Pick a part that's new.

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日々のこと、台湾のこと、その他いろいろ、思ったことを書いています。
 書いてみたりやめてみたり、ペースもいろいろ、内容もいろいろかと思いますがご容赦くださいませ!

Amebaでブログを始めよう!
好久不見 :)

ニュースがあるということではないのですが
これまで見た台湾ドラマのリストを作っておこうかと思います^^
見た順ということでもないですが

***面白かった
**見る価値はあり
*特筆することはないけど、悪くはないのでお時間あれば。
↑上記評価、コメントとも、100%個人的見解・印象を述べているに過ぎませんので
ご理解ください^^

***流星花園 (花より男子)  BS日テレ・・言わずもがな(?)の台湾ドラマ登竜門。服が変だよな・・と思ってはいましたが、撮影時に予算が少なくて、撮影チームが御曹司の衣装っぽく見える物をそろえるのは本当に苦労されたそうです。

**流星花園2  BS日テレ・・・オリジナルストーリー。はいからさんが通るみたいだなと思ったのは私だけかしら・・・

*貧窮貴公子(山田太郎ものがたり)  BS日テレ・・仔仔が可愛いにつきます。「真的嗎?」の愛らしさ! のちにブレイク(?)するチャンロンロンも出てます。

**狂愛龍捲風(ラブストーム)  BS日テレ・・・ビビアンスーと仔が共演。ビビアンは可愛いし、意外と(失礼)ケン(朱孝天)が良い味を出していて主役といっても良いかなと。仔の元カノが黒道のお嬢役で出てますね。このあと事故で亡くなって可哀想でした・・・

**惡作劇之吻(いたキス)  BS日テレ?・・・こちらも台湾ドラマの超有名作。

*惡作劇之吻2 BS日テレ?・・・女優さんの見栄えを優先しない俳優ってどーなの。

**深情密碼 (サイレンス)  BS日テレ・・・相手も台湾の女優さんで誰かいい人いなかったのかしら・・話せない役なので大変なのかもですが、大根にもほどがあるような。最終回は号泣しすぎて家族に心配されました。

***白色巨塔   NHK

*換換愛(天使のラブクーポン)    BS日テレ? ・・傳一とマイクハーとレイニー。典型的ラブコメっていう感じです。私は傳一のほうが良かったな(笑)

公主小妹   BS日テレ?・・ほとんど覚えてないです・・ 

*美味關係(おいしい関係)   BS日テレ ・・パティホウは可愛いです。仔はもちろんのこと。展開がスローすぎるのと、カフェのオーナーのキャラが全く魅力が無いので、途中、見るのがつらくなりましたが^^;

**這裡發現愛(君に続く道)  BS日テレ ・・お宅の仔、最高。ミシェルも酷評されつつがんばったかなと。傳一も良かった。ルーイーの性格と行動設定が謎すぎて、ちょっとストーリーをつまらなくした印象です笑 仔がらみのストーリーは***。 

***命中注定我愛你(ハートに命中!100%) BS日テレ ・・ジェットコースター的展開もありの、台湾での高視聴率ドラマ。展開はマンガですが、ジョーチェンは熱演だし、確かに面白い。

***敗犬女王(負け犬女王)   BS日テレ ・・イーサンルアンの人気が高かったときのドラマ。働く女性の仕事環境での部分をもう少し書き込んでも良かったかな。でも面白いです。

***痞子英雄(ブラック&ホワイト)   BS日テレ ・・面白い!ちょっとストーリーが途中で変わったのか、話をひろい切れてないところが多い気もしますが、
仔、チャンチュンニン、アイビーチェンはもとより、パソコンオタクのハオガーくんとか課長とか、周囲の人もちゃんと描かれていて。金鐘のいろいろが影響したのか、話が尻切れトンボのままなのがほんと残念。映画は、題名が同じだけで別物です。

