ambition

バグのため、第一章が消えてしまいました(´・ω・`)

第一章の原稿を貼り付けても、なぜか更新が出来ないので

ホームページを作成中です(´・ω・`)

迷惑をかけてしまい、申し訳ありません<m(__)m>

Amebaでブログを始めよう!

第二章 メンテンス 前編


「ここは・・・?」

この場所は分かる。トリックスターという世界のマリンデザート。


「でも何でこんな所に・・・」

PCがいきなり光ったかと思うと、この世界にいた。どう考えてもおかしい。

自分の名前は分かる。ファルセル。

と、そのときー

ヴン、という音が後ろから聞こえた。

後ろを振り返ってみれば、

「ユキ・・・?」

後ろにいたのは、先程リアルで別れた友人。トリックスターの世界で言うなら・・・ユキダルマ。

「ファル?どうしたの?」

「大変なんだよ!実は・・・・」

そしてファルは説明した。

家に帰っていつも通りにトリックスターにログインしようとすると、PCの画面から光が放たれたことを。

そして、目を開けると、この世界にいた・・・という事。

「ふむ・・・つまりファルはトリックスターの世界に実体化したって事?」

「まあ、そうなるのかな・・・」

「んじゃ、試してみる?」

にやり、と嫌な笑みをうかべて、一気にファルの両ほほをひっぱるユキ。

「いっ痛い!いだだだだっ!」

「ごめんなさい、Sなんです」

「そういう問題じゃねえっ!」

そう言うとファルは、強引にユキの腕をつかんで両ほほから離した。

「うあー・・・いってぇー・・・」

ほほをさすりながら文句を言うファル。

「で、気づいた?」

文句は無視して、ユキが質問する。

「へ?何が?」

「私も、どうやらこの世界に実体化したみたいだね」

「あ・・・!」

そう。トリックスターの世界には相手のほほをひっぱる、といった事はできない。

それは、ユキもこの世界に実体化した事を指していた。

「でも、なんで・・・?」

「さぁ?まぁ私もファルと同じで、PCが光を放って、気づいたらここだったよ。」

「ふぅん・・・」

「まぁ、とりあえず聞いてみよう」

「聞くって誰に?」

ほらあそこにいる人」

そう言ってユキはちょいちょいと指をさす。

その先にいたのは、ミランダ。

「とりあえずNPCに声かけた方がいいでしょ」

「まぁこんなことになってるPCは他にいないだろうし・・・」

「というワケで、ファル聞いてきてよ」

「え、僕!?」

「私はイヤだから。大丈夫、ここで見てるから」

「・・・・」

すたすたと、ミランダの所へと歩いていくファル。

「すいませーん」

「トウキョウトッキョキョカキョク・・・」

「あ、あの・・・」

「そこのキミ、コメントお願いします!」

「ダメだな・・・」

はぁとため息をついて、ユキの所へ戻る。

「どうだった?」

「ぜーんぜんダメ。会話すらできないよ」

「そっか・・・。じゃぁべつの事をしよう。呪文を使うとか」

「あ、確かに・・・。Fキー押してクリック、とかできないから・・・」

「そいうこと。ここからならポチとかヤムしかいないし。あそこがワープポータルっぽいし」

そういってミランダを指したように、青白く光る魔法陣を指さす。

「ま、この辺の奴らはノンアクティブだから、いきなりこっちに来るって事もないでしょ?

私も呪文とかに慣れておきたいからね」

「OK。んじゃ・・・行きますか」

そう言って二人は、ワープポータルへと入って行った。




‐数十分後‐




「・・・まぁこんなモンかな」

そうつぶやくファルの周りには、無数のアイテムが散乱していた。

「ユキー!そっちはどう?」

ちらりと横を見る。

辺りに群がるポチ、ヤムをハードグラビティで一蹴しているユキがいた。

「こっちはOK。ファルはスキル全部詠唱できる?」

「ま、困らない程度には」

「そっか・・んじゃ、メガロポリスにでも飛ぶ?」

そう言ってユキは、ファルにケータイを投げた。

「これで飛べるでしょ?んじゃお先に」

言った直後に、シュンという音と共に、ユキがその場から消えた。

「・・・ま、やってみるか・・・えっと、このボタンか・・・?」

ポチポチと、適当にボタンを押すファル。

「お、【メガロポリス広場】。これだな・・・っと」

「GO」のボタンを押すと、ファルがその場から消えた。



‐メガロポリス広場‐




「ここは・・・」

ファルは辺りをキョロキョロと見回す。

(良かった・・・ちゃんとメガロポリス広場に飛べてる・・・)

