認知症と診断されて8年目のお母ちゃんを近距離介護でゆるーく見守るブログです。
現在は、私の家にお母ちゃんとネコのまる
(8才)が滞在中~
先日、月いちペースZoomで集まる介護仲間の会で目から鱗の言葉をもらいました
若年性認知症の親と共に生きる子ども世代の会
「むげん∞」代表の奥田さやさん、
いつもセッティングありがとうございます!
お母ちゃんの「あなたダレ?」事件がまだまだ自分の中で消化できてなくて。。。
みんなどうやって乗り換えたんだろう?受け止めたんだろう?と…
ふと、聞いてみたくなりました。
🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀
実家のあった奈良からお母さんを呼び寄せて、
現在は東京で旦那さまとお母さんの3人で暮らす
かおりさん。
お母さんのスーザンさんはアメリカ出身でお父さんは日本人、お母さんの症状の進行とともに英語での会話がメインになり、かおりさんはお母さんの通訳&ケアをされています。
お母さんに喜んでもらうことをやってみよう、と、ホームパーティーというイベントを主宰されてます
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🍀かおりさんから教えてもらったこと🍀
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【お母さんに自分が認識されなくなったとしても】
・瞬間瞬間に「一緒にいて安心できる人」だと感じてもらうことに集中する。
・まずは自分が最高にゴキゲンでいるようにする。
・笑顔で優しい言葉・優しい雰囲気でいるようにしている。
何があっても笑顔で、お母さん中心のケアを心がけるかおりさんは、もう…もう…菩薩レベルです。。。
かおりさんがすごいのは、お母さんに対応するために、常に自分まるごとアップデートしていること
できてない。。。
まったく、できてない。。。
でも、そうなんですよね。
お母ちゃんが怒りMAXになってしまうときって、
ほぼ、私が他のことに心が囚われていたり、他のことを考えながらテキトーに返答しているときです。
お母さんを介護しているさゆりさんからは、
「心を込めてお母さんに接する」ことを心がけていると聞きました。
最初はできていなかった…と。
でも、お母さんからの愛情をもらっていることに気がついて、だんだん“心を込めて接する”ことができるようになった、と教えてくれました。
かおりさんも、さゆりさんも、どちらもお母さん中心に考えているから、ちゃんと心が通っている。
さゆりさんからのお話で興味深かったのは、
あおいけあの加藤忠相さんの言葉。
「記憶を司る海馬はやせ細そるが、好き嫌いを決める扁桃体が発達する。。
好き嫌いが激しくなると、わがままとうつるかもしれないが、それをうまく利用できると少し介助者も、楽になるのでは?」とのこと。
確かに、「好き・きらい」がすごく激しくなってきました…
言葉が出にくくなってくると、脳の別の分野が発達して、こちらが考えていること、思っていることをめちゃくちゃ敏感に感じるようになるのかな?とも思います。これも扁桃体の作用なのかな??
私の考えていることがお母ちゃんに筒抜けやな、とよく感じます。
(あー、○○したいのに、お母ちゃんに呼ばれてるからしょうがなく対応するか…)とか、
(へぇー、もうちょっとゆっくりさせてー)とか、
全部、ぜーんぶ…バレてる。。。
介護の家族会などで「女優になりなさい」
「演技をしなさい」と聞きますが、
それは一瞬で見破られるんですよねーーーー
「演技」で誤魔化せると思ったら大間違いで、逆に怒らせてしまったりする
言葉に頼らず、いつか、心から接することができるようになりたい…と、へっぽこな私は思うのでした。。。

明日もゆるゆるいきまっしょい
皆さまどうぞ、ご安全に🍀
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました