「水回りのクリーニングって本当に必要なの?」
そう感じている方はとても多いですが、実はこの疑問こそが、住まいの劣化・体調不良・出費増大の入り口になっているケースが非常に多いのです。

水回りは毎日使うからこそ、少しずつ確実に汚れが蓄積し、気づかないうちに“取り返しのつかない状態”へと進行していきます。
表面がきれいに見えても、内部にはカビ・雑菌・水垢・皮脂・油が大量に残っていることがほとんどです。

この記事では、水回りクリーニングが「なぜ必要なのか」「放置するとどうなるのか」「プロに頼むと何が変わるのか」を、根拠と具体例を交えて徹底解説します。

そもそも「水回り」とはどこを指す?

水回りとは、住まいの中でも特に水・湿気・汚れが集中するエリアを指します。

  • キッチン(台所)

  • 浴室(お風呂)

  • 洗面所

  • トイレ

  • 洗濯機まわり・排水管

これらの場所はすべて、「湿度が高く」「皮脂・油・石鹸カスなどの有機汚れが多く」「菌が繁殖しやすい」という共通点を持っています。

つまり水回りは、家の中で最も汚れやすく、最も劣化しやすく、最も健康に影響を与えやすい場所なのです。

しかも水回りは「見えない部分」に汚れが集中します。
排水管の奥、浴槽のエプロン内部、洗濯槽の裏側、換気扇の内部など、普段目に入らない場所こそが最も汚れています。

水回りの汚れはなぜ厄介なのか?

1. 見えない汚れが大量に潜んでいる

水回りの汚れが厄介なのは、「見えないところで確実に進行する」点にあります。

例えば洗濯機。
見た目はきれいでも、洗濯槽の裏側には黒カビ・洗剤カス・皮脂汚れがびっしり付着しています。
これが剥がれ落ちて洗濯物に付着し、「黒いカスがつく」「生乾き臭がする」などの原因になります。

浴室も同様で、浴槽のエプロン内部にはヘドロ状の汚れとカビ菌が溜まり、換気をしていてもカビがすぐ再発する原因になります。

キッチンでは、換気扇の内部にこびりついた油汚れが、火災リスクや悪臭の原因になります。

これらは、市販洗剤ではほぼ対応できません。

2. 雑菌・カビは健康リスクになる

水回りの汚れは単なる「不快」ではなく、「健康被害の原因」になります。

水回りに繁殖するカビや雑菌は、

  • アレルギー性鼻炎

  • 喘息

  • 皮膚トラブル

  • 免疫低下

  • 食中毒

などの引き金になることが分かっています。

特に小さなお子さん・高齢者・アレルギー体質の方がいる家庭では、水回りの清潔さが体調に直結します。

「最近くしゃみが止まらない」「家にいると喉がイガイガする」などの症状が、水回りのカビ菌が原因だったケースも非常に多いのです。

水回りクリーニングを放置するとどうなる?

① ニオイが取れなくなる

排水口や洗濯槽の汚れは、時間が経つほど酸化し、悪臭の原因になります。
一度この状態になると、市販洗剤ではほぼ改善しません。

  • 排水管内で汚れが固着

  • 雑菌の巣になる

  • 換気をしても臭う

最終的には「配管洗浄」「部品交換」「床の張替え」など、高額修理に発展します。

② 設備の寿命が縮む

水垢や尿石は金属部品を腐食させます。

  • 蛇口が詰まる

  • 給湯器が故障

  • 排水管が破損

結果的に、数万円〜数十万円の修理費が発生します。

③ 資産価値が下がる

水回りの状態は、内覧時に最もチェックされるポイントです。

  • 汚い=管理されていない家

  • カビ臭=住みたくない家

これだけで売却価格が下がったり、賃貸の入居率が激減します。

プロの水回りクリーニングでできること

自分での掃除 プロクリーニング
表面のみ 分解洗浄
市販洗剤 業務用洗剤
見た目だけ 原因から除去
臭い残る 臭いの根絶

キッチン

  • 換気扇分解洗浄

  • 排水口・排水管内部洗浄

  • コンロの焦げ落とし

  • シンクの水垢・くもり除去

油汚れは時間が経つほど硬化し、落としにくくなります。
プロ洗浄で新品のような輝きが戻ります。

浴室

  • エプロン内部洗浄

  • 鏡のウロコ完全除去

  • 天井カビ除去

  • 排水管洗浄

特にエプロン内部は「カビの巣」です。
ここを洗わない限り、何度掃除してもカビは再発します。

トイレ

  • 便器裏の尿石除去

  • タンク内部洗浄

  • 換気扇洗浄

尿石は非常に硬く、市販洗剤ではほぼ落ちません。

洗面所・洗濯機

  • 排水管内部洗浄

  • 洗濯槽分解洗浄

  • 石鹸カス・皮脂除去

「洗濯物が臭う」の原因はほぼここです。

水回りクリーニングの理想頻度

場所 推奨頻度
キッチン 年1回
浴室 年1回
トイレ 1~2年
洗濯機 年1回
排水管 2~3年

「自分で掃除しているから大丈夫」は危険?

実際、最も汚れが深刻なのは「きちんと掃除している家庭」です。
なぜなら内部まで掃除していないからです。

見た目がきれい=中もきれいではありません。

水回りクリーニングは“最大の節約”

  • 修理費の予防

  • 住宅寿命の延命

  • 健康維持

  • 資産価値の維持

結果的に「お金も健康も守るメンテナンス」です。

まとめ

水回りのクリーニングは「ぜいたく」ではありません。
家を守るための必須メンテナンスです。

「臭い・カビ・詰まり」を感じた時点で、すでに内部はかなり進行しています。
早めのプロ清掃が、住まいと家計を守る最大の近道になります。

 

参考記事

 

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