内心では多少の不安もあったが、ちゃんとワープ出来たことにほっとしていた。

「えーっと・・・ユキは・・・」

「遅―――い!!」

「うわっ!?」

ファルが後ろからチョップをくらう。

「遅いって言われても・・・最初だからこんなもんじゃ・・・」

「まぁ早い遅いはどーでもいいけどさ。とりあえず私のキャンプに入ってよ。あそこにあるから」

「えーっと・・・このキャンプか?」

「そうそう」

「んじゃ・・・おじゃましまーす」

「どうぞー」

ユキとファルはキャンプの中に入る。

「で、これからのことだけど」

ユキはキャンプ内のイスに座って言った。

「明日から、情報を集めに行こうと思うんだ。まぁ目が覚めたときに私がいなかったら、出かけてると思って。」

「明日・・・か。分かった」

「寝るときはあっちのベッドを使って。私のはこっちだから」

「ベッド二つもあったのか・・・」

「ま、昔使ってた奴なんだけどね。とりあえず今日は寝たら?疲れただろうし」

「あー、そうだな・・・んじゃ寝るわ、おやすみ」

「言い忘れてたけど、明日メンテナンスだから。おやすみ」

「そっか・・・そういやぁ今日は月曜日だったな・・・ってもう寝たのかよ・・・」

「Zzz・・・」

ユキからは、寝息が聞こえてきた。

「やることないしもう寝るか・

・・」

そう言ってファルも眠りについた・・・・。

第二章 メンテナンス 中編

‐翌日‐




ふぁぁ・・・よく寝た・・・」

そう言いながら、ごそごそとベッドから出てくるファル。

「あれ、ユキは・・・?」

ちらりと部屋に置いてある机を見る。

その机の上には、「少し出かけてくる。私は朝食を食べたから、ファルも机の上にあるバスケットにパンとジャムが置いてあるから、ジャムを手で塗って食べて。

byユキダルマ」



というメモが残っていた。

「さすがに手で塗って食べるわけにはいかないからな・・・何か塗るものはないかな・・・」

そういって部屋の中を探してみると、程よい大きさのスプーンが見つかったので、

それを使ってジャムを塗り、パンを食べた。

「さーて、これからどうしよう」

そう言った直後、ユキが帰ってきた。

「ただいまー。と、起きてた?」

「あぁ。出かけてたって事は情報収集?」

「そうだよ。まぁ分かったことといえば、この席の時間の流れが現実世界より速いって事かな・・・。それより私は昼食を取りにロースターを狩りたいと思ってるんだ。

お腹もすいてきたしね。」

「分かった」

二人がメガロポリスを歩いていると




♪ピンポンパンパンポーン これより定期メンテナンスを開始します。

キャラクターデータに支障がでる可能性がありますので、ユーザーの皆様は速やかにログアウトしてください ピンポンパンポーン♪




「そっか、今日はメンテの日だったね昨日言ったはずの私が忘れてたよ。」

「メンテが始まったら僕たちどうなるんだ?」

「さぁ・・・私に聞かれてもね。」

「さぁって・・・」

その瞬間、二人の視界は真っ白になった。

「うわっ!?」





「ファル、周りを見てみなよ。」

ファルは辺りを見回した。

「露天が全部消えてるってことは・・・」

「そう。今メンテナンス中ってこと。」

二人は立ち止まっていてもしょうがないということで再び歩き出した。

と、そのときー

「誰か来た!!隠れろ!!」

ユキがそう言って、ファルを近くの屋台に放り込んだ。

「いでっ!?ちょっとユキいきなり何す・・もが!?」

ファルの口を封じたかと思うと、ユキも屋台に入った。

その直後、

動かないはずのNPC、メルとアイラが笑いながら歩いてきた。

それでさ~、さっきHP+2500ついたブラックパルマ売ってくれた冒険者がいたんだよ~」

笑顔でメルに話しかけるアイラ。

「こっちなんか、パック50個も買ってくれたんだよ~、まぁ全部ブランクカードしか入れてないけどwww」

同じく笑顔で話すメル。

「お・・・鬼だ・・・」

思わずユキが口に出す。

「てか、何でNPCが歩いて・・・しかも会話してんの?」

ファルが尋ねる。

「それは多分・・・・」

「ん?」

ユキが何か言おうとすると、すぐ近くからすすり泣く声が聞こえてきた。

ユキとファルが目を向けると、そこにはネイトがうずくまって泣いていた。

「どうして俺は悪い値しか出せないんだ・・・」

「・・・」

「・・・」

二人がさらに奥を見ると、マックスがミランダをナンパしている所だった。

「いいじゃねぇかよ~」

そう言いながら近づくマックス。

「近よらないでよ!!気持ち悪い!!」

その直後、ばしーん!!という大きい音がしたかと思うと、マックスが気絶していた。

どうやらミランダの平手打ちが炸裂したらしい。

「なんだか見てはいけない物を見てしまったような気が・・・」

「だね・・・」

二人でうなずき合うユキとファル。

「まぁいいや。もう誰も来ないようだし、チキンを取りに行こうか」

