1856年のイースター休暇で、ホフマンが故郷のドイツに帰郷している間に、パーキンはロンドン東部のケーブル・ストリート（英語版）通りのアパート最上階の自宅にある粗末な実験室でさらなる実験を試み,ここで彼の重要な発見がなされた。それは混合物中アニリンの一部が化学変換されてアルコールが濃い紫色を呈したのであった。パーキンは絵画や写真に興味があったので、すぐさまこの結果に強く引かれた。そして、彼の友人のアーサー・チャーチ、トーマス・チャーチ兄弟とともに更なる実験を試みた。
当時は衣服を染色する染料はすべて天然物より抽出されていた。それゆえ染料の多くは高価であり、労働集約的な生産方法であった。
染料の発見は、資本家を勃興させ、大量且つ安価に製造され、綿にも適用され、商業染色会社に歓迎され、何よりも大衆の需要を創出した。パーキンは多方面において活動的であった。一連の活動のさなかで、彼は大量の資本を得、チャーチ兄弟は工場を建てた。彼は、木綿の媒染剤を発明し、その技術・サービスを操作できる第一人者となり、それを市場に公開した。
パーキンの業績において真に偉大なところは、化学と一般日常のビジネスと消費とが共存する点を突いていることにある。実際にそれは広く普及した。そして他の化学者の場合以上に彼らは裕福となった（当時の化学者は殆ど学府に閉じこもっていた）。
ウィリアム・パーキンは後年においても有機化学において活発な研究を継続した。彼が発見し、商品化した合成染料にはBritannia Violet やPerkin's Greenなどがある。後に彼は、合成香料でケイ皮酸からクマリン合成法を発見した。その反応は後にパーキン反応として知られることになる。
1879年には王立協会のフェローに選出され、ロイヤル・メダルを受賞。1906年にナイトの称号を授与された。
1907年、パーキンは虫垂炎に併発した肺炎のためこの世を去った。
という事で～～～ お付き合いありがとうございました！ <m(__)m>
「母介護での苦悩」話題ですが
これからも静かに見守っていただければ・・・幸いに存じます♪
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2019年3月の追記です、2018/5/18(金) 午前 8:30 の記事にリンクしました
上記記事に、トラックバックを貼ってありましたが、
12月にyahooブログ終了するので、記述を改めます。