この辺から台湾ドラマの帯がなくなってきてしまい・・・
DVDや配信だよりになってしまってます。そのせいなのか、
邦題のせこさに拍車が・・・

***海派甜心(僕のsweet devil)・・面白かった!リアルとは対極にある設定ですが、つづきが待ち遠しかったです。

犀利人妻(結婚って幸せですか)・・うーん。お時間あるかたと、ソニアと温昇豪ファンのかたに。

***我可能不會愛你(邦題、書く気になれない)・・面白かった!この年齢の女性が直面するいろいろなことが素直に描かれてて作りも丁寧、台詞も良い、しかも大仁が素敵となれば、大ブームだったのは当然の成り行きかな。邦題のひどさで魅力が3000%減。又青を形容した言葉ではないけど何度でも見返したくなるドラマ、です。

***回家・・・仔と李李仁、チャンチュンニンが出ていた戦時中〜戦後を描いたドラマの台湾版です。大陸合作だったのですが大陸版とは題名(彼岸1945)も内容も違っています。日本の占領下にあった台湾を舞台に、日本と戦っていた中国本土の軍人と、日本軍に入らされていた台湾人軍医とその家族のストーリーのため、重たい内容ですが、がりがりに痩せた仔の演技が光るドラマです。林柏宏もでていて、印象に残った役でした。仔はこれで金鐘の主演男優賞をとっています。

*罪美麗(台北ラブストーリー)・・脚本は丁寧ですが、どしても主役の彼女の思考回路が苦手だったかな。チェリーママがとっても可愛い。

金大班的最後一夜・・椿姫みたいなお話です。ファンビンビン、メイク映えがはんぱなくキレイです。仔は、視野が狭くて線が細いお坊ちゃま役です。

摩登新人類(ハッピーカラーズ)・・ボーリンでも見るのがつらかった・・

*沒有名字的甜點店・・・たしか途中でチャンロンロンおめでたになってしまったような? 衣類や背景、色調など全体的な造形と、以豪が可愛いです。

*我愛你愛你愛我(恋してる、愛してる)・・ええと。以豪が可愛いです。お姉さん役の彼女を引き立てるためなのか、弟の彼女になる役の人がとにもかくにも素敵さゼロで、ストーリー展開にいまいち納得性がなくなっちゃったような印象。

流氓蛋糕店(ショコラ)・・期待してたのですが・・。うーん。うーん。

***喜歡·一個人(恋する、お一人様)・・面白かったです。登場人物が多めですが、わきあいあいで各自のストーリーも楽しく見られました。最後のほう突然二時間ドラマになったのはちょっともったいないですが。だいたいの部分は、台詞がテンポ良く自然なのも良かったです。たまに見返したくなります。

***妹妹(僕らのメヌエット)・・展開には今でも思うところありますが、すごく良く出来たドラマだと思います。安心亞が好きになりました。すごく面白かったですが、でも、見返すにはちょっとパワーがいるから、たぶん、そうそう見返さないと思います。

***麻醉風暴・・・医療現場の問題を扱った短いシリーズドラマ。これは白い巨塔のようにNHKでやってくれてもいいようなドラマ。面白かったです。

***他看她的第2眼(もう一度会えたら)・・Netflixで扱いがあるとわかって日本語字幕で再視聴。やっぱりはしょられてしまうし、字幕の言葉遣いとキャラクターとがちょっと違うかな?って思うところもありますが、登場人物の気持ちは共感できるところが多々あり、また、風景もすごくきれいで印象に残っているドラマ。トビウオよりこっちを買ってくれたら良かったのにな・・・。最後の二時間ドラマ化は惜しまれます。でも、何度も見返したくなるドラマです。GJのタイトル曲、挿入曲、どちらもすごく良いですよ!

致,第三者・・・期待して見始めたのですがね、謝佳見、安心亞、アギー3人とも出たのが可哀想になっちゃう感じがなくもないストーリー展開でした・・

***我的鬼基友(邦題、書く気になれない2)・・チャンロンジャー(レイ・チャン)、以豪、我可能のマギーちゃん。面白い!でも、アニメものなので版権がからむのかぼかし全開で、それじゃなにがなんだかわからないのでは。。という箇所も。でも、主人公男子2人の気持ちの動きや友情は、レイチャンと以豪、ものすごく好演だと思います!

