはり生身の人間にしておきましょう。
以上…Kimini…シェア
2021年12月10日CEDRIC

Google翻訳に頼ってはいけない訳
英語を学習していてわからない文章が出てきた時、それを簡単に訳してくれるものがあればとっても便利ですよね!特に英語を学習したいけれど身近にネイティブがいない場合、即座に答えが知れたら大満足です。そのような理由から、有名で誰もが知っていると言っても過言ではないのがGoogle翻訳ですね。ただ、今回はあえてそれを使ってはいけないと警鐘を鳴らしましょう!便利なのに使ってはいけない理由とは?それを知ればあなたももう使おうとは思えないはずです。
目次
Google翻訳ではきちんと訳せない
主語の無理矢理感に注意
Google翻訳の珍回答集!
Google翻訳よりアプリ!
まとめ
Google翻訳ではきちんと訳せない
「Google翻訳があるなら英語や語学なんてもう勉強しなくてもいいじゃん」なんて思っている中学生もいそうですが、大人になってから使ってみるとかなり使えないことがわかるでしょう。つまり、Google翻訳ではきちんと訳せないのです。これは翻訳と言っているからには致命的・・・。
けれど、実際に使ってみるとGoogle翻訳はただ文字を訳しているだけにとどまっているので、とってもおかしな訳になってしまうことがわかります。経験がある方ならわかりますよね。まだ中学生くらいならそれが正しいのだろうと思ってしまうのですが、ある程度英語の力が付いてくればそれがいかに変な文章かがわかります。
人間なら、文脈を呼んだり口語を理解することができるのですが、Google翻訳にそのような機能はありません。字だけをチェックするため、例えばアニメの台詞を英語で訳そうと思って日本語から英語、英語からまた日本語と訳すと、「うおおおお!」という気合いの入ったセリフは「魚ーーー!」となったという話も・・・!魚を音読みしてしまったのですね。笑える話ですが、それくらいGoogle翻訳は文字だけを訳すことがわかる例です。
主語の無理矢理感に注意
主語の無理矢理感に注意
日本語の場合、主語がなくても文章はわかりますよね。特に口語だといちいち「私は~」と毎回つけて話す人はいません。つけなくてもわかる言語だからです。しかし、英語は絶対に主語が必要な言語ですよね。だからGoogle翻訳では日本語を英語に訳そうとすると無理矢理主語を作るため、おかしな文章ができあがってしまうのです。
ここは翻訳が機械の場合、日本語と英語の言語の文法的違いに泣かされるところでしょう。ですがやはり人間で、英語という言語がどのようなものかを学んできたらそのようなミスは犯しませんよね。だからめちゃくちゃ英語よりのわかりやすい日本語を入力すればマシな文章が出て来るかもしれませんが、それを知らず普通に入力すると悲惨な文章が出来上がるでしょう。
将来にはもっと性能の良い翻訳機が出て来るから海外に行くことがあっても英語を習う必要なんてないと思っている学生諸君には、人だからこそできる文脈理解や口語的言い回しの理解は、機械には無理であるということを伝えたいですね。

Google翻訳の珍回答集!
一見便利なGoogle翻訳ですが、いかにおかしな訳になっているのかを知るために今回は珍回答を集めてみました!日本語を入力し、一度英語に訳した文章をもう一度日本語で訳すというものです。文章というと長くなるので、有名な会社が使っているフレーズを訳してみたというサイトを参考にしています。こちらで紹介するのは一部のみなので、もっと見たいという方はこちらをどうぞ!
こちらはあのティッシュでお馴染みの会社のフレーズですね。
「やさしく触れていいですか?」
これを早速Google翻訳!
google翻訳→あなたがそっと触れるにしてもよろしいですか?
主語は私のはずなのに、あなたになっているのもおかしい・・・。より丁寧な言い回しになっているのに加え、文法もおかしいですね。
ではこちらはどうでしょうか。ちょっとカッコいい言葉ですがどう変わるでしょう。
「自分の夢に、嘘はつけない。」
google翻訳→彼らの夢の中で、私は嘘を入れてはいけません。
「夢」は夜見る夢のように変換されてしまいましたし、やはり無理矢理付けた主語がおかしいですね。嘘を「入れる」という表現もへんてこりん。
どんどんいきましょう!
「きれいなお姉さんは、好きですか?」
google翻訳→美しい姉はあなたが好きですか、ですか?
んー!惜しい?主語と目的語がなぜか入れ替わってしまったので意味が変わってしまいました。そしてかなり質問攻めにしている感じですね。
では車を使ったフレーズはどうでしょうか。
「小さなクルマ 大きな未来」
google翻訳→ビッグ将来の小型車
元のフレーズを見れば理解できますが、「大きな」が何故か英語のままで訳せていませんね。小型車は頑張って訳した感じで意味も伝わりはするものの、やはり日本語のネイティブが感じるフレーズにするには「なんか変」というニュアンスまでは汲み取ることができません。
「名もなき道の向こうへ」
google翻訳→道路の反対側に名無しさん
これは笑えますね!「名もなき」が「名無しさん」に、「道の向こうへ」が「道路の反対側」になってしまっています。とてもカッコいいフレーズなのに、ただ道路の反対側に名無しさんがいたらちょっとホラーチックというかクスっとくるというか・・・。
「そうだ、京都に行こう」
google翻訳→はい、それでは、京都へ行こう
こちらは意外と上手く訳せていますよね。わかりやすいフレーズだったからというのもあるのでしょうか。
「no music no life」
google翻訳→昆虫Cの寿命
???初の英語の翻訳でしたが、これはまったく意味がわからなくなりました。昆虫Cはどこから来たのか・・・。「life」は「寿命」になったのだと推測できますが、簡単な英語であるmusicが見当たりませんね。
まだまだ色々訳してみるといかに人間の脳の方が優秀かを思い知らされるので、ちょっとした息抜きなどにやってみてください。面白いですよ。・・・本当は面白かったらダメなんですが。
Google翻訳よりアプリ!
Google翻訳よりアプリ!
Google翻訳が使えないならどうやってわからない文章を理解したらいいのだろうと思った方、今の時代はアプリですよ!海外で同じく英語や日本語、それ以外の言語を学習している人達が集まるアプリがあり、そこでSNSのようにわからないところを質問しあえる場があるんです。お互いに教え合えばランゲージエクスチェンジになり、win-winな関係を気付けますよね。
アプリ内で通話ができたり、発音を送ることもできるのでとっても便利!時差があるので国外に住んでいる方とやりとりするには返信に少し時間がかかるかもしれませんが、自分が作った文章を採点してくれたりもするので、ネイティブに実際に聞けるというメリットは大きいと思います。英会話レッスンと違ってお金もかかりませんし、頑張っている人達が自分以外にいるとわかると仲間意識も出てきてモチベーションアップに繋がります。
まとめ
Google翻訳について書きましたが、実は皆さんGoogle翻訳がめちゃくちゃな訳をすることはご存知だったのでは?しかし、それでも身近に英語を見てくれる人がいないからとついつい使ってしまっていたかもしれません。しかし、短いフレーズでもとんちんかんな訳になることがわかった今では、使ってはいけないことがわかりましたよね。まだまだネットより人間の脳の方がよっぽど高性能なんです。聞くならやはり生身の人間にしておきましょう。
以上…Kimini…シェア