認知症と診断されて8年目のお母ちゃんを近距離介護でゆるーく見守るブログです。
現在は、私の家にお母ちゃんとネコのまる(8才)が滞在中~🐈️
お母ちゃんがまた、「あなた誰?」状態になりました。
普段、私の前でお母ちゃんは自分のことを「お母ちゃん」と呼んでいて、
「お母ちゃん、このコーヒー飲んでいいの?」
とか、「お母ちゃんも行くー!」としゃべるのですが、今日の夕方。。。
母「アタシ、今日もここにおらなあかんの?」
「この子(まる)連れて、もう家に帰るわ」
私「。。。ん?、帰るの?。。。もうすぐ晩ごはんつくるけど」
(「アタシ」って言ってる。たぶん私がお母ちゃんの娘だということがわからなくなってる。。。)
私「えっと、私のことわかる?お母ちゃんの娘のちえ。」
母「。。。へーー?(不審な表情)。。。」
こうなってしまうと、お風呂断固拒否!のときのように、お母ちゃんはめちゃくちゃ頑固になり、こちらのいうことはまったく聞き入れません。
完全にシャットアウトしてる感じ。
説明すればするほど、私を他人だと思っているお母ちゃんとは、どんどん溝が深まっていきます。
このまま外に出られても、色々・・・面倒
お母ちゃんが実家に帰るのは問題ないのですが、
猫も一緒に連れて帰らないと、実家でお母ちゃんが探し回るし、猫を連れて帰るということは、重たい猫砂も、ごはんも、全部車で運んで、毎日あげないといけない薬の管理も。。。
「非常に。。。めんどう」という言葉しか、出てこない。。。
イチかバチかで、今日の昼間に、認知症サポーター講座のために撮ったインタビューの動画を見せました。
お母ちゃんの自己紹介動画で、自分の名前、歳、認知症と診断された人の家族やサポーターにどう接してほしいか、などを答えてもらった動画でした。
お母ちゃんは、自分が自分の言葉で喋っている動画を見て、なんとなく落ち着いた表情になっていき、
「へー、こんなん撮ったんや」と和らいだ表情に。
「特に夕方の時間帯はソワソワしやすくなったり、どこかへ行きたくなったり、するみたいやね、そういう症状やから、大丈夫やで。晩ごはん食べる頃には落ち着くよ」と話すと、話を聞いてくれました。
「あなた誰?」問題は一時的な症状の「せん妄」ではなく、もうそろそろお母ちゃんの認知症の症状として、出てくるようです。
けっこう、気持ちがやられるーーーーー
今日の日中はこんなにキレイな桜を一緒に見てたのに。。。
「うーん、ちょっと匂いする~」
#介護してる人、みんなエライ!!
明日もゆるゆるいけますように。。。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました