定期採血の日。

体重増加に嘔気もひどく、体調がすぐれないのを反映したかのような採血結果だった。

CRPが上がって(0.67→1.19)
血小板が下がって(11.7万→8.4万)
アルブミンもやや下がり(3.1→3.0)


全敗。

他は、

γGT 96 ↑
IgA 86↓
白血球 13200↑
赤血球 334↓
ヘモグロビン 10↓
ヘマト 31↓
赤沈 18↑


ここ1〜2週間で夕方の発熱がなくなったり腹水が減ったりして良くなるばかりだったこともあって、この結果には、私も家族も主治医の先生も少し落ち込んだ。

 

体重が増えてしまった。


腹水は、エコーで確認したらほとんどなかった。

今日のレントゲンの結果も、胸水はない。

皮下浮腫が増加したのか。

アミティーザをやめてから排便も調子が悪いし、嘔気がおさまらない。


もちろん、最初のCRP35から比べれば、ほんの少しの増加だし、これまでも上がったり下がったりの繰り返しだった経過を考えると、TAFRO症候群としては普通の経過かもしれない。

ただ、今後ステロイドを増やすとか、免疫抑制剤を追加するとなると、また副作用のことが心配になってしまう。

炎症がおさまってほしい。

プレドニン5ミリ減らしたからなのか、病気の勢いがついてしまったのか。

体力はついてきたのに。

でも、あんまりくよくよしてもしょうがない。



今日はなんと、主治医の先生から学会のお土産をいただいた。

びっくり仰天、もうほんとうに嬉しくて嬉しくて。

こんなきもちは入院していて初めて。

そう、辛いことばかりではない。

だから、くよくよしていないで前を向いて元気にならないと。



土日の病棟散歩で体力がついたのか、今日のリハビリでは先週よりも移動スピードを上げたにもかかわらず移動時の脈拍が100以上にならなかった。

バイクも負荷を上げて10分こいだ。

心地よい疲れだった。

ガニ股の矯正をすると臀部に筋力がつくため、意識して内股気味に歩くことを指導していただいた。

歩行器につかまってスクワットを5回4セットすることも教わった。


病棟に戻ってから、海の見えるベンチで久しぶりに伸身ストレッチをしたら、ひどく硬くなっていた。

あーあ。だいぶショックである。

少しずつ伸ばしていかねば。

腹筋もしなければ、お腹がみっともないことになってしまう。


今日は隣のベッドのおばあちゃんがめでたく退院した。

本当にいい人だったので、ちょっと寂しい。


昼まで個室状態を謳歌していたが、図書室から戻ったら二人部屋に戻っていた。


仕方なし。


次から次へと、誰もが病にかかる。