あめばーあめまのブログ

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北朝鮮のミサイル発射の情報が遅れた問題で、政府はアメリカの早期警戒衛星の一報だけで、その確認に手間取ったと説明していました。しかし、13日午前7時40分ごろに発射されたミサイルを海上自衛隊の電子偵察機「EP3」などがその2分後にキャッチしていて、その後、爆発したミサイルの一部を10分間にわたって追跡していたことがANNの取材で明らかになりました。この情報は、速やかに野田総理大臣や藤村官房長官にも報告がされていたとみられます。

 関係者によりますと、アメリカの早期警戒衛星がミサイルの発射情報をキャッチしたのは午前7時40分。その2分後の42分すぎには、海上自衛隊の電子偵察機のEP3なども発射情報をつかみました。また、爆発したミサイルの一部を10分間にわたって追跡していて、これらの情報は福岡県内の施設を通じて防衛省や総理官邸にももたらされました。さらに、この時点でアメリカのイージス艦も発射情報を日本側に伝えていて、政府は合わせて3つの情報を得ていました。ただ、ミサイルが想定外に早く爆発したことなどから、日本のイージス艦や国内の最新式のレーダーは全く観測できませんでした。このため、総理官邸は、Jアラートによる自治体などへの情報発信を行いませんでした。政府が独自に発射情報をつかんでいたにもかかわらず、国民への情報発信に生かせなかっただけでなく、国会などでの経緯の説明でも食い違いがあり、改めて政府の対応が問われることになりそうです。