唯一繼承者・・・同じくレイチャンに、ビビアンスンなので楽しみに見始めたのですが、なんでしょうかねこれ・・・旅行ものとしても成り立ってないし・・・もともと脚本ができてなかったのかなあ・・

**愛上哥們(アニキに恋して)・・マンガの世界です。でも、海派と同じく、リアルと対極にあって完成しているので、フィクションとして楽しく見られます。バロンチェンは良い役もらいましたね。(実際の本人の背景みたいな設定ではありますが)メーガンライも良い。

必娶女人(結婚なんてお断り)・・・主役の女性の思考回路、どうしても面白く思えませんでした。こんな人と働きたくなーい!

**戀愛鄰距離・・ホンシャオリンが現地でわりと高評価なので、見てみました。傳一はコメディが良いですね!シャオリンの声が良いという人が多いようだったので、台湾ではあの感じの声が人気なんだなあと。ストーリーも、家族ドラマなのであっちこっち行きますが、いまどきの話題も入っているし、役職だけが描かれがちな偶像劇よりは仕事の苦労なども描かれていて、朝ドラ的なほんわかドラマで楽しかったです。

***1989一念間・・・全体の造形がしっかりしていて、放映前から楽しみだった一本。致、第三者で堅物弁護士を演じてたチャンリーヤンと、もう一度会えたらでワガママお嬢を演じていたシャオユーウェイのコンビ。タイムスリップがらみなのでタイムラインがわからなくなってきますし、つじつまあってないところぽつぽつあるのですが、そこまでは気にならなかったです。ラストも賛否両論ですが、どうせ実際どう時間が入り組んでこうなったという正解はでない(実在しない理論だし)のだから、見たまま、ああそうかで十分楽しめると思います。シャオユーウェイは可愛いし、豆花妹も良かったです。音楽も良かった。

**狼王子・・むしろハスキー王子ですが(笑)日本放映は、トビウオよりこっちでも良かったのでは? フィクション全開とわかっていて見始めましたが、それでも最初のほう、はあ?ていう展開が多く、突っ込みながら見ていましたが、デレクチャン演じるザーミンはすごく可愛い性格です笑 安心亞は、ぼんやりさんキャラクターが定着しちゃいそうですが、似合ってます。ダ・マウスのメンバーが友人役で出てます。

飛魚高校生・・傳一とウェイマン。期待して見始めたのですが、うーん、海辺の街でウェイマン・・どうも「もう一度会えたら」を思い出しちゃう。ストーリーもほぼなくて、要は水泳部たちの小鮮肉を売り出すだけっていう感じでした。これ買ってどうするのだろう・・・。

一把青(大陸発音が聞きづらいのと、連小姐が苦手で脱落。ストーリーは大河ドラマなので悪くないですが)・・内容としては興味があったのですが、大陸から来た軍人村の話なので発音が大陸発音だったり、語彙も、時代的な物か地域的な物かわかりませんが、知らない言い回しが多く、ついていくのにパワーがいるうえに、若い方の主人公、連さんがどうも苦手で脱落。これNHKで買ってくれないかしら。





 



要点は先に少し書いてしまったので展開はおわかりかとは思いますが一応・・・・・・・・

ママのところへ相談に行った17。 当然、反対されます。 自分勝手にしたいというなら、どうしてもっと徹底的に自分の幸せだけに自分勝手にならないのかと。 17は、負債を引き継いで返済しながら、悲哀と一緒に暮らしていきたいと言いますがママは認めません。 

あの子はきっとあなたについていきたいといって疲弊してお互いが嫌になる。 借金を放棄しないのなら、その前に、あの子が別の幸せを見つけられるように徹底的に突き放しなさいと言います。

 17は昔から、周ママを自分の母のようにも思っていて、どんなにひどいことを言われても反論できずに来ました。高校のときもそのあと再会したあとも、いつも、言われるがまま、自分が苦しむままにしてきました。今回も・・・・・・・・


同じころ、悲哀は勤め先の美姐と食事をします。美姐は、自分には幸せなストーリーが訪れないから、ドラマや他人の恋愛話の幸せな展開を見て、自分のことだと思って気持ちだけ味わっている・・・といって涙し悲哀はそんな美姐を慰めます。美姐は、私みたいな人もいるんだから、あなたはもっともっと幸せになって私をいつも嫉妬させるようにいてくれなきゃだめよ!と祝福してくれ、自分とアビン兄さん、悲哀の元同僚の3人で、お祝いとしてウェディングドレスを買ってあげるといってお店に連れて行ってくれます。

