人の真価、あるいは本音が表れるのは、
日常では無く、非常時です。
「気品」もまた、その本音と一体化しているものです。
普段相手を立て、慎ましやかに振る舞って居たとしても、なにか非常事態が起こった時、
途端に人に責任をなすりつけ保身に走ったり、自分だけ逃げ出そうとしたり、
動揺して冷静な判断力を失ったりするのであれば、
それまでのメッキは禿げて、しまうのであります。
最大のピンチに見舞われたとき、たとえ汚名を着ることになったとしても、
自分以外の人の幸せと未来への判断を誤らないで居られるとしたら、
たとえ普段の振る舞いがどれほど粗忽であったとしても、
その人が気品あるひとであったことが
明らかになるのでしょう。











