今年の夏休み、こども食堂をする事になり、私も食材探しチームで参加しています。 食材を探すだけではなくて、生産者さんに取材をし、その動画を撮影しました。 里山里海を大切にする中で、自然相手の作業だから、気づきとタイミングが大事です。その中でも、夫婦で力合わせる姿が、私にはとても勉強でした。


 「いっぱい嫌なことあったわよ〜。こんなはずじゃなかったってね。気持ちをぶつけたこともあったり。でも、そんな気持ちで作業してても上手いことならないのよ。だから、気持ちを切り替える連続だったわ。そう続けてきて49年も経ったわ。」


 生産者さんの話の内容は、食育よりも、私たちのお勉強の時間でした。 


 (あの素敵な方も、いろいろ思ってたことがあったんだわ。) 


 そう思ったら、何も完璧じゃなくていい。だったらどうするかなんだわ。 


 生産者さんの家をあとにして、帰路の途中、私は、やっぱりしかめっ面よりも、笑ってるほうがいいと思いました。そして、今日体験したことを家族に話しました。 

 その話を聞いていた長女が、 


 「お母さんってすごいね。なんか輝いてるわ。そんなスタッフがいる、こども食堂なら、私も手伝いたいわ。」


 と、私の話に興味を示し、話してきます。
私は、夕方の肌の油で、顔がテカってただけじゃないと思いましたが、子どもたちは、私の良かったり、失敗したり、嬉しかったら嬉しい。直すところは直すありのままの私の姿を見てることを感じました。


 家族の一員の中の私です。家族それぞれが役割を全うして我が家ができています。妻であり、嫁であり母である、そんな役割を一生懸命することが私の使命と、今日も明るい笑顔で自分磨きに頑張ります。