日帰りではありません。一泊で淡路島へ♪

はじめは「一泊かぁ~、お母ちゃんとべったり…疲れるかな…
」と思ってたんですが、世話人のかたに言われた一言で考えが変わりました。

「あのときリフレッシュ旅行行っておいて良かった、って言われる方多いのよ、また来年行けるとは限らないからね」と。
リコード法やって治そうとしてるし、
お母ちゃんは今は元気だけど、来年のこと なんてわからないもんなぁ。。。
…「行きます!」と即答しました(笑)
毎日の「デイ行きたくない病」のお母ちゃんに毎朝のウォーキングで「もうすぐ淡路島へ旅行いくよ」とささやき、平日を頑張ってもらいました

当日はキレイに晴れてお出かけ日和

世話人さん、介護家族とご本人、あわせて30名弱の賑やかなバスの旅

たびたび″つどい″でお会いするご家族ばかりなので気を使いすぎることもなく、車中も和やかな雰囲気です。
一泊二日、男性の添乗員さんがアテンドしてくれたのですが、この方がとってもすごくて

ご高齢の方や障害を持った方の旅行(国内 海外)のお手伝い、外国の方の日本国内の旅行のお手伝いまで何でもできる凄腕コンシェルジュさんでした

バスの中のアナウンスはもちろん、宴会の席ではたくさんの衣装や小道具まで持って盛り上げてくださいました(笑)
添乗員さんて、普通そんなことまでしないのに凄いなぁ、プロだなぁ、と。
お仕事、とはいえ、こんな風に寄り添うことができるって素敵ですね

またすごいなぁ、と感動したのが「世話人さん」
「世話人さん」は家族の会で普段ボランティアとして支えてくださっている家族の介護経験のある方。
たまたま同室になった世話人さん、いつもよく声をかけてくれる京都のマダムです。
この方は義理のお母さんの介護をされていて その時期に旦那様もご病気になり、心身ともにボロボロだったときにヨガに出会ってそれから数十年、今ではお寺でヨガを教えているそうです。
翌朝、お母ちゃんもヨガを教えてもらいました。
マダムはご自分で″後期高齢者″と仰ってましたが、溌剌とされていてお話ししてるとこちらが元気をもらいます

マダムいわく…
「人生で一番良い時期はね、60代やわ~
子どもたちも巣だって、自分も元気で自由でしょう?いいわよ~60代!


いまは体力が少し追い付かへんわ。 すぐ眠くなるもん(笑)」…って、めっちゃかわいい

こんな風に人のために忙しくされているから、溌剌としなやかに生きられるんだなぁ、とまたまた感動。
ついつい同世代や若い人たちに目が向きがちだけど、本当に目を向けた方がよいのはこうした素敵な人生を積み重ねてきた先輩だな、と この旅で確信しました(笑)

若いだけが良いことではない。
しんどいとき辛いときをちゃんと乗り換えて、爽やかに生きている先輩にもっと学びたい

…と、お母ちゃんのためと思って参加した旅行は私のリフレッシュ旅行になりました(笑)




