中止の可能性もありましたが
開催してくださる事になりました。
きっとすごく悩まれたと思います。
どんな決断であろうと
悩んで悩んで出してくださった事に
感謝の気持ちでいっぱいです。
ただ、
我が家は結果的に
参加できませんでした。
私はそれが悲しくて
泣いています。
朝、支度をして
フォーマルな服を着たぷうたを見て
感動しました。
普段と違う服。
初めてのズボンのチャック。
初めてのワイシャツ。
黒いローファー。
数年前なら絶対着ないと
大泣きしたでしょう。
みんなで保育園まで行ったら
どんどん表情が固くなり
隅っこでうずくまってしまいました。
『卒園式』と書かれた看板の横で
写真を撮ろうとお願いしたけど
嫌がった事が
原因かな？と思って
「写真撮ろうって言ってごめんね」
と謝りましたが
そこは許してくれてそうなのに
動きません。
色んなママ達が
「ぷうたくんどうしたの？」
と聞いてきます。
お友達もじろじろ見てきます。
どうしたのか？
そんなの私が知りたいです。
とうとう式の時間になり
「途中から入れそうなら来てくださいね」
と先生に優しく言われました。
聞こえくる
開始の挨拶。
名前を呼ばれて何かをもらってる声。
親たちの拍手。
廊下でそれを聞くのは
予想以上にツライものでした。
「なんでうちはここにいるんだろ？」
悲しくて
耐えられなくて
帰る事にしました。
「もういいよぷうた。」
そして帰ってきました。
帰宅すると
ぷうたが私に謝ってきました。
「出られなくてごめんね」
理由を聞いたら
「緊張したの」
うん。
そうだろうと思ってた。
だからいいよ。
別に卒園式に出なくても
ぷうたのこれまでの頑張りや
私のこれまでの頑張りが
消えるわけでもないし。
そう伝えると
安心した顔をしていました。
でも、
それは嘘ではないのだけど…
私にはまだ出し切れてない感情もあって
今布団をかぶって泣いています。
卒園式、参加したかった！
入園から今までのスライドショー
みんなで見たかった！
とても素敵な会になりそうで
きっと嬉しい気持ちになったと思う。
その嬉しい気持ちを最後に感じたら
これまでの辛さや悲しさなんて
吹っ飛びそうな気がしたから。
「色々あったけど、良かった」
そう思える気がしてたから。
スーツを着て頼もしい感じとか
お友達と笑い合う様子とか
見てみたかった！
発達凹凸のせいなのかな。
それなら無理して参加する必要はなくて
それは本当にそう思っています。
卒園式に出なくたっていい。
それは嘘じゃない。
だけど、
私はぷうたと参加したかった！
どうしても
この気持ちが消えない。
だから悲しいです。
この気持ちに無理やり
蓋をする事も出来るのだけど
それをすると良くないのは
カウンセリングをしてから
わかっています。
ため込んじゃダメだ。
だけど、感じてるのもつらい。
あぁ早く泣き終わらないかな私。
こんな思いをするなら
来月の入学式も行くのやめようかな。