 17とママの会話も知らず、試着したドレスの写真をメッセンジャーで17に送る悲哀。

実家では母と父が話しています。 お母さんはああいったものの、悲哀がそう簡単にほかの幸せを見つけるとも思えず、これまでの貯金とお父さんの退職金をあつめれば600万元くらいになるから、将来が不安だけどこれを出してあげようと決めます。(だったら先にそう言ってやれよと・・・・・・・。)


家では17がそのメッセンジャー音声を何度も何度も聞き返しています。 そこへ悲哀が帰宅します。 17は、いつか電車の中でやった、「本当の話・大冒険」をやろうと持ちかけます。 じゃあまず俺から本当の話をと言って、こんな生活は疲れた、俺が大事に思っていたもの、大事にしていたもの、大事に思っていた仕事、すべてなくなってしまった。もう自由にしてほしいんだけど、と切り出します。 悲哀は、仕事のストレスだと思い、私が夜も働くからしばらく休んでと慰めますが、女に養ってもらうのを俺が耐えられるとでも? 

リーダーでいたい、頼られる存在でありたい、自由に生きていたい、そういうやつなんだよ。こんな生活、もううんざりなんだ。疲弊したよ。等等、周ママが、悲哀がこうなったら困るから別れろといったその内容を全部、自分がいまそう思っていると偽って話す17。

 私のことがきらいなの、それとも私とのこの生活がきらいなの・・・と聞く悲哀。この場面、悲哀の気持ちをバッサリ切り捨てようと偽りの気持ちを話す17と、切り捨てられまいと17の手に自分の手で必死で取りすがる悲哀が、もう、悲しいどころではない騒ぎです・・・。

 こんな生活はごめんだ、おれを解放してくれよ、俺は元の生活に戻りたいんだ、おれの幸せを思うならわかれてくれるだろ?という17に、悲哀は問いかけます。私があなたから離れたら、元の生活に戻るの・・・?それであなたは幸せになれるのね・・・? と。 17は、そうだと答えます。 悲哀は、「じゃあ別れてあげる。今すぐに」と、自分の部屋へ駆け込み、声もださずに部屋で泣き崩れます。

 かつて母が17を傷つけた際、彼の痛みを思って自分で自分をたたきながら泣いた悲哀ですが、今夜もまた、自分をたたきながら・・・

 別れ話を切り出してからのblueの演技は秀逸で(13集、全部すごいんだけど)、なんかこう、生きながら心臓取り出してみじん切りしたような強烈な痛みです。

  17が家を出ていった直後に悲哀の電話がなります。慌てて出てみるとそれは母で、「17はいない?」と問われます。聞くや否や、悲哀は大号泣・・・・・・ 母はすぐに17にかけますが、17は携帯を路上のごみ箱に捨てていってしまっており、時すでに遅し・・・・・・・ ああ、そんなあ。そんなの酷すぎる。


  少し時間が経っている場面。 実家にアビン兄さんが訪ねてきて、様子を尋ねます。 悲哀は、彼がいなくなった当初はつらいし恨みもしたけど、「母が真相を話してくれてからは」だいぶ気持ちも変わって・・・自分がもう彼のことを思わなくなる日を待っている感じかな、前よりは確実に元気になってきているから大丈夫、と答えます。 

  私が前回、憤ったのはこの部分。お母さんが17を別れさせたのに、真相を話しちゃダメでしょう! それじゃあ、心臓みじん切りした17はその甲斐がなかったということになる。 

 娘の余りの嘆きように良心の呵責に耐えきれなかったのかとは思うけど、高校生の時、再会した後、借金がわかった時と、ここまでひどいことしてきたのは自分なわけで、いまさら自分だけ楽になってもらっちゃ困る!!と私は思ってしまうわけで。

 正直、高校生の時につき合わせてあげていたら、もしかしたら、普通に付き合って、お互い、ちょっと違うなってなって別れていたかもしれないし、付き合っているうちに、家族がいない17の悪い癖が直ってきてちゃんと大学も卒業する、ママの望むような青年になっていたかもしれない。その辺ぶち壊したのに、一世一代の名演技までぶち壊してどうする。 

