7月31日 乗鞍岳と乗鞍岳の畳平 旅行記
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左端が乗鞍岳の剣が峰3026m
 
前夜宿のご主人から明日は晴れなのでご来光臨時バスが出ますと案内、3時40分発→畳平着4時30分、防寒着の用意が無いのでパス。同宿の女性は行く気満々で用意も万端ででかけられた。
3時に目が覚めたので、ご来光に行こうかなーと思ったがやはり2700mの夜明けは寒いだろうと断念して眠りこけた。
 
 
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宿庭の草むらに咲いているクサボタン
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朝食をし出かける用意をしていたら、ご来光に出かけた女性が帰ってきて、開口一番、これだけ着込んでいったが強風で超寒かった~でした。(セーターにフリース雨着を着込んでいた)残念ながら雲海から少し確認できた、でも朝焼けの雲海は感動ものだったと語ってくれた。
 
今日は乗鞍岳剣ヶ峰へ私と娘、カミさんは畳平の花見にと別れ遊ぶことにした
9時発のバス停に行って見ると、大勢の乗客が列を作っていた、結果的には4台増発された、昨日運行が中止だったからだろう、我々も昨日延期したものです。
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増発便を待つ人達
 
乗鞍高原→バス約50分→肩の小屋口2616m(今回の登り口) →肩の口小屋2770m →剣ヶ峰3026m  標高差410m
午前中は晴れ、午後曇り雨の予報(有料の天気情報サイト、相当確率が高いらしい)   
 
今年は雪解けが遅かったので乗鞍大雪渓は残雪が多い、例年は大雪渓の横の登山ルートを雪解けに咲く花々を見ながら登るのだが、今年は残雪に覆われているので雪渓を登る事になる。
持参の軽アイゼンは使わず、宿で借りた形状の異なった軽アイゼンを試履してみた、なんと数歩で不向きと判断できた、坂を登れない。実際前のめりに滑って這いつくばった(笑)。このタイプは平面路上で使う仕様だろう、よく見て借りればよかった。
雪は凍っていないので注意深く登ればなんとかなる距離だが油断した。
 
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肩の小屋口 バス停からアイゼンを付け登りました
 
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コバイケイソウとショウジョウバカマ
 
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キバナシャクナゲ
 
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アオノツガザクラ
 
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チングルマ
 
この時期は学童の集団登山が多いが平日とあって私みたいな枯葉マーク+若葉マークが多い。
 
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チングルマとコイワカガミ
 
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頂上のランチタイム・・・楽しそうでした
 
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風は強いが天気は持ちそうだ・・・・。剣ヶ峰頂上は記念写真を撮る人、神社にお参りする人でごった返しの渋滞。
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いいかー とは言ったが・・・・・???
 
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いまだ・・・速くー・・、
そうもいかないのが記念写真
 
 
木曽御嶽山が霞んで見える、雲やガスが時々かかる。剣ヶ峰でランチして下山。
 
 
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ジムカデ
 
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イワツメクサ
 
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コイワカガミ
 
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コバイケイソウ
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ヨツバシオガマとヒメクワガタ
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白花のヨツバシオガマ
 
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コマクサ
 
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中央に薄く槍ヶ岳が映っています
 
 
下山時お花畑を横断するルートを予定していたが、通行禁止書きとロープが施工されていた、30分遠回りしなければならない・・・想定外。
 
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ウサギギク
 
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イワギキョウ
 
今日であった花々(出会った順番です)
チングルマ、ウメバチソウ、キバナシャクナゲ、コバイケイソウ、ジムカデ、ウサギギク、ハクサンイチゲ、ヨツバシオガマ、アオノツガザクラ、イワギキョウ、ミヤマキンバイ、ミヤマセンコウ、ミネズオウ、コイワカガミ、ショウジョウバカマ、イワツメクサ、コケモモ、ヨツバシオガマ、(白)、コマクサ、ヒメクワガタ、クロクモソウ、クロユリ、モミジカラマツ、カラマツソウ、等々。
 
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クロユリ
 
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クロクモソウ
これはすっきり撮りたかったがピンボケ
 
 
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コイワカガミとハクサンイチゲ(白)
 
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ヨツバシオガマ(紫)
 
お花畑は想定外の花々の終了。例年は8月上旬までハクサンイチゲが遠くからも真っ白く見え、他の花々も咲き乱れ圧巻の風景なのですが、なんとすっかり終わり黒ずんでいた。木道を回っても楽しそうにないし、雲行きも怪しい雨も降りそうなので散策止めてバス停でバス待ち。雨が降ってきた、気温がぐーんと下がった8度とか言っていた。
バスが到着したが、バスの乗客案内人がいない運転手さんが探しに行き発車定刻にやっとバスの扉を開けたが
風は強い雨も降っている寒くて震えているのに、運行独占だからだろうか傲慢なバス会社社員だろうと思ったのは私たちだけではなかっかただろう。
 
自然監察事務を尋ね話を聞いた、 
今年は何だか変、こんなに残雪があるところと無い処の差が大き過ぎる。雪解けが終わると植物の成長も早く開花期間も短い植物が多い。開花の順番も変調している。
ハクサンイチゲは現在畳平バス停近くの一角だけが満開、クロユリ群生地のクロユリは例年通りかなー、クロユリと一緒に咲くハクサンイチゲは終了し今はモミジカラマツが満開。今年は観察していても悲しいですと語ってくれた。
 
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今年4月に新しく開館の“湯けむり館”温泉に浸かり帰宅
(旧館は廃止される
 
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湯けむり館 内湯より乗鞍を???、生憎ガスでNG
 
今までと同じ源泉で乳白色の湯。
内湯、露天風呂とも正面に 乗鞍岳を望みながら浸かれるので、晴れ日は嬉しい限り。
 
 
その後高崎市で夕食し、子供の家に帰宅
the end