令和2年 6月23日 午後7時30分



事件は起こった。




今日の献立は餃子。

大皿に残った2つの餃子。


対するは僕を含め3人の戦士達。



このままいくと誰か1人がやられることになる。






やられるわけにはいかない。
とりあえず他の2人の様子を伺ってみよう。




2人は呑気にテレビを見ながら味噌汁を飲んでいる。



今しかない!!





僕は準備していた左手を一気に伸ばし、勝負を仕掛けた!





いける!!!







「あ、これHONDAの工場の社員食堂だ」



「ん!??」




僕の箸は餃子の前にしてピタっと止まった。






テレビに目を向けるとNHKのサラメシで自動車工場の社員食堂が写し出されてた。




なんの話やねん。そんな事僕にとってはどうだっていいんだ!




気を取り直して餃子に目を向けようとした




ところが……





大皿には二つあった餃子が無くなっていた。




僕がテレビに気を散らしている隙に2人の敵にやられた。




くそっ!僕の勝利は目の前だった!本当に目の前だった…!!




どんなに勝てる試合、いけると思ったビジネス等々、絶対に油断しちゃいけないと思いました…。
あぁくやしい!最後の一個がめちゃめちゃおしいいのに泣







ご愛読ありがとう!これからもよろしく!