 そこは、見ていて辛くても、悲哀がだまされたままにしておいてあげないと吹っ切れないと思うんだけど・・。


このあいだに、袁方がまた出てきて17の行方を教えてくれたり、僕はまだ君を思っているみたいなことを言ったりするんですが、そこまでのストーリーが辛すぎたのと、その辺、あんまり脈絡なくたたみかける展開についていけず、祖母が借金していた良いおじいさんの娘で知的障害がある女の子を、なぜか17が施設から勝手に引き取ったみたいな流れもあるんですがここも誰かのセリフだけで説明されていて、ちょっと読み切れませんでした。そして、最終話を見返すパワー、今の私にありません・・・。なので、ちょっと割愛です。ごめんなさい。


 その後、焼き鳥屋を尋ねる悲哀。 左手の薬指にはきれいな指輪。これは誰からのものなのか?は明かされません。想像にお任せします、ということだそうです。
 悲哀は毎月17日(ヤオチ、と語呂合わせの日)にここを訪れて、大腸包小腸とオアチェンという、17との思い出のメニューを食べて一杯飲んで帰ります。 私たちはいつか再会できると信じている。それは2025年かもしれない。

 2025年の ある日、いつものように街を歩く彼女は、懐かしい姿を見た気がした。 自転車に乗るその人も自転車を止めて振り返る。 綺麗な装いで仕事で成功している様子の悲哀。 40少しと思えないくらい年老いて簡素な身なりの17。 通りを挟んで静かにじっとお互いを見つめあう二人だけれど、どちらも、見つめる以上の行動はおこそうとしない・・・



・・・これは悲哀の回想シーンのようで、実際の2025年を描いているわけではないようです。 が、17の年の取り方がもう哀しすぎるくらいすごくて、しかも、二人が互いを認めた後、悲哀はじーっと彼を見ることができるんだけど、17はじっと見つめ返すことができないの。地面を見たり上を見たり、後ろめたいような様子で。

 苦労して完済して再会して幸せになるんだ!とか、こうやって別れる方が現実的だ!と結末をたたえる意見もたくさんありますが、私はどうも・・・・・・・・ まず借金放棄するだろうし、あれだけ辛くても諦められなかった娘を見てきて、あの場でまた別の幸せ探せとか言えないと思うんですよね。17はあこぎなわけじゃないので、苦労はしても娘のことは大事にしてくれそうだし、何かあれば実家に帰ってくればいいんだし・・・ 
 人の好意を容れられない17だけどこれから家族ができるかもしれないし、そういうのを生活の中で身に着けてもらうには一番のチャンスだったと思うのにな・・・

それにしても12集までの17となんか性格描写が一致していないような急な展開で、あんなに良くしてくれた友達とかみんな放り出して、おばあちゃんのこともなんかないがしろにしてる感じだし、なんとしても別れて行方知れずな状況を作らないとストーリーにはまらないからってことで急にあんなことになったのかもしれないけど、そのあたりが納得いく描写がなくて、消化不良です。 

 悲しい結末ではあっても、もうちょっと、溜飲を下げさせてほしかったかな、フィクションとして。 人生、いろんなこと全部に整理や回答がつくわけじゃないというようなことを脚本家も言ってますが、それは実際の人生の話であって、ドラマの話じゃないからなあ。自伝的要素が多いそうなので、脚本家の彼女の実際の人生でかたがついたわけじゃない出来事を描いたから、ドラマも片を付けなかったんじゃないかと私は推測しているんですが(だから、出会うかもしれない設定もずーっと未来の2025年)、そこは、ドラマはドラマとしてもう少し突き放して描いてほしかったかも。


  13集を見返せるのはいつになるかわかりませんが(笑) このドラマ自体は、映像もきれいだし、12集まではとてもお勧めです(笑)。いや、13集もブルーや心亞の演技はすごくいいのですが、いかんせん、展開が私には・・・・。

