浅田二郎『月のしずく』に収められている短編『銀色の雨』の映画化で『水曜どうでしょう』のミスターこと鈴井貴之さんが米子をはじめ山陰でロケされたのはかなり前にも触れたが、良質な作品を扱うことで有名な地元映画館でこの度やっと1週間限定ロードショー
2時間近くにも及んだが、さほど長くは感じなかった
随所にファンを喜ばせるネタを仕込んであったのは純粋に楽しめた…が!
ここで一つダメ出し
欲張りすぎずにもっとキクエの背景を深堀りしてほしかった
ショウジとカズヤにはある程度共感できたが、二人がキクエに追い払われた時、??だった
それを裏付ける彼女の幼少時代の出来事を軽くなぞってはいたが…
映像も綺麗だし、本職の映画監督といっても過言ではない位
やたら路線バスの地元の広告物が気になった
協力してくれた地元民へのサービスか?
とはいうものの全部見終われば余韻を残す良い映画だった