糸極めをやりました。

巻いた糸の上から極め漆を塗って糸に浸透させます。

極め漆は、瀬〆漆と片脳油を半々に混ぜたものです。

これを絹糸部分に塗っていきます。 

穂先まで全部塗ってから、余分の漆を拭取ります。

全て終了し、漆室の中で極め漆の乾燥を待ちます。

明日には乾燥していると思います。

 

 

 

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下は手元の2番のガイド部です。 リールから真っ先に糸が通るガイドです。

上は、穂持ちの3番のガイド部です。

次はこれです。

 

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上は穂持ちの1番ガイド部で、下は手元の1番ガイド部です。

次は穂先。

 
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残念ながら、ピントがタオルに合っちゃいました。 ピンボケです。

明日には乾燥して、呂色漆の塗りになります。


呂色漆は合計4-5回塗りますので、1週間ぐらいかかります。

その後、芽打ちを2回して、覆輪を引きます。

そうすると大体クリスマスの頃には完成です。 竿袋と、竿鞘はないですけど。