DVD、買う気まんまんだったけど、どうしようかな・・・・・

このドラマのエンディング曲と挿入歌は安心亞が歌ってますが、これらを収録した新譜が出ることもあって、新譜発表会やコンサートの宣伝などで実際に心亞が歌う機会があったのですが、そのたび、歌いながらものすごく泣いてしまったという経緯がありました。本人は、コンサートで人が来なかったらどうしようとかうまく歌えなかったらとかプレッシャーがすごかったのと、歌詞から元彼を思い出してしまってとか説明していましたが、この13集を見てからこの2曲を聞くと、歌詞がものすごく悲しく感じるので、心亞が毎回泣いちゃったのもほんとよくわかります・・・・・・

12集  前回やっと気持ちが通じた二人。私としては、10年の辛さを払しょくしたいので思いっきりスィートなところが見たいわけですが・・・・・・

 周ママはがめつい(貯めているとはいうけれど)。悲哀が台北でひとり暮らしの時も、毎月、家に仕送りさせていた額が結構な額だった。二人が付き合うのを認めはしたけど、7か条を突きつける。 結婚まで3年待つこと。百万元(300万強~400万)貯めないと結婚できない。それ以外に毎月ママに仕送りすること。昼間の仕事を見つけること。あといくつかあって、最後に、「悲哀が自分の妹だったら、その相手にはこうしてほしいと思う態度をとること」。

二人は台北に戻る。自分のことをお姫様抱っこして歩けるか聞いていた悲哀、そのときは、例の彼ならお前のほうが重いだろとか茶化されていた悲哀だけど、台北の部屋に入るとき、17がえいやっと悲哀をお姫様抱っこ。「まだ新婚になってないのに~」と言いながらも、「でも私のこと抱っこできるのね」と嬉しそうな悲哀。
 17はと言えば冷静に「お前何キロあんだよ」。

その後ふたりで家の掃除をしながらやりくりをどうしていくか話し合うふたり。おばあちゃんに対してもそうだったけど、悲哀に対しても、金の算段は俺が考えるから、それ以外はお前が担当して分担すればいい、という。お掃除している悲哀のお尻が大きいだとか、お洗濯干しの最中に、ブラの洗濯方法がなってないと説明されたりだとか、周ママにくぎを刺されている17にとっては誘惑の多い状況で・・・ ようやく何の障害もなくなってラブラブな二人、17の部屋のベッドの上で󾬌󾬌󾬌・・・という展開になるも、いいところで周ママの「悲哀が自分の妹だったら・・・・・・」を思い出し、自分を必死で抑制する17。 悲哀は、急に部屋へ戻って寝ろと言われたことで自分の口臭かな体臭かなとバスルームでチェック(笑)可愛い。

  途中で拒否された理由が不可解な悲哀はむくれて部屋に戻りますが、17は抱きしめたい気持ちを振り切るために、スマホで軍歌を聞きながら大声で歌う(笑)!!! この場面、ほんとおかしい!!!!

  短期間で大金をためなければ結婚できないとあって、17は仕事を変えます。 焼き鳥屋の権利、3分の一を返金してもらい、保険の営業マンになります。どの国も、多少強引な方法なんでしょうが、お客さんから無視されたり、また、舎弟たちが自分の為に無理をしてお金持ちの親たちから契約を取ってきてくれたりという生活がだんだん17に影を落とし始めます・・・ もともとしたくなかった種類の仕事をしていることに加えて、大切にしている友達(焼き鳥屋の2人も、舎弟たちも)にも多かれ少なかれ迷惑をかけて、恩義を感じる以上、前のように気楽に付き合うのも自分が納得いかず・・・という感じですが、一緒にいられることで幸せいっぱい、のんきな悲哀はなかなか気が付きません。

 ある日焼き鳥屋に立ち寄り、17は自分のために焼き鳥屋の権利を放棄してお金をもらったということを聞かされた悲哀は、家に帰って17に言います。 「私の為に自分を変えるようなことはしないで! 」 「少しは変わった方がいいんだよ」 「そんなのいや!」 「大丈夫だよ」 「そんなことしてたら、あなたは楽しくなくなる!」 「ならない」 「なる!」 「ならないって!」 辛くなるとわかっていても、ならないと言ってくれる17に大きな愛情を感じる悲哀。唐突に、17のスウェットを脱がせにかかります(笑)。 「周悲哀、何してんだよ!」「脱がすの!」「やめろよ!ダメなんだよ!」 「良いの!」 「ダメなんだって言ってるだろ!」「どう見たってダメじゃない!」と、17を部屋に押し込んで押し倒す(笑)悲哀。この辺、音声だけなんですが、「早く脱ぎなさい!」っていう悲哀の大声が(笑)! この場面、真相を聞いて悶々として家に帰ってきた悲哀が、切り出せずに玄関に立ったまま、ドアノブをえんえんとガッチャガッチャいじってるんですが先に家にいた17がそれを見て、「? お前どうしたんだよ。 変な薬でも飲んだ?」と聞くんですが、その場面がとても印象的でした。 悲哀の辛さ、悶々とした感じがよく出てて。

