不思議と告知のときには涙はでなかった。
母に迎えに来てもらった
どうだった?…

私は淡々と他人事のように話した
話しながら涙が出てきた。

そっか、私 もう子供産めないんだ…
これが一番辛いかも

抗がん剤もオペも怖くない
それよりも
もう、どんなに望んでも
彼との間にこどもを作ることが出来ない
そう思うと、悲しくて悲しくて
仕方がない。
同時に不安も汲み上げてくる

今なら彼に選択する道を選ばせてあげられる
けど、これこら先は無理だ
何年かして浮気をされたら…
もし、その相手が妊娠したら…

嫉妬と怒りと悲しさで きっと私は狂ってしまう
何より
自分のこの身体のせいだと
この病気のせいだと
そう思ってしまうだろう。