毎年1月27日は祝日ではない。が、祝日に値する日である。
1870年(旧暦)1月27日、商船規則により日章旗の原型が決定した。
しかし、日本国の誇りである日章旗の記念日が祝日でないのは残念なことだ。
そもそも、日本の祝日制度は近年その意義が大きく失われつつある。
例えば、2月11日は「建国記念の日」である。この「建国記念の日」は、大日本帝国憲法の制定に因むものではない。
「建国記念の日」は皇紀元年に神武天皇が初代の天皇に即位した「紀元節」に由来するのだ。
また、11月23日は「勤労感謝の日」であるが、元々の由来は宮中行事の「新嘗祭」である。
しかし、戦後の占領政策下で天皇行事・国事行為から祝日が切り離され「勤労感謝の日」に改められた。
自民党は2012年の総選挙において「日本を取り戻す」と主張して大勝した。
本当の意味で「日本を取り戻す」ならば、祝日の回復は急務である。
また、祝日の回復と同時に新たな祝日の制定も検討すべきと考える。
日本人が失いつつある「愛国心」と「自尊心」を取り戻すためである。
以下に祝日の改正案(私案)を載せる。
1月 1日 歳旦祭・元日
1月 3日 元始祭
1月27日 日章旗の日
1月 成人の日
2月11日 紀元節
3月 春分の日
4月29日 昭和の日
5月 1日 勤労感謝の日
5月 3日 憲法記念日
5月 4日 みどりの日
5月 5日 こどもの日
7月 1日 国防の日
7月 海の日
8月31日 大正の日
9月 敬老の日
9月 秋分の日
10月 体育の日
11月 3日 明治の日
11月23日 新嘗祭
12月23日 天皇誕生日
先述した通り、1月27日は日章旗の原型が決定した事に由来して「日章旗の日」を制定する。
その他にも次の通り、祝日の見直しを考える。
1月1日の「元日」に「歳旦祭」を付け加える。
1月3日を「元始祭」として祝日化する。これに伴って1月2日は「国民の休日」となる。
2月11日の「建国記念の日」を改称し、「紀元節」を回復させる。
5月1日のメーデーに「勤労感謝の日」を移動させる。これに伴って、4月30日と5月2日は「国民の休日」となる。
7月1日は1954年に自衛隊が発足したことを記念し、新たに「国防の日」を制定する。
8月31日は大正天皇の御誕生日を記念し、「大正の日」を制定する。
11月3日の「文化の日」を改称し、「明治の日」とする。
11月23日の「勤労感謝の日」を改称し、「新嘗祭」を回復させる。
これらの案は僅か一部に過ぎない。
日本人の「愛国心」と「自尊心」を取り戻すためにも、失われた祝日の回復と意義のある祝日の新規制定を急がねばならないと考える。