  ある朝、2人同じベッドに寝ていたら、悲哀の携帯が。かわりに17が出たところ、それは周ママからで、今、マンションの下にいるからというもの。寝ぼけてぼんやり聞いていた17ですがはたと思い当たります。同じ部屋に寝ている・・・やばい!!! 慌てて悲哀を起こして部屋に返させ、二人ともパンツだったのでズボンを履き、ベッドに変なもの落ちてないかチェックし、悲哀は自分のベッドをくしゃくしゃにしたところでママが部屋に入ってきます・・・

 ママはあちこち執拗にチェックをしていますが、二人が間違ってお互いのズボンを履いてしまっていることには気づかない様子。小花柄のズボンをはく17・・・笑えます。やっと切り抜けたかと思ったら、17のベッドの上に長めの髪の毛を見つけ・・・・・・・・ 17は仕方なく、「ええと・・・もし実の兄だったとしたら・・・こういうことにはあんまりうるさく言わないんじゃないかと・・・」と認めますが、ママは17をビシバシたたきます。悲哀は、「私から誘ったんだからやめて!!」とやっとママを制止します。

 その後も、悲哀の荷物をトランクに入れて帰らせようとするママと、それをとめようとする悲哀。そこへ17が通帳を差し出します。 ママが確認すると、もうすぐ100万元になろうという額。(ここで、二人の思いが通じてから8か月経っていることがわかります。) 8か月で100万元となると、やっぱりかなりえげつない貯め方をしなきゃいけなかっただろうから、17の辛さがよくわかりますが・・・。

 ママは観念したのか、日取りを決めるから一人で家に帰る、と告げます。 周ママのことは彼女のママでもあるけれど自分のママのようにも思っている17は周ママを抱きしめて「ありがとう」と言います。「この言葉を聞くためだけにこの8か月生きてきたから」と。

  17は保険の勉強もしつつ、節約生活を送る二人。息抜きにゲームでもしようか、と楽しむ間も、17の心は完全には晴れません。かたや悲哀は「いま、楽しい?」と聞かれて「超楽しい!」と答えます。 17、家族っていうのは、誰か一人が全部請け負えばいいものじゃなくて、相手に心配させまいとしていろんなことを黙っているのはかえってよくないんだよ・・・。

袁方に会った悲哀。「わたし、結婚するの」と伝えます。「おめでとう」と素直に言える袁方。申し訳ながる悲哀に、「僕が不幸せなのは別にきみのせいじゃないよ。そんなふうに思うことない」と。 ちょっとまともになってきたかしら、この人?

 そんな折、17に、大陸の公安から連絡が入ります。お父さんの遺体が見つかって、900万元の負債があると・・。 無責任で、おばあちゃんと母と自分とを苦しめた父、絶対に彼のようになりたくないと思っていた父が亡くなった。そして巨額の負債。舎弟の一人の母が弁護士で、負債は放棄できるから心配いらないと手続きをしようとしてくれるが、その途中で、債権者が祖父がお世話になった人たち、つまり、祖母もお世話になった人たち、かつて自分と祖母とで借金しにいったことがある人も含まれることを知り、債権放棄を悩む17。。。。 祖母が言ったように、勉強ができなくても、儲けなくても、いい人になりなさいと言っていたその「良い人」に、今ならなければいけないんじゃないだろうか・・・という強い気持ちで揺れ動きます。でも、900万という大きな額をしょい込むのに悲哀まで巻き込めない。悩んだ末、17は周ママに、結婚をあとさらに2年、待ってもらえないかと相談しにいきます。 来週はいよいよ最終回・・・・ なんだか不安になってきました・・