※ 藤岡市・白石稲荷山古墳 見学です

 

 

★白石稲荷山古墳は、藤岡市白石の河岸段丘上に造られた、五世紀前半の前方後円墳で、

   東日本を代表する大型古墳です。

★墳丘は三段に造られ、上段と中段の斜面には葺石が巡り、各段の平垣面には埴輪列が

   巡っていました。

★墳頂部に竪穴式の礫槨(木棺を埋める際の小石で囲った覆い)が確認され、

   副葬品として直刀、道鏡、勾玉、菅玉、石質模造品等多数出土。

   また家形埴輪も出土し、これ等は東京国立博物館に所蔵・展示されています。

★白石稲荷山古墳の北側に、十二天塚古墳と十二天塚北古墳~(共に径22m)の陪塚が

   寄り添っています。

 

★五世紀と言えば、古墳時代の中期に当たり、最も古墳が大型化していった時代で、

   大阪・応神天皇の誉田御廟山古墳、百舌古墳群が造られた時代に当たります。

★群馬は古代馬の産地で、早くから大和政権の管理下に入り、強い結びつきが伺われます。

★又出土品から朝鮮半島とゆかりの文物が確認され、海を越えた深い繋がりが伺われます。

★白石稲荷山古墳の主は・・・

       もしかしたら、上州一帯を牛耳るカウボーイの親玉??かもしれません。

 

★墳頂からみる 「浅間山」「榛名山」「赤木山」「谷川岳」 の遠望はまさに絶景でした。

 

 

↓↓白石稲荷山古墳は、猿田川を東に見下ろす河岸段丘の上に造られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

↓↓墳頂から~真っ白い雪を頂く 「浅間山」です。

                   ↓↓墳頂から望む 「榛名山」です。

↓↓墳頂から伊勢崎市を超えて望む 「赤木山」です。

                   ↓↓赤木山の右奥にのぞく 「谷川岳」です。                

 

 

↓↓白石稲荷山古墳の北側に、

      十二天塚古墳 と 十二天塚北古墳~(共に径22m) の陪塚が寄り添っています。