先日彼と話し合いをしました。



色々思う部分はあったけど

どうしてもある一つの事だけが引っ掛かり

それだけは許せなかった。



頑張って気にしない様にしてきた。

私が我慢すれば済む話。

彼に相談してまたこじれても大変。

だからずっと抱え込んできました。



でもその限界が近付いているので

ちょうど彼の誕生日と記念が目前だったので

その前にやはり話して解決しようと思い

先日その話をしました。



話すと決めてから2回時間を作って貰ったけれど

それでも話せなかった。

話したら関係が崩れるのではないか、

それならこれまで通り我慢すればいいのか。



でもこのままの気持ちでは会う度思い出すし

長続きしないなと思いました。



そして3度目の正直で

文章にまとめたものをやっと読んで貰えました。

その文を渡すまでにも1時間は掛かりました。



それまで彼は

「眠いんだから早くしてよ!

怒るよ?」

とか言ってたけど勇気を出して手を取り

文章を見せたら

5分で読み終わるものを20分くらい

何度も何度も読み返して沈黙が続きました。



やっと口を開いたけれど態度が一変し

「ごめんね…

こんなに苦しんでたなんて

気付いてあげられなくてごめんね。

辛かったね。」

と優しく声を掛けてくれました。



実はその件があってから親のDVに加え

もう本当に悩みすぎて

死にたいと思う回数が増えていました。


幸せなはずなのに…

彼とのたった一つのいざこざ、

親のDV、

自分が健康じゃない事、

色々重なって消えたくなっていました。



最期くらいは幸せな気持ちのまま死にたくて

彼と会っている時でも

ふとその願望に襲われる事がありました。



その事も初めて伝えられました。



会ってる時に伝えれば

絶対に動揺するし迷惑を掛けると思ったから

言える訳なかった。



でもこれからはいつでもちゃんと伝えてと、

悪い事も何でも言って、

気を使いすぎだよ、

もっと頼っていいんだよって

言って貰えました。



だからその後正直に言いました。



次旅行に行く時は…

旅先で…

初めて…

いやいややっぱり言えない。

何でもない、悪い事なの。

と言ったけれど彼は私の手を取り握りしめて

そう言うのがダメ!ちゃんと言って!

と微笑みながら手を頬に当て目をつぶって

話すまで待ち続けてくれました。



次旅行に行く時は…

旅先で…

初めて…

飛び降りる事…

考えないで…

過ごしたいな…



微笑みながらゆっくり頷いた彼。

その途端に目から涙が溢れた。


更に

「せっかくの旅行なのに

いつも気を使わせてごめんね」

と伝えるも

「大丈夫だよ」

と言ったきり

手を握りしめたままひたすら泣き続ける彼。



あんなに悲しそうな彼の顔を見るのは

初めてだった。

辛かった。

でも嬉しかった。

これでもう1人で苦しまなくて済むんだなって。



旅行に行くといつも飛び降りようとする。

親から離れているチャンスに

大好きな彼との時間を最期に

全て終わらせたいと

高い階数の宿の窓から

身を投げようと考えたり

螺旋階段から飛び降りようとしたり

いつも辛かった。

誰にも話せなかった。

話せる訳なかった。



でも勘付いていたのか彼は

私が部屋を出ようとしたら

1人にはできないと後を着いてきたりしてた。



そして最後に

「降りる必要なんてない。

みずほが死んだら俺は一生自分を責める。

何もしてあげられなかったと後悔する。

みずほが死ぬという事は

俺の人生の半分無くなるのと同じ事。

まだ何もしてあげられてないんだから…

その事を忘れないでね…」

という重みのある言葉。

聞いた事ない

あんなに泣きながら

言葉が詰まって話せない

彼の姿。


その姿を見ていると

私も泣けた。




きっと1番辛いのは今。

1番苦しい壁はもう越えたのだと信じたい。

ここからどんどん楽に

幸せになるのだと信じる。




また沢山迷惑を掛けたと後悔した。

でもその後悔を超える程に

今はありがとうと解放感。



2人で幸せになりたい。