台風6号、接近中。

風が強まり、渦巻く音。

ヤマは今夜らしい。



土曜午後の時点で、スーパーでは品薄が始まっていた。日曜になると、ラーメン、パン類、お菓子は棚が空だったりした。息子が好む食パンは1種類しかないが、よく行くスーパーでは売り切れ、2件目で無事ゲット。


夜8時、バタバタして夕食を食べ損ねた私は、少し宿題をすると言う息子の隣で、その食パンを1枚食べた。チーズとマヨネーズを乗せて。


10分もしないうちに腹痛、全身 汗でグッショリ、血の気が引き、トイレから出るとフラフラ。

チラッと見た唇の色は真っ青で、横になると目眩や寒気も始まった。

ヤバいヤツだ。

血圧を計ると見たことの無い数字、85-58。

迷走神経なんとか だろうか?


明日からの激しい風雨で家を出られず、かつ停電した場合を考えると、今夜で終えたい作業が3つあった。

洗濯物をコインランドリーで乾かす、明日用のカレーを作る、明後日用の米を炊く。

汗っかきの息子の4回分の着替えとタオルが主なので、洗濯物は最優先だ。数年前の大きな台風の時は停電1日目でホテルに泊まったが、今はまだ宿泊を考えるタイミングではない。

 

夕方から実家で晩酌しているであろう旦那に頼る事にした。

「今 風呂に入り始めた所だからすぐには行けない、救急車を呼べ。吞んでいるから運転できないが、1時間半後にタクシーで行く」


アレルギーのある息子の食事の準備や、薬の場所も知らない旦那、私が救急車に乗ってしまえば、息子は留守番?明日以降はどうするのか、考えないらしい。


今 私が希望するのはコインランドリーで洗濯物を乾かしてもらう事。

私自身は救急車に乗る時では無いと判断しているのに。


息子にお願いして、少量のアクエリアスをチンして温めてもらい、ストローをさしてソファまで持ってきてもらった。入っていたのは本当に1口分だったが、魔法のように目眩が治まった。


1時間後、今タクシーを呼んだが そちらに泊まる準備をした方がいいかと旦那が聞いてきた。


「少し回復してきたから泊まりは必要ない。でも洗濯物を持って道向かいのコインランドリーまで行けそうにないから、それを お願いしたい。乾燥機が全て埋まっていれば、空くまで待つかもしれない」

と話す。


その時点で22時を回っていたが、息子はまだ起きていた。目はトロンとしている。やがて旦那が来て、息子に「一緒に行くか?」と聞いた。

やめて~!


息子「うん!」

旦那「雨が降るかもしれないからカッパを着ろよ」

息子「うん!」


この湿気で身体がべちゃべちゃになれば、また全身の汗疹が復活する。1週間前に皮膚科に行き、やっと回復していた。でも行く気まんまんの息子を止める元気も私には無かった。

汗をかいて帰宅したら、旦那にシャワーをお願いしよう。

息子はまだ1人で出来ないのだ。

男は色々考えて動けない生き物なのだろう、特に旦那は。


そして30分後、2人が帰宅。

熱で暑いコインランドリーの中のベンチに座り、話をしていたとか。

さすがにカッパは脱いだが、汗は帰宅時の強風ですぐ乾いたと言う。

シャワーして寝た方が痒い痒いにならずに済む。

シャワーをお願いすると、それは出来ないと言って帰ってしまった。

はぁ、、、


千円ほどの距離だが夜からタクシーで来てくれ、コインランドリーに行き、また千円かけて帰る。

感謝すべき所と失望する所があり、結果、残ったのは なんだか嫌な気持ちだけだった。


夜中も今も、私はやはりお腹の調子が悪い。家事は出来る。

私がシャワーに入れ、零時に寝た息子は、今もまだ寝ている。

買った食パンは、念の為 食べない方がいいかな。

やれやれだぜ。