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この闇と光(文庫)

著者/服部まゆみ
※平成13年初版
※平成26年改版初版

~解説~
皆川博子

ダークファンタジーのようでリアルであるような、けして愉しい物語りではないですが、二転三転するストーリーで読み応えある作品でした。
初めて手にした作家サンでしたが、皆川サンの解説付きと文庫の表紙が魅力的で購入しました。
詳しく書くとネタバレになり、未読の方に申し訳ないので控えますが…、
徐々に謎が明らかになるに連れて靄が晴れて真実(現実)が明らかになっていく様が、その真実が、安易なお話にならず深く、複雑で主人公の境遇、心情を考えると切なくなりました。

著者は芸術にも精通されていらしゃった方のようで~プロフィールや皆川サンの解説文から~
音楽、文学、美術と豊富な知識に見識もあり、私σ(^_^)の様に疎い者にも本編で出てくる作品などの描写が解りやすく興味が湧きました。
皆川サンの解説文も興味深く読ませていただきました。

残念な事に著者の方は2007年に永眠。
新作に出逢う機会がなくなってしまいました。(-_-)
でも、良い本に逢えました。文庫化して下さった関係者の方々に感謝します。