※内容は、私個人の価値観・捉え方です。

 

不妊治療を終了して

何年も経つのに、時々思い出す。

 

みんな同じ事を願って

集まっている独特の空間。

 

当時の私は、

診察室から出て来た方の表情を見ては

その方の結果を勝手にジャッジして、

 

勝手にうらやんでみたり、

自分もそう・・と共感してみたり、

 

感情の揺らぎまくっていた。

 

 

治療を卒業し、

産科に通い始める方を見送る度に

感じていた重苦しい胸の痛みを

今でも時々思い出す。

 

もう何年も前の事なのに。

 

それほど自分の中で、

強い感情だったんだと思う。

 

そんな感情を抱く

自分を認めたくない様な・・。

 

でも今は、

 

そんな感情を抱いて当たり前。

 

そんな自分を卑下する必要なんて

全くない。

 

と思える。

 

 

だって、

本当に赤ちゃんが欲しくて、

 

自分の子どもに逢いたくて、

 

自分の手で抱きしめたかったから。

 

 

そう願う事に誰の許しも要らない。

 

それほど、

自分だけの愛しい存在に

愛情を注ぎたいと願っていたのだから。