フランス代表FWキリアン・ムバッペ選手の似顔絵 | mootiのブログ

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ワールドカップで眩い程の活躍を見せた神童ムバッペ選手です!

わずか19歳にして世界のタイトルを獲り、その実力を世界に知らしめました。10代の選手がワールドカップの決勝に出場したのは、1958年大会のペレ(当時17歳)、1982年のジュゼッペ・ベルゴミ(当時18歳)に続き史上三人目。しかも決勝でゴールを決めたのはペレ以来となる60年ぶりの快挙!何より フランスはムバッペ選手を活かすためのシステムを組んでいたほど。

決勝トーナメント一回戦アルゼンチン戦でのパフォーマンスには世界中が驚きました。まさに衝撃的スピードスター。

アルゼンチンDFは全く対処出来ず、付いていく事も出来ないほど。トップスピードになるまでが非常に早く、長いスプリントでも速度が衰えないどころか加速していくようなドリブル。ムバッペ選手にボールが渡ればことごとくチャンスになっていました。

そして圧倒的なスピードだけではなく、年齢に見合わない高度なインテリジェンスを感じさせるプレーもムバッペ選手の凄みです。ボールの受け方や、パスなども「身体的なスピード」と「判断のスピード」の相乗効果で的確にプレーし相手の脅威になっていました。

若くして才能を開花させる選手は今までも多くいましたが、ワールドカップの大舞台でここまで実力を発揮できるメンタリティには言葉もありません。まさに怪物級の選手が出てきましたね。これほど若い時から注目されていてかつ大一番で大活躍していた選手は、あまり記憶にないです。
Cロナウド選手やメッシ選手も18歳くらいか、それ以前から知名度も実力もありましたが、今回のワールドカップでもタイトルをついに獲る事は出来ませんでしたし、元イングランド代表のオーウェン選手も十代で印象的な活躍はしましたが、ワールドカップではベスト8の壁に阻まれていましたね。
フランス代表でいうとタイプ的にアンリ選手(現ベルギーコーチ)が比較されます。ただ10代の頃のアンリ選手は名の知れた若手選手の一人でしたが、ムバッペ選手ほどのトッププレーヤーでは無かった印象。20歳くらいでフランス代表の主軸としてワールドカップを制したので凄い選手であるのは間違い無い所ですが。
元祖ブラジルのロナウド選手は18歳頃すでにトッププレーヤーでしたので、早熟度はムバッペ選手と同等かそれ以上。このブラジルの怪物(フェノメノ)以来の怪物がムバッペ選手かもしれません。

今後のムバッペ選手の活躍から目が離せませんね。