アンプなどの製作にハンダが無いと始まらない。

 

古い機器の場合、部品の故障よりハンダ付けの劣化で故障している場合が多いように思える。

ハンダは熱により劣化しやすいので、発熱の大きい真空管アンプなどは特にハンダ不良での故障が多いようだ。

ハンダ付けの作業は特に難しく無いと思うが、ハンダ付けする両方、例えばリード線と端子などの場合、双方に予備ハンダを付けるのが鉄則。

その後両方を接触させハンダ鏝をを当てハンダを溶かして結合させる。

ハンダと縁のある仕事に就いていた為、それなりにハンダ付け作業はお手の物と思っているが、結構不具合もある。

先日、自作アンプを弄っていたら、真空管に触れるたびにスピーカーから異音!

ガサガサ、ガリガリ・・・

真空管を手で動かすと酷いノイズ、早速真空管周りとソケットを点検。ハンダ付けに異常はなさそう。

但しソケットと真空管の勘合が他よりガタついている。

ソケットとの接触が悪く、ソケット交換が必要の様だ。

ただ、配線が煩雑で、作業は辛そう。

他に手は無さそうなので、しぶしぶ交換作業を行う。

同じようなソケットが有ったのでそれに交換し、配線をし直す。

作業が終わって音出し。

めでたく修理完了!・・・と思ったが、相変わらずノイズが出る。

もう一度ハンダ付けを点検。

すると、思いもよらない所、真空管の入力部から音量ボリュームに繋がっている所のボリュームの端子の所のハンダが奇麗に付いていない、所謂芋ハンダ状態。

ここが接触不良を起こしているのだ。

苦労してソケットを交換したが、とんだ的外れ。

芋ハンダ部分を修正し、今度はノイズは皆無。

これで無事に修理完了。

好んで配線に単芯のリード線を使うが、より線に比べてハンダの乗りが悪い。

芋ハンダになりやすい。

ハンダ付けした後、完全に接続されているか良く確認する事が大事だ。

ハンダ付けは簡単なようで結構難しい。

以上