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読み:さざんかしぐれ

冬に紅の花で彩りを添えてくれる山茶花に降る時雨。

雨に濡れる山茶花の赤が、冬の暗鬱な空の下でかえって艶に感じ
られる。

出典:雨のことば辞典

サザンカ(山茶花、学名:Camellia sasanqua)は、
ツバキ科の常緑広葉樹。

秋の終わりから、冬にかけての寒い時期に、花を咲かせる。
野生の個体の花の色は部分的に淡い桃色を交えた白であるのに対し、
植栽される園芸品種の花の色は赤や、白や、ピンクなど様々である。

童謡「たきび」(作詞:巽聖歌、作曲:渡辺茂)の歌詞に登場する
ことでもよく知られる。

漢字表記の山茶花は中国語でツバキ類一般を指す山茶に由来し、
サザンカの名は山茶花の本来の読みである「サンサカ」が訛った
ものといわれる。

また、ツバキとサザンカはよく似ている。

<見分け方>
ツバキは花弁が個々に散るのではなく萼と雌しべだけを木に残して
丸ごと落ちるが(花弁がばらばらに散る園芸品種もある)、
サザンカは花びらが個々に散る。

ツバキは雄しべの花糸が下半分くらいくっついているが、
サザンカは花糸がくっつかない。

ツバキは、花は完全には平開しない(カップ状のことも多い)。
サザンカは、ほとんど完全に平開する。

出典:Wikipedia


山茶花



さよならさざんか