「そっか・・・チキンを取りに外に出たんだったけ・・・」

第二章 メンテンンス 後編

‐メガロポリス フォーレスト北西‐





「しかしNPCが動いているとはね・・・」

「私も驚きだよ。あり得ないと思ったからね」

話している二人は、後ろからついてくる妖しげな影に気づかなかった。

と、いきなり二人の前に、狸の【キャスト】‐トコロス‐が現れた。

「な。なんだ!?」

驚くファル。

「・・・・・・」

後ずさるユキ。

「・・・計画のためだ。君たちには消えてもらうよ」

そう【キャスト】‐トコロス‐がそう言うと、いきなりカードを投げつけた。

カードが地面に突き刺さり、カードから煙が発生し、煙が消えると、トムベスが現れた。

「!?」

「ハイジョ、カイシ!」

トムベスがファルに殴りかかる。

「うわっ!?」

何とか間一髪の所でかわすファル。

「な、何だよコイツ!!」

そう言うと、ファルは呪文の詠唱を始めた。




虚空に漂うマナよ・・・幾多もの矢の形を成して彼のものを貫け・・・
シャワーオブアロー!



複数の矢が、トムベスへと向かっていく。

だが、それはトムベスの体に当たったが全てはじかれてしまった。

「なっ!?ちょっとユキ、助けてっ…!!」

悲鳴を上げながらファルが後ろを向くと、ユキがまったりと何かを飲んでいた。

「はぁ~、玉露は美味しいな~…」

「何和んどんじゃー!!」

「ん、何?欲しいの~?あげないよ」

突撃してきたトムベスが、後ろを向いていた為反応できなかったファルに直撃する。

「うわっ!?」

ファルの体が吹き飛び、ファルが気絶した。

「…やれやれ」

ユキが立ち上がり、呪文の詠唱を始める



我が怒りに触れし愚かなものよ、

この恨み汝の命によって償われん


Demon Claw

 -悪魔のカギズメ-



ユキが詠唱した瞬間、ユキの周りを黒い霧が包み込む。

その霧がなんと巨大なカギズメのついた手となった。

そしてその手がトムベスに瞬時に近づき、トムベスを切り裂いた。

「ふぅ…さて、【Cast】は…」

きょろきょろと周りを見渡すが、その姿はどこにも見えなかった。

「これ…どうするかな…」

そう言うと、ユキは玉露をドバドバとファルの顔にかけた。

だが、ファルは目覚めない。

「玉露もったいないな~」

はぁ、とため息をつきながら、ユキはファルをうつ伏せにして、キャメルクラッチをかけた。

ファルからメキメキ…という嫌な音が聞こえたかと思うと、

「いってぇーーーーーー!!!」

ファルが目覚めた。

「あ、やっと起きた」

「いてててて…あれ、トムベスは?」

体をさすりながら、ファルが尋ねる。

「あぁ、トムベスは私が倒しておいたよ」

「そっか…つーかさ」

「ん?」

「口の中に苦みが…」

「ふ~ん?気のせいじゃない?」

ファルに気付かれないように、心の中で笑うユキ。

「んー・・あれは何だ?」

ファルが指をさした場所には、一枚のカードが落ちていた。

「これは…」

そのカードを拾うユキ。

「あれ、知ってるの?」

「いや、間違いだったみたいだ」

「そっか…」

「まぁいいや。今日のはキャンプに戻ろうか?」

「あれ、チキンは?」

「キャンプ内に少し残ってたと思う。今日は疲れたから、今度でいいよ」

「わかったー」


-キャンプ内-


「しかし、今日は変わったことばかり起こったな…」

机の横にあるイスに座り、二人は話していた。

「そうだね~」

ユキはどこから持ってきたのか、バーボンを煽りながら言った。

「って、未成年が何飲んでんだ!!」

「小さいことは気にするなよ、漢だろ?」

「…そうですか」

「とりあえず、今日はもう寝よう。私は疲れた」

イスから立ち上がり、ベッドへと歩くユキ。

「あ、ユキ、質問していい?」

ファルは、ユキの背中に声をかける。

「僕は早くこの世界から出て行きたいんだけど…ユキはどう思ってる?」

「私かい?私は…」

ユキは、顔だけをファルに向けて答えた。

「私は別に、どうでもいいよ」

そういってユキは、ベッドに向かって行った。

「どうでもいい…か」

そして、ファルも立ち上がり、ベッドへと歩き出す。

(そういう考え方もあるのか…にしては情報とか集めてるし・・一体、何がしたいんだろう)

考えていると、すぐにベッドにたどり着いた。

「とりあえず、今日はもう寝よう…」

そう言って、ファルは眠りについた。






――あとがき――


かなり遅くなりましたが、こんばんはユキダルマです


4000文字以内じゃないと更新出来ないようなので、

第二章は、前編・中編・後編に分けさせてもらいましたw


骨組みだったらσ(・ω・*)は楽天家な性格のはずなのに

かなりクールな役になっています(´・ω・`)・・・


とりあえず、ブログでの更新はイロイロと面倒なので

ホームページを作ってそこに載せようか今検討中です(`・ω・´)


では(`・ω・´)ノシ